閉所恐怖とMRI
年に一度のMRI撮影に行ってきた。数年前の人間ドックで膵臓に嚢胞が見つかり、癌化する可能性は低いものの、経過観察が必要となったのである。
MRI装置がどんなものか、説明しなくてもご存知と思うけれど、あの狭く小さなトンネルのようなものの中に体を滑り込ませ撮影するのである。閉所恐怖症にとっては罰ゲームでしかない。
造影剤を飲み終わると、柔らかい素材でできた耳栓を渡される(飛行機で配られるものと同じやつ)。
私はどうやら耳の穴の形が悪いようで、押し込んでもぴたっと収まらない。穴の中で浮いているような感じで、うまく音をシャットダウンできない。
なので、移動しながら音楽を聴く時なんて、とても苦労する。
検査台に横たわると、耳栓の浮いた耳にヘッドフォンを被せられる。この時、不安定な耳栓が抜けることもある。一体、私の耳の穴は人とどう違っているというのだろう⁉️
さあ、いよいよ固定された体がトンネルの中に送り込まれる。
この時、私はいつも思うのだ。
いつか死を迎えて棺桶に入り、火葬場の炉の中に送られる時って、きっとこんな感じなんだろうな、と。
ただでさえ苦手な狭い場所で、何もこんなこと想像しなくてもいいのに、MRI×火葬炉は、もう私の中でセットになっているのだ。
動かせない体で、雑音を聞きながら、撮影が終るのをじっと待つ。
それにしてもMRI撮影というのは、なぜこんなにもうるさいのか。
ガーガー、ピーピー、バンバン、ドンガラガッシャンと、現代の技術をもってしても、ここまで多種多様な騒音をたてなければ撮影できないものだろうか。
撮影中は規則正しく呼吸しなくちゃならんそうなので、眠らないよう、わざと音を出しているとしか思えない。
ともあれ、検査は無事に終了。
朝食抜きなので、腹が減る。
病院近くの気になっていたお蕎麦やさんにピットイン。
天ぷらは注文を受けてから揚げてくれる。
蕎麦は良い。
でも汁がいまいち。
楽しみにしていたのにな。
来月は胃・大腸内視鏡検診。
終わったら、寿司食べてやろうかな。ふふ。
