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不動産営業の断り文句切り返し集|地主・空き家・駐車場営業で使える実務トーク



地主さん、空き家所有者、駐車場オーナーを訪問していると、必ず言われる言葉があります。

「今は考えていません」

「知り合いの不動産屋がいるので」

「また何かあればこちらから連絡します」

「家族と相談しておきます」

「売るつもりはありません」

不動産営業をしている人なら、一度は心が折れたことがあると思います。

名刺を渡す前に断られる。
話し始めた瞬間に警戒される。
せっかく登記を取って訪問したのに、30秒で終わる。
何件回っても、同じ断り文句ばかり返ってくる。

すると、だんだん分からなくなります。

自分の営業トークが悪いのか。
訪問先が悪いのか。
そもそも地主営業や空き家営業は無理なのか。
飛び込み営業はもう時代遅れなのか。

でも、現場で見ていると、成果が出る営業と出ない営業の差は、断られないことではありません。

断られた後の返し方です。

不動産営業で失敗する人は、断り文句を「拒絶」と受け取ってしまう

地主営業、空き家営業、駐車場営業でよくある失敗は、断られた瞬間に会話を終わらせてしまうことです。

たとえば、

「今は考えていません」

と言われた時に、

「分かりました。またお願いします」

だけで終わってしまう。

もちろん、しつこくする必要はありません。
むしろ、不動産営業では、しつこさは逆効果になることが多いです。

ただ、断り文句のすべてが、本当の拒絶とは限りません。

「今は考えていません」は、本当に何も考えていない場合もあります。
しかし、急に来た営業に対して、とりあえず出てくる防御の言葉でもあります。

「知り合いの不動産屋がいるので」も同じです。

本当に強い関係の不動産会社がいる場合もあります。
一方で、親戚に一人いる、昔少し相談した会社がある、という程度の場合もあります。

「家族と相談します」も、断り文句である場合と、本当に家族間で整理できていない場合があります。

ここを全部同じように受け取ると、営業は前に進みません。

大事なのは、反論することではありません。

相手の断り文句を受け止めたうえで、売却の話ではなく、整理の話に変えることです。

地主・空き家・駐車場営業では、いきなり売却を迫ると警戒される

不動産営業でよくある入り方があります。

「このあたりで土地を探している方がいまして」

「売却のご予定はありませんか」

「無料で査定できます」

「一度ご相談だけでも」

この言い方が必ず悪いわけではありません。

ただ、初回訪問では順番が早いことが多いです。

相手からすると、急に自宅に来た知らない営業担当者から、財産の話をされている状態です。

しかも、地主さんや空き家所有者にとって、不動産は単なる商品ではありません。

親から引き継いだ土地。
昔住んでいた実家。
先代から続く駐車場。
相続人同士でまだ話ができていない不動産。
固定資産税や管理に困っていても、簡単には口に出せない資産。

そういう背景があります。

それなのに、最初から「売りませんか」と入ると、相手は身構えます。

だから、断り文句が返ってきます。

断り文句への切り返しで大切なのは、説得ではなく温度感の確認

断られた時に、すぐ説得しようとする営業は嫌われます。

「でも、今なら高く売れますよ」

「査定だけなら無料です」

「持っていても税金がかかりますよ」

「相続で揉める前に売った方がいいですよ」

こういう返し方は、理屈として間違っていない場合もあります。

しかし、相手の気持ちが追いついていない段階で言うと、押し売りに聞こえます。

断り文句への切り返しでやるべきことは、説得ではありません。

確認です。

本当に今は何も考えていないのか。
将来的には考える可能性があるのか。
管理で困っていることがあるのか。
家族で話題になったことがあるのか。
他社に相談済みなのか。
相続や税金の話が関係しているのか。

ここを静かに確認できる営業は、次につながります。

無料部分で伝えたい結論

断り文句への切り返しは、うまい言葉で相手を丸め込む技術ではありません。

むしろ逆です。

相手の警戒を下げる。
売却以外の相談口をつくる。
今すぐではなく、次に話せる余地を残す。
相手が話しやすい質問に変える。
無理に詰めず、記録して追客できる状態にする。

これが、不動産営業の実務で使える切り返しです。

この先では、地主・空き家・駐車場営業でよく出る断り文句ごとに、実際に使える返し方をまとめます。

具体的には、

・「今は考えていません」と言われた時
・「売るつもりはありません」と言われた時
・「知り合いの不動産屋がいる」と言われた時
・「家族と相談します」と言われた時
・「資料だけ入れておいて」と言われた時
・「忙しい」と言われた時
・空き家所有者への切り返し
・駐車場オーナーへの切り返し
・地主さんへの切り返し
・次回訪問につなげる一言
・断られた後の記録チェックリスト
・進めていい反応、止まるべき反応

を、そのまま使える形で整理します。

営業現場で迷った時に、保存して何度も見返せる内容にしています。

申込前や契約前のチェックリストではありません。
これは、売買仲介で元付けにつなげるための、訪問営業用の実務トーク集です。

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