【実録・第1弾】ヘルニア再発。介護や障がい者支援の現場で働く私が痛みの限界から仕事復帰を目指すリアルなプロセス
私は今、61歳・男性です。
介護や障がい者支援の現場で22年働いています。 この仕事をしていると、腰の悩みとは切っても切れない縁があります。
先日、仕事中のふとした動作からヘルニアを再発させてしまいました。 一時は歩くのも厳しい状態になりました。
同じように腰痛と戦いながら現場に立っている仲間がいます。 また、突然の怪我や持病の悪化で不安になっている方もいるはずです。
そうした方々へ向けて、私の経過と復帰へのステップを記録として残します。
1. 痛みの始まりから動けなくなるまでの経過
今回の再発は、いくつかの負担が重なった結果でした。
7月下旬: 車椅子への移乗支援中に「グキッ」と右腰を痛めました。
7月末: 数日後、利用者の飛び出し対応でダッシュしました。 その2〜3日後から、以前患ったヘルニアの症状が再発しました。 左腰から左足裏にかけて、痛み・ツッパリ・痺れが出現したのです。
8月9日: なんとか騙し騙し仕事を続けていました。 しかしこの日の午前、入浴支援の際に激痛が走り、早退せざるを得なくなりました。
8月10日: 整形外科を受診し、ブロック注射を受けました。 しかし即効で完治とはいきませんでした。 現在は左足をひきずる歩き方(跛行)になっています。 かがむ動作や長時間の着座も厳しい状態が続いています。
2. 医療機関と信頼できる整体を頼る
病院での治療と並行して、整体の先生を頼ることにしました。
過去にヘルニアの症状を劇的に改善してくれた、信頼できる先生です。
8月12日、その先生のもとへ施術の予約を入れました。
病院のアプローチ(注射や投薬)では、神経の強い炎症を抑えます。 一方で整体では、体全体の歪みや過度な筋肉の緊張をほぐしてもらいます。
医療と信頼できる施術の両輪でアプローチすることが、痛みを改善する一手になると期待しております。
また、ブロック注射は1回で諦めません。 今後は1週間置きに継続して受けて、経過を見ていこうと考えています。
3. 仕事復帰を阻む「信頼関係と立場」の壁
8月14日、仕事復帰を予定しています。 しかし正直なところ、不安と葛藤でいっぱいです。
もし私が、2〜3年勤めて周りとの信頼関係もしっかり築けている立場であれば話は別です。
「少しの間、軽作業でフォローするよ」と言ったとしても、周りも快く理解してくれるかもしれません。
しかし、私はこの職場に入ってまだ2ヶ月目です。 職員の皆さんは優しい方ばかりです。 それでも、まだ互いに助け合えるだけの十分な信頼関係はできていません。
そんな中で自分だけ軽作業に回れば、他のスタッフに大きな負担がかかります。
現場の職員からも「この人、今後も本当に大丈夫なのかな……」と不信感を生ませてしまう可能性があります。
「周りに迷惑をかけたくない」
「でも、今の状態で無理をすれば身体が壊れる」
中途半端に現場に出て不十分な仕事をするくらいなら、いっそしっかりと休職をした方がいいのかもしれません。
その方が、管理者も勤務表(シフト)を『全員が稼働できる1人分』として計画しやすくなります。
結果として、現場にとっても良いのではないかという思いも頭をよぎります。
だからこそ14日は、自分の今の限界を正直に上司へ伝えます。
かがむ・持つ・移乗・入浴が難しいことを明確にします。
その上で、今の自分の立ち位置でどのような関わり方が可能なのか、あるいはしっかり治すための休職などを挟むべきなのか、誠実に相談してこようと思っています。
4. 万が一に備えて知っておきたい「公的保障制度」
「働けなくなったらどうしよう」という不安を和らげることも大切です。
利用できる公的制度をあらかじめ把握しておくことが、心の支えになります。
傷病手当金(休業時の保障):
業務外の病気やケガで療養が必要となり、連続して3日以上仕事を休んだ場合に支給されます。
4日目から最長1年6ヶ月間にわたり、標準報酬日額の約3分の2を受け取ることができます。雇用保険の基本手当(退職時の保障):
万が一、治療や体調の都合で退職せざるを得なくなった場合も安心です。
一定の要件を満たしていれば、再就職に向けた求職活動期間中に失業手当(基本手当)を受け取ることができます。公的職業訓練制度(再出発・スキルアップの保障):
もし現場仕事が難しくなり方向転換が必要となった場合でも、ハローワークを通じた職業訓練制度があります。
手当を受給しながら、身体に負担の少ないデスクワーク(パソコンスキルや事務、Web技術など)を無料で学び直すことが可能です。
おわりに
今回、藁にもすがる思いで整体の予約を入れました。
施術の様子や、その後の私自身の心境の変化については、また次回の記事でご報告したいと思っております。
同じように痛みを抱えながら現場で頑張っている方々、画面の向こうで見守ってくださる皆さまへ。 温かく見守っていただければ幸いです。
第2弾へとつづく。
