第14章:「我が家のワールドカップと、まるの尊厳」
ワールドカップの時期になると、うちではちょっとした恒例行事がある。
それは「着せ替えまる選手権」。
ポルトガル、アルゼンチン、そして青いTシャツ。
推し(主にロナウドとメッシ)への愛が爆発した私は、気づけばまるにユニフォーム風の服を着せている。
「はい次ね〜❤️」「きゃー可愛い!」と
一人でテンションが上がる私。
その横で、まるはだんだん疲れ顔になっていく。
なぜか青いTシャツだけ、首元からビリビリ事件が発生した…
🐶「怒り爆発犬、ここに誕生。」
柴犬の尊厳は、限界を迎えていた。
父はたいてい途中で我に返る。
「もうやめてやれよぉ〜……まる嫌がってるよ〜」
その一言で、私は一瞬だけ「あれ?」となる。
でもまたすぐに推し熱が戻ってくるあたりが一番危ない。
結局、まるは毎回付き合わされる。
そして疲れる。
そして時々、退避するまる。

たぶんまる的にはこう思っている。
🐶「今日は何のイベントですか?」
この時期だけ起きる、我が家の小さなワールドカップ騒動である。
…うちの……ロナウドよ……ゴメンよ〜🩷

うちの大会は無事終了しました」
