なぜ僕は、コーヒーを味わうことから現実を変えようとしているのか
変わりたいのに、未来を考えるほど苦しくなる
変わりたい。
でも、変わることを考えた瞬間に、なぜか苦しくなる。
そんなことがあります。
本当は前向きなはずなのに、未来を考えるほど心が重くなる。
未来を描きたいのに、心の奥では「本当にできるのか」と不安になる。
行動した方がいいのは、頭ではわかっている。
でも、「行動しなきゃ」と思うほど、身体が動かなくなる。
行動しなきゃ。
決めなきゃ。
言葉にしなきゃ。
進まなきゃ。
そう考えるほど、いつの間にか未来を握りしめるような義務感に、頭がいっぱいになることがありました。
小さな心地よさを、ずっと軽く見ていた
そんな時に、心地よさを大事にするという考え方に触れました。
日常の、とても身近なことです。
考えてみたら僕にとってそれは、
・コーヒーを味わうこと。
・音楽を聴くこと。
・窓の外の自然を見ること。
・アロマを焚くこと。
・少し散歩すること。
・ドラクエをすること。
こんなことが中心になるかなと思い、実践を始めました。
小さな心地よさ。
今までの僕は、そういう時間を軽く見ていました。
本当はコーヒーも好きだし、音楽も好きだし、ゲームも好きです。
でも、心のどこかで思っていました。
それをしたところで、何が変わるんだろう。
いや、何も変わるわけがない。
コーヒーを飲んでも、収入が増えるわけじゃない。
音楽を聴いても、問題が解決するわけじゃない。
ゲームをしても、現実が前に進むわけじゃない。
ただの気分転換。
ただの息抜き。
生産性のない時間。
そんなふうに、ずっと捉えていました。
心地よさは、すでに変化そのものの一部なのかもしれない
でも今は、その見方を変えています。
好きなことをしている時間に、罪悪感を持たなくていい。
むしろ本気で大事にした方がいい。
なぜなら、その時間に自分が感じている安心感や、充足感や、心地よさそのものが、現実に向かう自分の状態を変えているかもしれないからです。
コーヒーを味わっている時間。
お気に入りの音楽を聴いている時間。
外の景色をぼーっと眺めている時間。
アロマの香りを感じている時間。
ドラクエの世界に少し浸っている時間。
その瞬間、僕はほっとしている。
少し楽にいられている。
少し安心している。
少し満たされている。
それは、未来のための準備というより、
もうその瞬間に、自分の内側の状態が変わっているということなのだと思います。
心地よさで自分を満たすことは、変化の前にある準備ではなく、
すでに変化そのものの一部なのかもしれない。
今、僕はそう捉えています。
これは、余裕のある人が丁寧な暮らしを楽しんでいる、という話ではありません。
行動だけで変わろうとすると、苦しくなることがある
僕はずっと、現実を変えるには行動するしかないと思っていました。
もちろん、行動は大事だと思います。
何もしないまま、ただ願っているだけで現実が変わるとは思えません。
・夢を言葉にすること。
・目標を決めること。
・できることから一歩ずつ動くこと。
その大切さややり方も、僕はコーチングを通して学んできました。
実際、そのおかげで、自分のことを以前よりも少し距離を置いて見られるようになりました。
感情に飲まれそうになっても、戻ってこられるようになってきました。
でも、その一方で、どこかに重さもありました。
前向きに、変わりたいと思っているはずなのに、苦しくなる。
「このままじゃダメだ」と思う気持ちが、いつの間にか自分を追い立てる力になっていく。
気づかないうちに僕は、未来を握りしめるようにして頑張りすぎていました。
変わりたい。
人生を変えていきたい。
でも、その未来に向かう方法が、いつも「もっと頑張る」「もっと行動する」「もっと自分を追い込む」だけだったら、結局苦しくなってしまう。
だからこそ、今の自分の内側の状態を大事にしたいと思うようになりました。
今、頭では何を思考しているのか。
その下で、何を感じているのか。
心は安心しているのか。
それとも、無理やり前向きになろうとしているのか。
思考の下にある感覚。
気分。
感情。
心の奥で本当に感じていること。
そこが、現実の見え方や、行動の選び方に深く関わっているのではないか。大げさに言えば、現実を形づくる要素になっているのではないか。
だから僕は、コーヒーを味わうことから現実を変えようとしている
だからこそ、コーヒーを味わうことを大事にしています。
ただ飲むのではなく、ゆっくりと味わう。
香りを感じる。
温かさを感じる。
今、自分が少しほっとしていることに気づく。
それは、現実から逃げるための時間ではありません。
むしろ、その瞬間にもう、自分の内側で何かが変わっている時間なのだと思っています。
成功してから安心するのではなく、今、安心を感じてみる。
結果が出てから満たされるのではなく、今、小さく満たされてみる。
自由になってから心地よくなるのではなく、今の生活の中に、心地よさを迎え入れてみる。
そうやって、今の自分の中に、望む現実の成分を少しずつ増やしていく。
もちろん、これからも行動は必要です。
でも、その行動が、恐れや不足感から生まれるものではなく、安心や充足感のある状態から自然に出てくるものになったら。
きっと、現実との関わり方も大きく変わっていくのではないかと思っています。
だから僕は今、コーヒーを味わうことから現実を変えようとしています。
大げさに聞こえるかもしれません。
でも、僕にとっては本当にそこからなのです。
力づくで未来をつかみにいく前に、今日の自分を心地よさで満たしてみる。
そういう小さな時間を、もう「意味のない時間」とは扱いません。
心地よさを、ただの気分転換で終わらせない。
その瞬間に感じている安心感や充足感が、今の自分の状態を変えている。
そして、その状態が、これからの現実にもつながっていく。
僕は今、生活の中で確かめ始めています。
これは、「思考の下から、現実を変えていく記録」の最初の記事です。
思考の下で感じていることと、現実の変化との関係を、日常の中で確かめていきたいと思っています。
もし、これまで「意味がない」「生産性がない」と片づけてきた時間の中に、実は自分の状態を変える入口があるとしたら。
あなたにとっての、日常の小さな心地よさは何でしょうか?
