*ガガイモ*
ガガイモは、古代から日本人に愛されてきた、つる植物、在来種です。夏に星みたいな花を咲かせ、秋にはふわふわの綿毛を飛ばすので、なんだか絵本の「妖精」っぽいイメージが♪。万葉集にも登場する、日本の古典植物。日本神話(古事記)において、スクナヒコナ(少名毘古那)神が乗った小さな船とかでも出てきます。
名前が、え?って思うようなすごい名前でインパクトすごすぎなんですけど、名前の由来の有力な説はいくつかあります。
①カガミイモ(鏡芋)がなまってガガイモになった=実がパカッと割れて内側が鏡のように光ることからカガミイモ→ガガイモになった
②古名は「カガミ」「カガミグサ」とされていて、カカイモ(茎の芋(あるいは実))が訛った
…などなど。
ただこの植物、古名や地方名もたくさんあって、カガミ、カガミグサ、カガイモ、ガンガラ、ゴンガラ、カガラビ…そして古くから登場してて、何が由来かは明確ではないそうです。
音の変化が長い時間をかけて積み重なった結果、現在の「ガガイモ」になった、という感じが一番有力っぽいです。
さてこの子。万葉集にも登場してます。
「かがみも(=ガガイモ)を つまにおくりて…」(作者不詳)
という歌が万葉集に登場するんですが、
え?なんで蔓を贈るの?!って今の感覚からすると謎ですよねw
当時では、蔓の、他の植物に絡みついて伸びる姿を、
あなたに寄り添いたい
離れたくない
っていう恋心に重ねてメッセージを送っていたそうです。古代は身近な植物を恋の象徴にするのが普通だったんですね。まぁ、相手もその意味がわからないと、思いは通じないんですが⋯w
恋が生活のメインだったのかなぁ。
いまでこそ、ですが、そんな熱烈なメッセージもらったら、逆に引いちゃいそうですね…(笑)

