【ことのは|ツインレイ夢の中】0021|忘れたふり
あの夜のこと
覚えてる?
そう聞いた私に
彼は
少し笑って
覚えてない..…
と
言った
ひどい
そう言いながら
私は心の中で
笑っていた
忘れるわけないやん
夏の夜
若葉の匂い
はじめて触れた唇
朝の坂道の
クラクラする眩しさ
あんな夜を
忘れるわけがないやん
でも彼は
それ以上
なにも言わない
思い出話にしてしまえば
今ここにある
きらめきが
色褪せてしまうこと
思い出も
これからも
私たちには
必要ないってこと
知っているみたいに
だから
忘れたふりをする
覚えていることを
言葉にしないまま
そのかわり
今、こうして
私のそばにいる
多くを語らず
何でもない顔で
迎えに来て
笑って
黙って
そばにいる
そういうところが
ずるいと思うけど
かっこいい
私はまた
問い詰めることもせず
絶対覚えてるくせに
と
胸の中で
ひとり微笑む
忘れたふりと
気づかないふりで
できている
私たちだけの
やさしい
きらきら星の
秘密がいっぱい。
🦄ユニコーンの【ことのは】に遊びにきていただきありがとうございます🌱この「ことのは」は、その日の気分で楽しめる小さな断片です。
🦄翼を持つユニコーンのいろんなマガジンにいろんな世界を置いています。
🌠この断片がどこかでつながって、あなたの世界がチョッピリ拡がって、ほっこり楽しんでいただけたらうれしい🎵😍🎵です
