映画🎬愛という名の疑惑(原題:Final Analysis)
映画🎬愛という名の疑惑
(原題:Final Analysis)
製作年:1992年
製作国:アメリカ
監督:フィル・ジョアノー
脚本:ウェズリー・ストリック
キャスト
アイザック・バー:リチャード・ギア
ヘザー・エヴァンズ:キム・ベイシンガー
ダイアナ・ベイラー:ユマ・サーマン
ジミー・エヴァンズ:エリック・ロバーツ
マイク・オブライエン:ポール・ギルフォイル
ハギンズ刑事:キース・デイヴィッド
アラン・ローウェンソール:ロバート・ハーパー
ペペ・カレロ:アグスティン・ロドリゲス
あらすじ
サンフランシスコで診療にあたる精神分析医アイザック・バーは、強迫観念と奇妙な夢に悩む若い女性ダイアナを治療しています。
彼女の心を理解する手がかりを求めて姉のヘザーと面会したアイザックは、その妖艶な美しさと儚げな佇まいに強く惹かれていきます。
ヘザーは暴力的な夫ジミーとの結婚生活に苦しんでいました。
医師として越えてはならない一線を意識しながらも、彼女を救いたいという思いと恋情を切り離せなくなるアイザック。
やがて二人の密かな関係は、ある事件を境に警察の捜査と法廷を巻き込む事態へ発展します。
キム・ベイシンガーとユマ・サーマン。
この二人が姉妹として同じ画面に現れるだけで、なんと贅沢なことでしょう。
ベイシンガーの成熟した色香と、サーマンの若く冷ややかな透明感。
それぞれ異なる美しさが互いを引き立て合う、まさに二大美人女優の饗宴です。
私はもう、二人が視線を交わすたびに画面へ釘づけになりました。
その美貌は物語を華やかに彩りながら、相手の判断を鈍らせ、真実と願望の境目を見えにくくする力として物語の深部に置かれています。
リチャード・ギア演じるアイザックは、人の心を読み解く精神分析医です。冷静で知的な彼がヘザーを前にすると、医師としての理性に「彼女を救いたい」という感情が入り込み、さらに自分こそ彼女を理解できる男でありたいという欲望まで忍び寄ります。
本作を観ていて感じるのは、周到な犯罪が人の弱さに加えて、善意や責任感、知性への自負さえ利用するということです。
相手を欺く者にとって、それらは心の扉を開ける鍵になります。
巧みな嘘を語る以上に、その人がどんな自分でありたいのかを見抜いているのです。
アイザックの知識は、やがて知識を持つ自分への信頼ごと利用されていきます。
その構図に、この映画の冷たい怖さがあります。
霧と雨に濡れたサンフランシスコの風景も、誰の言葉を信じればよいのか分からない物語によく似合います。
ギアの静かな知性、ベイシンガーの危うい官能、サーマンの底知れない眼差し。
愛は人を救う光であると同時に、見たいものだけを映し出す光にもなります。
静かな官能と知略が絡み合う、大人の心理サスペンスです。
愛という仮面の奥で疑惑は静かに微笑んでいる
✨✨✨✨✨
見に来てくださってありがとうございます💕🙏💕
みなさんと映画のお話が出来てとても幸せです💕りさ💕
