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映画🎬デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(原題:Moonage Daydream)

映画🎬デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム
(原題:Moonage Daydream)

製作年:2022年
製作国:アメリカ

監督・脚本:ブレット・モーゲン

出演
デヴィッド・ボウイ(アーカイブ映像・音声)
ミック・ロンソン
トレヴァー・ボルダー
ウディ・ウッドマンシー
マイク・ガーソン ほか

あらすじ
デヴィッド・ボウイが遺した膨大な映像と音声をもとに、その創作と精神世界へ迫る音楽ドキュメンタリーです。
一般的な伝記のように人生を年代順にたどるのではなく、ライブ映像、インタビュー、映画や舞台の断片、本人の言葉を大胆に重ねながら、一人の芸術家が何を見つめ、何を求めて変化し続けたのかを映し出します。
ジギー・スターダストの時代からベルリンでの日々、世界的スターとなった後の姿まで、異なる時代のボウイが時空を越えるように交錯します。



『ムーンエイジ・デイドリーム』は、私にとって忘れがたい映画体験となりました。
デヴィッド・ボウイは、長いあいだ私にとって特別な存在です。
スクリーンの中で語り、歌い、思索する彼を見つめながら、改めてその創造性と、ひとりの人間として歩んだ時間の重さに心を動かされました。

ブレット・モーゲン監督は、ボウイの人生を出来事の連続として説明するのではなく、音楽、言葉、色彩、光、記憶をコラージュするように配置しています。そのため本作には、伝記を「知る」というより、ボウイの思考の内部を漂っているような不思議な感覚があります。

そして、ここに映し出されるのは、最初から自由だった人の姿ではありません。

若くして巨大な名声を手にし、その一方で孤独や不安を抱え、薬物への依存によって心身を危うい場所まで追い込んだ時期もありました。
自ら生み出したイメージや成功が、時に自分自身を縛るものにもなっていきます。
ベルリンへ移ったことも、華麗な変身のひとつというより、自分を立て直し、もう一度創作と向き合うための切実な選択だったように感じます。

ボウイが語る「変化」という言葉には重みがあります。

彼は自由だったというより、自由であり続けるために何度も自分を問い直した人なのだと思います。
ひとつの成功や完成されたイメージに留まらず、ときにはそれまでの自分を壊し、新しい場所へ進んでいく。
その姿には華やかなスター像だけでは語れない、強さと脆さの両方があります。

映像も圧倒的です。
過去のライブ映像と抽象的なイメージが激しく交差し、音楽、肉体、色彩、思想がひとつになって押し寄せてきます。
音楽を「聴く」というより、ボウイが見ていた世界を全身で浴びるような感覚でした。

私は途中、静かに涙が溢れました。

それは悲しみだけでも、憧れだけでもありません。
苦しみや迷いを抱えながら、それでも創造することをやめず、自分の人生を何度も作り直してきた人が確かに存在したことへの感動でした。

鑑賞後に残ったのは、穏やかな前向きさです。

自由とは、何にも縛られずに生きることではなく、迷いながらも自分の感性を手放さないことなのかもしれません。

ボウイが遺したものは数々の名曲だけではなく、人生は何度でも更新できるという、静かで力強い思想だったように思います。


自由とは 与えられるものではなく 何度でも自分を創り直すこと


✨✨✨✨✨

見に来てくださってありがとうございます💕🙏💕
みなさんと映画のお話が出来てとても幸せです💕りさ💕






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