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futen_seisuke
[393文字]皇帝の子育て
皇帝ペンギンが絶滅の危機に瀕しているというニュースを見た。温暖化の影響で数が減っているらしい。
その映像の中で、皇帝ペンギンと人間の飼育員が並んでいる姿に思わず目を疑った。
大きい!
ペンギンの中で一番大きいとは知っていたけれど、まさかここまでとは。
背丈は約130センチ、小学校低学年くらいの大きさだという。
さらに驚いたのは、人工孵化で育てる時の飼育員の姿。
雛が人間を親だと思わないように、ペンギンの被り物をかぶり、手にはくちばし型の手袋までしている。
そこまで徹底する努力には頭が下がる。
本当なら、人間が温暖化を招かなければ必要なかったかもしれない努力だと思うと、少し複雑な気持ちにもなる。
でも、そんな人間の工夫をよそに、皇帝ペンギンの雛たちは今日も「この大きな仲間、ちょっと変だけど親かな?」と思っているのかもしれない。
そう考えると、なんだか微笑ましくて、未来の皇帝たちに会いたくなった。
