令和9年度 筑波大学 情報学群・情報科学類 編入合格体験記
はじめまして、つよつよ縄文犬です。
この度、筑波大学の情報学群情報科学類に合格したので、それについて適当に語ろうと思います。
この記事はたくさん頑張れないけど合格したい人向けです。1日8時間勉強とか無理じゃんねぶっちゃけ。
それと東大合格体験記の記事から飛んできた人はプロフィールの体格(ゴリラ)を参照してください。
読んでほしい人
結論から言うと、たくさん頑張れない人向けです。
他の合格体験記などを読んでいると「平日でも毎日6~8時間勉強していた」などと書かれていることが多々あります。
無理です。頑張れない人、というより私がそうだ。こんなに勉強できません。それでもなんやかんや上手いことやって筑波に合格できました。本格的な受験勉強の開始は4年生の1月です。1日に8時間勉強などたくさん頑張ることができなくても、勉強を始めるのが遅くなっても、それでもやり方次第では合格することができる。
なので「たくさん頑張れない人」にはぜひ読んでほしいです。
受験という場において頑張れないとか舐めたこと言ってんじゃねぇぞって思うかもしれませんが、この記事に書いてあることが私にとっての精一杯です。手を抜いたわけでもなく本当に本気で挑みました。なので怒らないで。
プロフィール
出身とか席次とか
出身: 岐阜高専 電気情報工学科 電気コース
学年席次
1年次: 5位
2年次: 15位
3年次: 6位
4年次: 16位(平均評定8.3)
席次の変動理由についてなのですが、特に理由はありません。やる気が出るときは頑張って出ないときはサボっていました。また、4年生の席次は後期期末テストを捨ててTOEICに全振りした結果このような順位となりました。
出身の学科について、「電気コース」とありますがこれは岐阜高専電気情報工学科の4年次から選択可能なコースのことです。コース選択は電気コースと情報コースがあり、資格の取得によって得られる実践技術者ポイントと評定が高い順に希望のコースを選ぶことができます。
私は電気の方が授業内容簡単で良いぞと謎の噂を聞いて電気コースに行ったら普通に地獄を見ました。
高専生なら実験という科目がどれだけ厄介なのかということについて嫌というほど分かっていると思います。私は電気コースの実験をしていて回路の読み方がわからない、どういう理論なのかも全くわからない、どの計器や機器が何をするものなのかもわからない、といったわからないだらけの実験を毎週午後6時くらいまで行う…普通に地獄です。
取得している資格
電気主任技術者3種(電験3種)
基本情報技術者
↓TOEICのスコア
4年9月受験 605
4年2月受験 735
4年3月受験 635
4年3月に受けたTOEICのスコアが下がっているのは英語の勉強をきっぱりやめたからです。2月のもので実力を出しきれなかった、満足いかなかったときのための保険で入れていましたが、満足のいく結果に終わったためここで英語の勉強をやめました。たった2週間やらないだけでこれだけスコアが下がるのでなるべく継続して勉強するようにしましょう。
体格(ゴリラ)
同じ高専、というか同学年同じ研究室から東大に行った人がいるのですがそいつの記事内で私のことをゴリラと称して紹介されてるそうです。その記事から飛んできた人向けに体格とかを書いておきます。
身長: 179cm
体重: 全盛期115kg、受験当時101kg
ベンチプレス: 全盛期150kg、受験当時130kg
ぶっちゃけこの体重でこのくらいのパワーを得ることはそんなに難しくありません。また、姿勢が悪いことが影響して腰が痛いためスクワットやデッドリフトなどの種目はやっていません。
私は4年1月、つまりちょうど編入勉強の開始と同時にダイエットを開始しました。115kgもあると流石に母親に「太りすぎだ」と怒られたためです。そこからなんとか頑張って7月中旬には101kgくらいまで落としました。
編入のきっかけ
編入したいと思った理由
私は3年生まで特に進路についてどちらかといえば就職を希望していました。しかし、4年生でインターンシップに参加したとき、自身の好みの職種についてよく分析できていなかったため非常に苦痛に感じました。そのためまだ就職までに時間がほしい、学生でいたい、授業中にゲームできて夏休みも春休みもたっぷりある生活が良い、このような理由から編入をしようと思いました。
筑波大学を志望した理由
前述の通り、私は「電気コース」であったため1月くらいまでは電気系の学部や学科に進もうと考えていました。そこでなんとなく名古屋工業大学や名古屋大学(以下 名大)といった場所を志望していたのですが、調べてみると電気系に行くには物理やら化学が必要でした。当然そんな時間は無く、また電気コースであったからと言って電気系ができるわけでもありませんでした。そんな時、情報コースの友人が名大と筑波大学の情報系の学科について教えてくれました。数学と専門だけ。かつ筑波ならTOEICは730(後に変わることになる)で英語科目満点になる。もちろん情報系だからといって全ての大学が数学と専門と英語だけとは限りませんが、それでも「TOEICを除けば実質2科目で受けられる」という魅力というか誘惑に負け筑波大学を目指すようになりました。
受験校について
受験した大学とその合否
岐阜高専 専攻科: 合格
埼玉大学 電気電子物理工学科: 不合格
筑波大学 情報学群情報科学類: 合格
埼玉大学電気電子物理工学科は数学と面接だけで受けられ、かつ数学もそんなに難易度は高くないのですが、筑波大学では出ない微分方程式の単元を含んでいます。また、数学が100点でないと受からないという噂があり、私は普通に落ちました。
筑波大学の試験科目とその範囲について
数学 微積(級数などを含む)+線形代数
情報基礎 プログラミングのみ
試験科目と範囲については過去問を見ればなんとなく把握できると思います。級数については、そんなに頻繁には出てこないですが出てくると詰む(私は過去問で半分も解けなかった)ので祈りましょう。
気をつけてほしいのは2科目を120分でぶっ通しで受けさせられることです。試験時間は120分。その間に数学大問2つと情報基礎大問2つを解ききらなければなりません。私は実際の試験に慣れるため受験1ヶ月前から毎週土曜日の10:00から12:00まで時間を測って過去問を解いていました。
いつ、何をどう勉強していたか
4年 1月~2月
TOEICの勉強を始めました。4年生の9月に受験したときのスコアは605でしたが、しばらく英語から離れていたのもあって1月中旬あたりに公式問題集10-1を解いたときのスコアは540でした。
TOEICの試験日は2月15日、ちょうど後期期末試験と被っていたためTOEICを優先し、ほぼ全てのテストを40点台で通過しました。
TOEICの勉強法についてなのですが逆張りしてabceedを使っていないなどすごくすごくバカなので普通にabceed使うことをおすすめします。
一応勉強法…というより1日のスケジュールを書いておくので良さそうだと思うものについてはぜひ参考にしてみてください。
土曜日以外

起床後は顔を洗ったりココアを飲んだり音楽を聞くなどしてリラックスする時間に当てています。
その後4時から7時まで土曜日に解いた公式問題集のpart3とpart4についてひたすらシャドーイングしまくります。大体90分やって30分休憩、その後1時間頑張るって感じでやっていました。
19時半から20時半までの間は金フレか金の英文法をやっていました。金フレは1000番まで覚えました。金フレを覚え終えたら、金の英文法に移行しました。
土曜日

起床後は10時まで散歩したりゲームしたり適当な自由時間を過ごしました。
10時から12時に公式問題集を1回分解き、昼食後に採点と見直しを行います。採点と見直しの時間が14:30までとなっていますが、採点が終わり次第自由時間を過ごしています。
基本土曜日に公式問題集を1回分を通しで解く、そして翌週の土曜日までその問題のpart3,4についてのシャドーイングを毎日していました。スケジュールを見てわかると思いますが私は朝型です。この朝型生活は私の本気モードです。夜型の人が真似すると死にます。というか朝型の私でももう2度としたくないと思うくらいには嫌でした。
2月に受験したTOEICについてなのですが、私が4年前期、9月頃に受けたものとは比較にならないくらい難しく感じました。おそらくTOEICは難化し続けると思うので対策は多いほど良いと思います。また、私が使用した公式問題集は10,11,12です。公式問題集ごとにかなり難易度が変わりますが直近のものを使うと確実だと思います。
毎週土曜日に公式問題集を1回分解いて採点を行うのですが、そのスコアでかなり精神がやられます。しかも私の場合なぜか勉強すればするほどスコアが下がっていきました。そのせいで夜に眠れなくなり、「これでほんとに大丈夫なのか?」という不安がずっっっっと消えませんでした。TOEICは唯一受験前にはっきりと実力が数値として見えるものです。そのため他の受験生と比較しやすく、精神を大きく左右しやすいです。なるべく早めに良いスコアを取って精神を安定させたほうがいいです。
4年の春休み
4年春休み時点では数学、プログラミング科目についてほぼ何もしていない、つまりカスみたいな状態でした。しかしそれでも3月上旬はサボった。割とマジで1日の勉強時間が30分程度で上旬を過ごしていた。
転機が訪れたのは3月中旬に見に行った「超かぐや姫!」という映画です。元々2026年2月20日から1週間限定の上映だったようですが、大ヒットしてなんやかんや6月くらいまで上映されてました。
あまりにも神。ただこの一言に尽きる。そして2周目が見たくなるような内容だったため2周目を見に行くためにある課題を設定し、これを春休み終了までにクリアすれば2周目が見られるというようにしました。ご褒美があれば頑張れるよね。
課題というのは編入数学徹底研究(以下徹底研究)、編入の微分積分、編入の線形代数の3冊を2週間以内に全て2周するというもの。
今まで数学に全く触れてこなかったため相当きつい課題でした。最初の1周目は知らないことだらけで1日で2章しか進まないレベル。ただ、これらを進める順番として、微分積分、線形代数の順番はどっちからやっても良いのですが、徹底研究だけは最後にやったほうがいいです。理由としては、微分積分と線形代数である程度下地が作れるというのと単純に徹底研究の難易度がこれら2冊より高いことにあります。
そうしてなんとか自身に課した課題を終わらせ春休み最終日に再び映画を見に行きましたとさ。めでたしめでたし。
春休み下旬の1日のスケジュールを下記に示すので参考までに。

私は大体90分ごとに30分の休憩を取って勉強していました。
頑張れない人向けとは言いましたがここに関してはひたすら頑張ってやりましょう。わからない、問題が解けないから嫌だって思ったら解答を見たりしながら問題を解きましょう。嫌と思ってもやったらやった分だけ理解できる、あるいは解法を覚えられるのでお得です。
正直めっちゃきついです。初見じゃ解けないような問題も多い(と感じた)ので、1周目はほんとに苦戦しまくりでした。というか2周目も普通に苦戦しました。
5年4月
さて、春休みでどうにか数学は固まってきました。この時期は出願期間や要項をまとめていましたが今思うと全く時間の無駄です。筑波大学の出願期間は6月からだったので明らかに早すぎるくらいでした。それでも私はなぜか受験に関する情報を集めたりして満足していました。
色々と調べてわかったことの中で一番重要だなって思ったのは筑波大学のボーダーは英語、情報基礎、数学の3科目を合わせておおよそ250(300点満点中)であるということです。もちろんこれは目安ですし年によって変わるとは思いますがこれは頭に入れておいて損はないと思います。
割と何も勉強していません。でもこの時期は割と余裕がある(と思い込んでいた)ため、特に焦りなどは感じていませんでした。
5年5月
この時期からプログラミングについて触れていきます。4年生で電気コースを選択した私の実力は…超超超超超雑魚です。具体的には以下のような能力。
char型とint型の扱い方の違いに手こずる
ポインタがわからない
↑なんなら構造体すらよくわからない
バブルソートが書けない
箇条書きの中でchar型とint型の扱い方の違いに手こずると書きましたが、自身でも何をどう手こずっていたのかわからないのでこのような曖昧な表現をお許しください。
箇条書きを読んでいてもほんとに全くプログラミングできない人なんだなってのがなんとなくわかると思います。
そこで5月の間は授業内容を振り返ったりAtcoderなどの競技プログラミングでひたすらプログラミングに慣れようとしていました。
授業内容なんて学校によって違うと思うのでとりあえず以下のものを目安にしてください。
printf、scanfの使い方(フォーマット指定子やフィールド幅の設定など)
バブルソート
クイックソート
リストを用いたマージソート
構造体を用いたスタック構造
AtcoderについてはC問題がそれなりに解けるくらいまで仕上げました。当然最初からC問題なんて解けないのでB問題から適当に触れていきました。大体当時の私でB問題1問につき1時間程度、C問題1問につき90分程度の時間をかけて解いていました。いずれにせよそのくらいの時間を超過してもわからなければGeminiに聞き、Geminiが書いてくれたプログラムについてどのような仕様になっているか理解する、というのが一連の流れでした。

上記の画像はAtcoder Problemsというサイトからスクショを撮ってきました。私が解いた問題数についてAC: 19などと表記されています。大体1日に3つくらい、慣れてくるとだんだん短時間で解けるようになるので1日に5つくらい解いた日もあります。
そして5月末に私を絶望の底に突き落とす事実が発覚しました。
絶望(TOEICの満点ライン変更の知らせ)
はい、見出しにある通りTOEICの満点ラインが変わったという噂が流れました。そもそも筑波大学はTOEICの満点ラインについて明記はしていない、つまり前年度の受験者の開示情報から噂のような情報を得るしかないのです。受験者も1000人とかの規模じゃない、100人か多くても150人ぽっちの受験者…つまり「誰か一人がそう言っただけ」でも情報としてはかなり重要なものになる、はずです。筑波大学の得点開示はおおよそ次年度の5月、つまりこの時期になってようやく前年度受験者の得点が開示されるわけです。さて満点ラインが変わるとしたら730の次は大体860です。これにより私の英語の点数は100点から85点まで下がります。今年度も同じくTOEICの満点ラインが変わった状態であるかどうかはわかりませんが、前年度だけ変わるなんて考えにくいので変わったという考えのもとこの先の予定を組み直す必要が出てきてしまいました。
私と同じ目にあわないようにTOEICの点数は850くらいを目指しましょう。
5年6月
絶望を味わい、その状態で入試まで残り1ヶ月半という局面。筑波のボーダー250に対して英語100、数学100、プログラミング50くらいで挑むという私の超完璧な作戦が崩れ去りました。改まった英語の点数は85点。その状態でボーダーに届かせるには数学100、プログラミング65くらいまで上げる必要があります。プログラミング50くらいなら穴埋めだったりをなんとか突き詰めれば行けますが65は記述やら出力の問題あたりが解けないと取れません。
絶望していてももう受験間近ですしTOEICを受け直すことなんてできません。とりあえず今やれることを精一杯やる、そうすれば15点くらい上げられるはずだと考え、本気モード(朝型生活)を再び発動しました。
さて、6月上旬にやった勉強内容としては主に以下のことになります。
「C言語による始めてのアルゴリズム入門」という本(2,8章を除く)
編入数学徹底研究を2周
土曜日に筑波の過去問を1年ずつ
アルゴリズムの本は1周目こそかなり時間をかけましたが2周目以降はかなり楽。3周を超えてくると2日あれば1周できます。結局4周ほどしました。プログラムを暗記するのではなく、プログラムがどう動作していくのかということを理解することに重点を置きましょう。
筑波の過去問に関しては最新の物から遡っていきました。この時点での過去問の出来を以下に示します。また、過去問を解いたとき、点数が英語を含めて260くらいあると余裕が持てて良いのですが私の場合ボーダーの点数を取ることすら難しかったのでボーダーである250を目安に考えていました。
令和8年度
数学: 100
情報基礎: 45令和7年度
数学: 100
情報基礎: 65令和6年度
数学: 100
情報基礎: 55
点数はおおよそGeminiに予想してもらっていました。プログラミングの点数についてなのですが、アルゴリズムの本をやっただけでは所詮インプットのみです。アウトプット、つまり問題演習が無ければ当然問題は解けません。そのため6月下旬には以下のような勉強をしていました。
平成25年度あたりからの筑波の過去問
土曜日に筑波の過去問を1年ずつ
土曜日の演習内容は変わらずです。平成25年度あたりから大体1日3,4年分の情報基礎科目を解き、Geminiで採点、採点が終わり次第見直しをしていきます。言うまでもなくここでもプログラムの動作について考え、理解する必要があると思います。また、気が向いたときに数学科目についても解いています。このとき初めて筑波が級数や数列などを出してくるということを知りました。しかし、難易度があまりにも高すぎて無理ゲーに感じたので対策は後回しにしました。
6月下旬から7月第1週目での過去問の出来を以下に示します。
令和5年度
数学: 50
情報基礎: 75令和4年度
数学: 65
情報基礎: 80
情報基礎科目についてはある程度マシにはなってきました。しかし、筑波の数学は遡るほど難しくなっている(体感)ため、点数の方はあまりよろしくありませんでした。また、令和5年度は数列でした。無理。
正直ボーダーの点数だとしてもかなり上振れの上振れを引いてやっとギリ到達できるかどうか、そんなレベルだったので受からんだろうなぁと諦めモードになっていました。
5年7月(受験1週間前)
とりあえず編入数学徹底研究の級数の単元について演習問題含めて何度かやり直しました。受験のプレッシャーがエグすぎたので勉強はそのくらいにして散歩や昼寝などをたくさんして落ち着くことを優先していました。
受験前日
岐阜から筑波ってかなり遠いんですよね…おおよそ13時頃から移動を開始し、17時あたりにホテルに着きました。ホテルはホテルグランド東雲というところにしました。およそ7000円弱なのでそこまで高くはないはずです。
前日は移動だけで疲れきったので特に勉強などはせず適当にアニメを見ていました。
アニメを見ていても気が紛れないほど緊張していました。どれだけ諦めモードだとしてもここが第一志望先。それに私は今までほぼ全ての過去問で合格ラインを超えていません。そのこともあって気が気じゃありませんでした。
受験当日
当日の朝は適当にコンビニで買った朝ごはんを食べ、受験会場へ。試験前に無駄に疲れるのも嫌だったのでホテルからタクシーで移動しました。
私が受験したときは試験会場に時計が無かったので腕時計は必ず持っていくようにしましょう。
また、当たり前ですが第一志望の大学なんて緊張しまくりです。「問題文をよく読んで答えること」なんて小学生3年生くらいの子でもできます。しかし、受験という場においてはそんなことでも普通にミスります。ミスをしてもある程度は気にしないことが重要でしょう。
試験前はひたすら周りを見ていました。「あの参考書知ってるな」、「うわ知らん参考書やってる絶対賢いやん」みたいなことを考えながら気を紛らわせようとしていました。
試験について
下記に当日の試験についての感想を記します。情報基礎1で詰まったので、数学1→数学2→情報基礎2→情報基礎1の順で解いています。
経過時間 | 大問
~30分 | 数学1
~65分 | 数学2
~75分 | 情報基礎1(中断)
~105分 | 情報基礎2
~終了まで | 情報基礎1(続き)
数学1
極座標変換を用いて面積を求める問題でした。
少し面倒だったのは置換先がsinやcosの3乗だったこと。
面積について第一象限のものだけでいいと記載されていることを見落とし全体の面積を求めていました。
問題文をしっかり読む練習、緊張に慣れる練習をした方がいいです。
数学2
ちょっと見慣れない感じの空間や行列の問題でした。
ある空間を構成するベクトルがあり、それについての正規直交基底とその空間に対して直交する補空間についても同様に正規直交基底を求める…みたいな問題だったと思います。おそらくグラムシュミットを使って解く問題。
この大問に関しては1問だけ計算結果の通分が間に合いませんでしたが値自体は全て合っている自信があります。
情報基礎1
逆ポーランド法によって入力される数式から値を計算して出力するプログラムです。char型とint型の扱いの違いがわからず大混乱しました。数学2を解き終えた直後から解き始めてはいたのですがわからなさすぎて一旦中断、情報基礎2を埋めた後に戻ってきました。
試験終了15分前程度に戻り、全ての問いに解答。戻った後は「なんとなくこうなんじゃないか?」と思い当たったことが的を得ていたのか、おそらく多分記述以外は間違えていないと思います。
情報基礎2
穴埋めがたくさんあり、しかも穴埋め自体も筑波では珍しい選択肢から選んで記号で答えるというもの。これならばプログラムの概要をそんなに読まなくてもある程度答えられるのでかなり救いでした。最後の問題に関しては時間がかかりそうだったので捨てました。
私は正当な難易度付けができるほど実力があるわけではありませんが、体感で数学は直近の令和6,7,8年度と比較しそれらのどれよりも難しい(特に数学2)と感じました。
情報基礎科目は直近のものと比較してもそんなに変わらないかも?という程度の難易度でした。ただなんというか、問題のテイストというか傾向が若干違ったように感じます。
試験終了後は、同じ高専の友達と「大問1のあれ解けた?」みたいなテスト終わりにするありきたりな会話をしていました。同じ高専から受けた友達は2人いたのですが、1人はかなり出来が良かったそうです。また、私が苦戦した情報基礎1については2人とも簡単だったと評しています。「あの問題が簡単…?」ともかくそのような会話をしていく中でとても不安に感じました。
合格発表
埼玉大学
筑波大学の受験後3日くらいで合格発表が出ました。正直何も間違えていないと確信していた私は受かっているだろうと自信を持っていました。しかし、いざ合格発表を見てみると不合格でした。「これ何か違うんかな?」と思い6回くらいページを再読み込みしましたがそこに表示されている結果は無情にも不変でした。「そうか、落ちたのか。」そう思った私は「もう正直筑波とか絶対受からんやん専攻科行こ」と思っていました。
筑波大学
合格発表日に筑波大学に落ちる夢を見ました。縁起が悪いとかそういうレベルじゃないですね。冷や汗が止まらない、泣きたい、合格発表なんか知らない、大学受験なんかしていないことにしたい…といったようにかなり追い詰められていました。その日は2限から学校があり、早めに学校に行って研究室で合格発表を見ました。
運転中はずっと心臓が痛くて視界もなんだか白く染まって見えました。そんな状態の中なんとか研究室に行き、震える手で合格発表の掲示板を除きました。
…なんと掲示板の最後の番号が自分の受験番号と一致していた、つまり受かっていました。もうめっちゃびっくりです。嬉しすぎて研究室の机の周りを10周くらいしながら叫びました。喉が枯れました。何度も受験票と掲示板の番号を見比べ、何枚も写真を撮って写真の方でも番号を確認しました。
最後に
色んな受験生の人が私のスケジュールなどを見たら「受験舐めてんじゃねぇぞとか」だとか「こんな雑魚より俺のほうがやれる、できるわ」なんてきっと思うのでしょう。ですが、これが私の精一杯なんです。私の体験記を読んで、こんなやつよりはできると思えるのならばぜひ上を目指して頑張ってほしい。この体験記を読んで「このくらいならできそうだ。受験に挑戦してみよう」と思ってくれる人がいたら嬉しいです。
使用した参考書
私が触れた参考書はほんとに少ないのでおすすめ度などはありません。全部完璧にやりましょう。でもTOEICに関しては他の人を参考にした方がいいかも。
TOEIC
金のフレーズ
TOEICの勉強をするならこれは欠かせません。英単語はしっかり1000番まで全て覚えましょう。
金の英文法
これを3周くらいするとある程度part5の問題が解けるようになってきます。
金のパッケージ
結構おすすめです。解き方やコツを読み、練習問題でそれに慣れる。また、シャドーイングの練習にもなかなか良かったです。
数学
編入の線形代数 徹底研究
まずはここから始めましょう。そんなに難しくはありませんがベクトル空間など教科書に無いものは割と苦労します。
編入の微分積分 徹底研究
かなり苦戦するとともに時間がかかります。積分1つ解くのに15分くらいかかるうえに間違えると激萎えするので8分くらいで解いて正解しましょう。
また、2変数のテイラー・マクローリン展開やラグランジュの未定乗数法などこちらも教科書に無いものがあるのでしっかり理解しましょう。
編入数学徹底研究
筑波の出題範囲はこの本の1章から13章までです。先の2冊をやっているとある程度類題と例題は解けます。しかし、演習問題に関しては難易度が高い問題が多いため1周目で間違える、わからないという状態であっても大丈夫です。2,3…周と繰り返して全ての例題、類題、演習問題が確実に解けるようにしましょう。
プログラミング
C言語によるはじめてのアルゴリズム入門
とりあえずは写経から始めて、なんでこのコードでこう動くんだろうと思ったらすぐにAIに聞きましょう。2,8章は出ない分野と思われるため私はやっていません。それ以外の部分は全てのコードを何も見ないで書けるレベルまで仕上げました。
AtCoder(Problems)
コンテストで出た問題が掲載されているサイトです。直近の問題の方が難易度が高いためおすすめです。友達と一緒にやっていましたが最初のうちは私が問題文を理解するより早く解かれました。あまりにも大差。
東大の人の記事
あまりにも怪物。ぜひ読んでハートを押してあげてください。
