【三重】森に囲まれし聖地「椿大神社(伊勢国一の宮)」‐鈴鹿市‐
【はじめに】
三重県鈴鹿の山の麓…森に囲まれた場所に大きく、悠然と立つ鳥居か見えてきます。
一足中に足を踏み入れると、外界の喧騒から切り離されたかのような静けさが漂っていて、歴史深いこの場所の澄んだ空気が流れているのを肌で感じるのです。
まるで何か緊張の糸が張り詰めているような…そんな錯覚さえ覚える場所は、まさに息をのむほど静謐で神聖な気が満ち満ちている場所です。
今回は全国に広がる猿田彦信仰の根源地でもあり、伊勢国一の宮でもある聖地「椿大神社」(読み方は、つばきおおみわやしろ)をご紹介します🌟
(過去のシリーズはこちら↓)
◎一歩足を踏み入れて感じる空気感
三重県鈴鹿市の西北部、数年前に新しく伸びた新名神の鈴鹿スマート出口から、山の方へと進み10分そこそこで到着する場所に椿大神社は鎮座しています。
駐車場に車を停め、歩いていくと、その周辺から既に独特の空気が流れ、張り詰めた空気を感じてきます。

左手は自動車厄払い
椿大神社の由緒を読むとその歴史は計りしれず、垂仁天皇の代(紀元前)に創建されたとされます。

主祭神は猿田彦大神であり、全国に約2,000社ある猿田彦神社の総本社としても知られる非常に歴史の古い神社です。
また同時に伊勢国の一の宮としても指定され、歴史だけでなく高い格調を併せ持った場所になるのです🌟

神話の天孫降臨の話において、アマテラスの孫であるニニギノミコトを、先日ご紹介し高千穂の地へと案内したのが猿田彦であり、このことから方角開運の神として広く崇敬されています。

まっすぐ続く砂利道の参道は、まさにこの神社の清らかな雰囲気を引き立たせる最高のものです✨️
一歩一歩歩く度に木々に守られているような、そんな気持ちを持つのです。

本殿は木々と比べると小さく見えてしまいますが立派なもの。
羽柴方と織田方の争いの憂き目を見て焼失するなどしましたが、その後再建されて今にその姿を見せています(昭和期再建工事はありましたが)。

建築様式は伊勢神宮に代表される建築様式であり、屋根に千木や鰹木を備え、直線的な屋根の様子を見て取ることができます。

◎別宮にある猿田彦の妻神
本殿のすぐそばに佇む別宮には、猿田彦大神の妻神であるアメノウズメノミコトを祀っている細女本宮があります。

アマノウズメの漢字はさまざまありますが、そのひとつが「天之鈿女命」。
神話の天岩戸開きの際に情熱的な神楽を舞い、天照大神を岩戸から導き出したとされる女神です。

猿田彦との関係性から、良縁成就や夫婦円満の強い守護神としても広く親しまれています🌟

神社内はどの場所を見ても森独特の雰囲気が味わえる非常に素晴らしく落ち着いた場所です✨️
二の鳥居をくぐったあと西奥へと進むと縣主神社が見えてきます。
平安時代の「延喜式神名帳」に記録されている古代の鈴鹿郡十九座のひとつという非常に古い由緒を持つことから、この場に祀られているということです。

最初から最後まで本当に美しく、立派な境内の様子を味わうことができる椿大神社。
近くには会館もあり、ちょっとしたお土産やお食事もできるのが嬉しいところです。
ぜひこの張り詰めた雰囲気で手を合わしてみてくださいね🌟
◎今回ご紹介した場所はこちら✨️
(過去のシリーズはこちら↓)
いいなと思ったら応援しよう!
いつも応援いただきありがとうございます🌟
いただいた大事なチップは取材のため、文章のため、世界の人々とつながるため大事に使わせていただきます。
✨️これからも記事をよろしくお願いいたします✨️