167 普通級での授業
5年生になり、息子は普通級で過ごす時間がさらに増えていた。
普通級の先生からは、
「授業中もよく手を挙げて発言していますよ。」
と言われていた。
みんなと一緒に授業を受け、自分の考えを発言する。
息子は、そんな時間を楽しんでいるようだった。
一方、支援級で授業を受けている時は、少し物足りなそうにしていることもあった。
もちろん、支援級が息子にとって必要な時期もあった。
小学校へ入学した頃の息子にとっては、支援級という環境があったからこそ安心して学校生活を送れた部分もあったと思う。
でも、子どもは成長する。
1年生の時に合っていた環境が、5年生になっても同じように合っているとは限らない。
普通級でみんなと一緒に授業を受け、手を挙げて発言している息子。
そんな姿を見ていると、
「今の息子には、普通級で学ぶ時間がもっと必要なのかもしれない。」
そう思うようになっていた。
中学校では普通級へ行きたい。
息子がそう言った気持ちも、少しずつ分かるような気がした。
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