97 小学校初めての家庭訪問

家庭訪問が始まった。

まず、支援級の先生が来た。

1人かと思っていたら、4人。

みんなで来た。

正直、「多いな」と思った。

リビングに先生たちが並ぶだけで、少し圧倒されるような空気があった。

支援級での様子や、普通級に行った時の様子を聞いた。

最初の頃は、教室から出て廊下へ走って行ってしまうことがあったこと。

気持ちが切り替えられず、教室に戻るまで時間がかかる日もあったこと。

でも、それも少しずつ減ってきていること。

最近は、落ち着いて過ごせる時間が増えてきていること。

先生の話を聞きながら、

学校ではそんなふうに過ごしているんだなと思った。

家では見えない姿もある。

ちゃんと頑張っている時間もあるのだと感じた。

その後、普通級の先生も来た。

支援級の先生たちはそのまま残っていたので、

気づけば先生が5人と、私。

なんだか面談というより、囲まれているような感覚だった。

人数の多さに少し緊張していたと思う。

普通級の先生からは、

教室から飛び出してしまうことはないこと。

座って授業を受けられていること。

参加できる科目は、クラスメイトと一緒に頑張っていること。

そういう話を聞いた。

思っていたよりも、できていることもあるんだなと思った。

学校から帰って来ると、

「疲れたー」

と言って寝転がってる日もあるけれど、

息子なりに、学校という場所で頑張っていたのだと思う。

学校での様子を聞けたことはよかった。

どんなふうに過ごしているのか。

何が苦手で、何ができているのか。

家にいるだけでは分からない部分も知ることができた。

ただ、

やっぱり先生、多いな。

そんなことも思った家庭訪問だった。

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