101 1年生、運動会
小学校で初めての運動会の日。
その日は、まさかの寝坊から始まった。
学校からの電話で目が覚め、「息子さん、まだ来ていません」と言われて、一気に目が覚めた。
慌てて準備を始め、息子は夫に車で先に連れて行ってもらい、私は急いでお弁当作り。義母とは学校で待ち合わせだった。
朝からバタバタのまま、運動会が始まった。
小学校の運動会は、幼稚園の頃よりずっと人数も多く、「本当に小学生になったんだな」と改めて感じた。
徒競走の結果はやっぱりビリだったけれど、それでも最後まで一生懸命走っていた。
ダンスでは、音楽に合わせて体を動かしていて、その姿がとてもかわいかった。
お昼は、幼稚園の頃から仲良しの友達家族の隣にシートを敷いた。
午前の競技が終わると、息子をクラスの席まで迎えに行く。
幼稚園の頃より食べる量も増えていて、おにぎりを頬張りながら、唐揚げ、エビフライ、だし巻き卵、タコさんウィンナー、ミートボール、野菜の肉巻きと、よく食べていた。
デザートは冷やした缶詰のパイナップル。
暑い日だったので、お茶やポカリスエットもたくさん持って行っていた。
お弁当を食べ終わると、友達同士でおやつ交換をして楽しそうにしていた。
午後は息子の出番はなく、リレーに出るクラスメイトを応援していた。
今とは違い、当時の運動会は午後までしっかりあった。
子どもも親もクタクタになるくらい疲れるのに、不思議と楽しかった。
小学校生活に不安も多かった時期だったけれど、運動会で笑っている息子の姿を見て、「ちゃんと学校生活を送れているんだな」と少し安心できた一日だった。
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