家族が増えた日
念願の妹が生まれて
1ヶ月と少し経った頃のこと。
ある日、いつも通り保育園から帰ってくると、
家の前に4トントラックが停まっていました。
家に入っても、廊下とリビングは段ボールだらけ。
私の部屋もクローゼットも、家中が物置へと化していました…
引っ越してきた老夫婦
私は当時、父、母、妹と、母方の祖母と一緒に住んでいました。
(祖父はこの時すでに亡くなっていました。)
家が建っているのが、母方の血筋が代々受け継いできた土地だったからです。
そこへ突然やってきたのが父方の祖父母。
我が家は、一日にして大家族になってしまいました。
三世代同居というより、どこかの民族が暮らす集落のような状態です。
引越しの理由
当時の私は、
・なぜ、父方祖父母が突然やってきたのが
・なぜ、リビングも私の部屋もクローゼットも、家中段ボールだらけ家具だらけなのか
・いつまでこの状態が続くのか
わからないことだらけでした。
でも、その時は理由を教えてもらえませんでした。
むしろ、私が質問をしたことで
「なぜ引越しのことを説明していないんだ!」
と母が父方祖父母から怒られる始末。
大人になってわかったことですが、
「高齢になってきたから養ってよね」
という理由だったようです。
所謂、居候ということです。
父は長男だったので、跡取りをするということならわかります。
介護が必要になって仕方なく同居、
これもわかります。
でも、
「もうそろそろ隠居したいから〜」
というだけで他人の土地にズカズカと上がり込んでくる人が、どこにいるというのでしょうか…
息子夫婦に同居用の二世帯住宅を建ててもらう親というならまだしも、
この家は母方の祖母も住んでるんですよ⁉︎
将来土地を継ぐはずの母から見ても、
義両親が突然居候なんてとんだ迷惑だと思いますが…
7人家族の生活
妹が生まれて2ヶ月弱。
我が家は7人家族の大所帯になってしまいました。
当然、炊飯器も冷蔵庫も、今までの物では足りません。
一升炊きの炊飯器を倉庫から探し出してきて、
冷蔵庫も一台買い足す始末。
家に主婦がたくさんいても仕方ないということで、
母は産後8週の産休明けと同時に、パートに出ることになりました。
正直、産後8週で現場仕事をしていた母は、体力的にも辛かったと思います。
でも、母は弱音を吐かずによく頑張っていました。
そして、日に日に家事も上手く回せるようになっていきます。
平日昼間は、母はパートへ。
その間の妹の世話は父方祖父担当。
料理と掃除は父方祖母担当。
洗濯と畑仕事は母方祖母担当。
こんな風に役割分担をしながら、新しい生活が始まりました。
しかし、当時の私たちは、これから起こる嫁姑問題も家庭内不和も、まだ知る由もないのでした。。。
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