「血糖値は正常なのに?」──それでもAGEsは増えていく理由 【知ってトクする健康コラム】
健康診断で 「血糖値は正常です」 と言われると、少し安心しますね。
血糖値正常ならば問題ないと思っている人は多いと思います。
しかし最近では、 “正常範囲の血糖値”でも、 体の中で糖化(AGEsの蓄積)が進むことか注目されています。
やっかいなのは、 その変化が健康診断では見えにくいことです。
本当に問題なのは血糖値の“波”
健康診断で測る血糖値は、多くが空腹時です。つまり、 「その日の空腹の状態の数値」 です。でも、体に負担をかけているのは、 食後の急上昇なので空腹時の血糖値だけ見ていても糖化(AGEsの蓄積)は見えてきません。
たとえば、
・朝食を抜いて昼に一気に食べる
・早食いやドカ食い
・運動不足
・ストレスや睡眠不足
こうした生活では、 空腹時血糖は正常でも、 食後だけ血糖値が大きく跳ね上がることがあります。
これが 「血糖値スパイク」 です。
問題は「高いこと」だけではなく、“急に上がること”
AGEsは、血液中の糖がタンパク質に少しずつ影響を与え、変化してできる物質です。
そのため、血糖値が高い状態が長く続くほど、AGEsは形成されやすくなると考えられています。
さらに、食後の急激な血糖上昇「血糖値スパイク」を繰り返すことは、酸化ストレスや血管への負担とも関係しており、糖化が進みやすい環境につながる可能性があります。
そして、問題なのは、変化が自覚症状のないまま静かに進むことです。
つまり、体の中では、
・血管
・コラーゲン
・タンパク質
が少しずつ糖化されて変質していきます。
「正常だから安心」とは言い切れない
最近では、HbA1cや空腹時血糖が正常範囲でも、食後高血糖や血糖値の大きな変動が、血管への負担や動脈硬化の進展と関係すると考えられています。
つまり、健康診断で「正常」と判定されていても、体の中では小さな変化が始まっている可能性がある、ということです。
AGEsは、日々繰り返される血糖変動と関係が深いんです。
AGEsは“生活の履歴”
AGEsは、日々、少しずつ形成されていきます。
もちろん、体の中ではAGEsの分解や排泄も行われています。しかし、加齢や生活習慣の影響によって、作られる量が処理能力を上回ると、蓄積しやすくなると考えられています。
特に、血管や皮膚のコラーゲンのように、入れ替わりの遅い組織では、その影響が長く残りやすいことが知られています。
そのため重要なのは、 「血糖値が高いかどうか」 だけを見ることではありません。
むしろ、
・食後に急激に上がりすぎないか
・血糖値の変動が大きすぎないか
・その状態が毎日繰り返されていないか
という視点も大切になります。
先ほども出できた、
・朝食を抜いて昼に一気に食べる
・早食いやドカ食い
・運動不足
・ストレスや睡眠不足
こうした習慣では、血糖値が大きく変動しやすいです。
AGEsは、こうした日々の食事や生活習慣の積み重ねを反映する、“生活の履歴”のような側面を持っているのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました🙏
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