「ランドセルは枕」発言でデパート店員が固まった
店員の呆れた顔が今でも忘れられない。
息子が小学校に上がるとき、
ランドセルを買いにデパートへ行った。
今は、ネットで購入するなどランドセルも
ブランド化している。
当時の私は、ランドセルはどこで買うかなんて
全然調べていなかったので、
デパートに行くもんだろうと思っていた。
デパートのランドセル売り場には、
上品そうな親子連れ。
少なくとも、家みたいに泥だらけで
遊ぶような子ではなさそうな雰囲気だった。
自分が小さい頃は
赤と黒のランドセルだけだったが、
今はいろんな色がある。
Nikeとかのスポーツブランドに
銀色のランドセル。
パステルカラーのランドセルと…
実に色あざやか。
息子は赤が好きだったので、
赤のランドセルを手に取っていた。
金額もピンキリで、上は軽く20万円近く。
基準が全く見当もつかないので、
店員さんに聞いた。
Tシャツにジーンズの私たちにも
店員さんは親切だ。
「6年間使うランドセルは
小さい頃は重いので、軽さが◯g…」
「A4のクリアファイルが入るといいですよ」
と、色々と教えてもらった。
革の質もだいぶ違うらしい。
雨の日のランドセルのケアについても、
色々と教えてくれた。
色も色々あるし、ケアについても
そんなに丁寧にしなくちゃいけないなんて
思いもしなかった。
店員さんは
「毎日使うものなので、傷もつきますけどね。」
と、言った。
そこで、私は言った。
「そうですよね、ランドセルじゃんけんで
道路に放り投げたりとかしますもんね。」
「私や弟はランドセルは最後、
枕にしてた記憶ありますし」
と、笑顔で言った。
さっきまで丁寧に説明してくれていた
店員さんが一瞬止まった。
『……はぁ…?』
と言いたげな顔で、ひきつっている。
「皆さんそれぞれですよね…」
消えそうな声で言っていた。
しまった。
つい間抜けなことを、口走ってしまった。
店員さんの微妙な表情を横目に
そそくさと私たちは、帰ったのである。
その後ランドセルはネットのカバン専門店で購入。
ランドセルを大事にしなさいと、
ずっと息子と娘に言い続けた。
まさか、自分の親がランドセルじゃんけんで、
道路に放り投げたり、家で枕にしてたなんて
口が裂けても言えない。
‥‥これは、一生言わないでおこうと思っている。
本当に痛いし熱くなるんです…
▶ 熱い!痛い!小さいからと、ハラペーニョをなめていた
面白体験あつめました
▶ 実体験エピソード|笑いも、スカッとも、たまに不運も。
現在、脳が沈むようになる「脳脊髄液減少症」で闘病中です。
▶ 1億分の1の病歴~脳脊髄液減少症編~
いいなと思ったら応援しよう!
note片手に美味しい珈琲を飲むときに利用させていただきます