【2025-26年】40代、スウェーデンで妊娠・出産してみた ~妊娠編~
(こちらは出産育児レポというより、ウプ妻の出産育児の吐露・愚痴に近い内容です。流産などのワードも含まれるため、苦手な方はご遠慮ください。)
これまでの経緯として
我々には日本で出産した娘が2人いるのですが、以前から子供は3人欲しいなぁと考えていました。
が、スウェーデンへ渡航して、仕事、収入、住居などなど不安定な要素をひたすらにサバイブしている日々の中、3人目なんて考えられませんでした。
そうこうしているうちに年齢だけが増えていき、就職、自宅購入とやっと少しホッとできた頃には38歳。しっかり高齢出産の年齢でした。
とは言えここは海外。またイチから出産育児する覚悟もしっかりあったわけでは無いので、ゆる〜く妊活をしていたところ、幸運な事に妊娠していることに気づきました。
うんうん嬉しい。さて、次のステップはどうするのかしら…?
助産師さんBarnmorskaに会ってみよう
職場の近くにあるかかりつけの病院に1177(スウェーデンの公共医療機関)経由でメール。状況報告と助産師さんへの予約を取り付けました。この時点で妊娠9週間。
シンプルに問診と今後の予定と採血、採尿をして、次の予約を決めて終了。
日本の産婦人科のように、医師の診察や超音波検査はまだまだありません。
(うんうん。前情報どおり。医療費がほぼかからない高福祉大国スウェーデン。風邪ひいたら『家で寝てろ』と言われるスウェーデン。過度には期待してはいけない笑)。
最後に、『初期の超音波検査を希望するなら、自費でプライベートの婦人科クリニックへ行ってね?』と言われ、連絡先を教えてもらいました。
んん?なんだそれは??
初めての流産とC-Medical
【先に言ってしまいますが、この時紹介された婦人科クリニック C-Medical に私は救われました。
StockholmとUppsalaに数件ある婦人科の病院です。婦人科はもちろん、不妊治療に力を入れている様子。
スタッフさんもめちゃくちゃ優しくて丁寧!スウェーデンの医療経験のなかでも安心感を一番感じられた病院でした。
予約電話したけど話し中で繋がらなかった…けどすぐ数分後に『どうかしましたか?電話しましたよね?』って掛けなおしてくれたり😭など。
Stockholmなどにお住まいで出産をお考えの方に一候補としてお勧めします。】
かかりつけ病院に行ったその日の午後、少量の出血あり。すぐにかかりつけ助産師さんへメールで連絡したが、返信が来たのは翌日。
『少量の出血はあり得るけれど、増えるようなら前に紹介したプライベートの婦人科クリニックに連絡して超音波検査を受けてね』とのことでした。
残念ながら、その後さらに出血が増えてしまい、結果的に流産してしまったのですが、その診断やケアはかかりつけ病院ではなく、C-Medicalでした。超音波検査と子宮が通常通りの状態に戻ったかの判断など、丁寧な説明と素早い対応で身体と心の負担を軽くしてくれました。
費用も思ったほどではなく、超音波検査の300krくらいだけでした。
あれ?じゃあ、かかりつけ病院ってなに??って思うじゃないですか(笑)この婦人科クリニックでいいじゃないか、と。
いまだにしっくり来てないかかりつけ医という存在(笑)
Uppsalaでかかりつけ医を経由して出産するとすれば、一番シンプルな過程は、
かかりつけ助産師との定期検診(基本問診と血液検査、尿検査)→
基本的に超音波は妊娠中全体で一回→大学病院で出産
私は日本で二人の出産経験をしているので、ある程度は妊娠出産の流れを理解しているから良いのですが、もしこれが一人目だったら不安だろうなー😅と思ってしまいました。
毎回のように超音波検査、胎児の3D写真を撮る、とかやっぱり日本の医療は手厚いなー!と思わざるを得ません。
まぁ、医療費がほぼかからないので、最低限のケアしかしてもらえないのがスウェーデン。
それ以上のケアを望むのであれば、C-Medicalのようなプライベートなクリニックでお金をかけて診てもらいましょう。という考えですね。
(という医療方針のスウェーデンに移住した我々はせっせと筋トレを始め、健康維持に努めるのでした笑)
まぁ。残念ながら流産してしまったのですが、私もウプ夫もアラフォーです。リスクあるのも分かっていましたし、こういう結果も想定できるものでした。
C-Medical 再び
さらに数ヶ月後、2度目の妊娠、しかし再び初期流産。
2度目は異変に気づいた時にすぐC-Medicalに予約を取り、超音波で見てもらいました。前回同様で残念な結果になりましたが、対応して頂いた医師には分かりやすく説明してもらえましたし、私からの質問に対してもクリアな答え。
過剰すぎず、でも充分丁寧な心のケアの言葉もかけてもらいました。
ずっとしくしくもしてられないし、とても優しく対応してもらえましたし、帰り際に元気を出して
「クリスマスにはお酒が飲めるね(笑)!」(この時10月とかだった)と冗談を言ってみると、
『Whoooooo!👊』とグータッチされました(笑)
なんとポジティブで優しい世界。。。

その後、またまたしばらくして今の三女を授かった時に、その医師さんを指名してすぐに診察してもらいました。
『覚えてるよ~!』と言ってもらえたのが嬉しかったです。
ウプサラでは妊婦健診で超音波が基本1回(2025年時点)
ウプサラコミューンでの一般的な妊婦への診察は、一番最初の診察を含めて予定日まで約7回の助産師さんとの問診、初回と中期、(私は鉄の値が低かった為)後期にも血液検査も含みます。尿検査も。
超音波検査は基本的に一回。18-20週の時にAkademiska sjukhuset・大学病院で予約を取ってもらって行います。一般的な超音波検査で、そこで希望すれば性別も教えてもらえます。いわゆる普通の白黒ですが、写真と動画もデジタルで(費用50krだったかな?)もらえます。
予定日以降は、隔週で助産師さんとの面会。
出生前診断、KUB、NIPT
ウプサラコミューンでは40歳以上の妊婦にはKUBという出生前診断が無料で受けられます。KUBとは、超音波検査と血液検査の総合的なスコアで遺伝的な異常がないかを診断します。
私もばっちり高齢出産だったので、KUBを希望しました。(40歳以下の方は希望したら有料で受けられるのかな??)
コミューンで受けれる基本的な超音波検査に加え、12週に超音波検査を受けます(すなわち40歳以上の妊婦さんは2回超音波受けれる!)。
頭や手足の骨の長さ、首の後ろの皮膚の厚みなどを測定して、ダウン症など染色体異常の兆候がないか調べます。加えて年齢や血液検査の結果と総合的なスコアで評価されるのですが、私はやはり年齢からくるスコアが悪くて、遺伝的な問題がある可能性が高い数値がでてしまいました。
そこでさらにウプサラコミューンでは、KUBの数値が悪ければNIPTが無料で受けられます。血液検査でトリソミーなどの染色体異常を検出する検査です。
私は、KUBの超音波の時にその場で
『年齢からくる評価で、スコアが良くない。大丈夫だとは思うけど、希望するならNIPTを無料でうけられるよ。今ここで採血できるよ。』と言われ、すぐに採血してもらいました。
結果は、郵送で来たんだっけ?すみません、忘れましたが、染色体異常は陰性で、そのまま妊娠を継続することになりました。
この時、NIPTの結果が陽性となると、次は希望すれば、羊水採取検査を受けられるはずです。有料だったかしら?すみません忘れてしまいました。
むしろゆるゆる妊婦検診
その後も定期的に助産師さんと面会、妊娠後期くらいからお腹周りの測定と心音をチェックが診察に追加され。
その他は、葉酸サプリ飲みなさい、何を食べたらいいか、準備はどうしたらいいか、出産はAkademiska sjukhusetよ、などの体調報告と雑談、するのがほとんどな病院通いでした。
日本では体重増加に厳しいイメージなんですが、私の助産師さんは全く気にしてませんでしたね。体重測ったのって最初だけくらい??
途中、私から体重測った方がいい?と聞いても
『え?測る??別に測らなくてもいいんだけど…じゃあ測っておくか~!』くらいな項目でした(笑)。
健康経産婦だったから良かったものの。もし、第一子だったり、高血圧や糖尿病だったりリスクのある妊娠だったとしたら、どんな対応をしてもらえたのでしょうか…??日本の手厚い対応を経験していたので、少しだけ日本の医療に思いを馳せてしまうのでした。。。
【次回、出産編!!】
破水してても運転できる!?
麻酔医待って1時間放置!?
深夜3時のFIKAタイム
の3本です😁
