減量は辛い?
今回は2026年7月に行われるボディビル大会に向けての減量について、少し自分の考えを書いてみます。
私は30代半ばの頃、一度だけJBBFのボディビル大会に出場したくて、減量に挑戦したことがあります。
しかし大会の3ヶ月ほど前に、他県への転勤が急遽決まり、最後までやり切ることができませんでした。
当時は30代ということもあり、知識も経験もまだ浅く、コントロールできない食欲に襲われることが多かったと思います。
いわゆる、食欲を抑えることができず、好きなものを沢山食べてしまう行為です。
「あれはチートデーだったんだ」と自分に言い聞かせて、1週間に1回、ひどい時は3日に1回くらいの頻度でやっていました。
今振り返ると、あれはチートデーというより、ただの食欲のコントロール不足でした。
勿論、そんな日々でしたから、減量が上手くいっている体感はありませんでした。
あれから約15年が経ちました。
現在、大会への出場を目指して減量に取り組んでいます。
正直に言うと、7月の本番に間に合うかどうかはやってみないと分かりません。
ただ後悔がないように、できることは全てやろうと思っています。
そして4月現在は、過去のように沢山食べてしまうといった行為は一度もしていません。
なぜしないで済んでいるのか?
しない理由はシンプルで、この15年間、減量の辛さよりも、はるかに辛い経験をしてきたからではないかと思っています。
2023年、くも膜下出血の療養中に、元妻の宗教問題が原因で、人生2度目の離婚をすることになりました。
「一日でも早く元気になり、家族の一員として戻りたい。」
その一心でリハビリに打ち込んでいた最中に、突然、LINEで離婚をしたいと告げられたんです。
それを機に私の生活は激変します。
まず最初に別居をすることになりました。
溺愛していた生まれたばかりの子どもと引き離され、私はくも膜下出血の後遺症に加えて、重度のうつ病になってしまいました。
離婚を告げられた日から、元妻とは一度も顔を合わせることなく、弁護士からは『個人間のメッセージや電話のやり取りはしないで下さい』と言われ、そのまま離婚調停を迎えることになりました。
これまで一度も喧嘩や言い合いすらしたことのなかった私達が、なぜ戦わなければならないのか。
なぜ、溺愛していた子どもと突然離れ離れにならなければならないのか。
自分は離婚するつもりなどないと、調停の場で訴え続けました。
でも、その訴えも虚しく、離婚という結果になりました。
この突然の出来事による苦しみは、言葉で簡単に説明できるものではありません。
心が真っ二つに引き裂かれたような感覚で、生きる希望をすべて失いました。
当時は、宗教をしている全ての人間に対して憎悪の感情がありましたし、この理不尽さに対して、世の中にいるすべての人からも敵意を感じていました。
私がくも膜下出血になった時に、真っ先に助けてくれたのは親兄弟だったのに、彼らに対してすら、そう感じていたわけですから、当時の私は、鬱病で生きる意味や希望を何もかも失い、離婚を受け入れないといけないという状況を把握することができずに、パニック状態になっていたのだと思います。
あれ以上辛い経験は、もう二度とないのではないかと思っています。
前振りが長くなってしまったのですが、こういった経験をしてから、減量に対する考え方が大きく変わりました。
空腹が辛い。
食欲を我慢するのが苦しい。
これは減量をしてると、事実としてあります。
食欲は人間の三大欲求の一つですからね。
でも、病気で入院してたあの頃と比べるとどうか?
水が飲める。
自分の足で歩ける。
お腹が空いて食欲もある。
そして何よりも大好きなトレーニングができる。
「空腹」を感じていることは、辛さなんかじゃなく、むしろ嬉しい感覚だなと思っています。
※断っておきますが、私はMではありません。
入院中、胃瘻や経管栄養をしてる時は「お腹が空く」という感覚が全くなかったんですよね。
つまり、今の私にとって、この空腹を感じれること自体が、体やメンタルが回復してきた証拠なんだなと思っています。
何が言いたいのかというと、人は本当に辛い経験をすると、基準が大きく変わるんじゃ無いかってことです。
あの時の辛さに比べれば、我慢できることは確実に増えました。
減量は楽じゃ無いですよね。
周りの人にとっては、私が減量してることなんて、全く関係無いのですから、美味しそうな食べ物や飲み物を自分の好きなタイミングで口にしています。
その状況を私自身がどう捉えるのか。
過去の経験をどう使うのかで、その後の考え方や感じ方は大きく変わっていくんだと思っています。
今の私にとって減量は、「我慢」ではなく「確認行為」です。
自分がどこまで戻ってこれたのか。
そして齢50歳を境に、今後どこまでやれるのか。
春先の時期になると、多くの人が減量も進んできて、正直きついと感じることもあると思います。
自分もそうですし、ひょっとしたら途中で崩れることもあるかもしれません。
でも今、自分が挑戦できていることは、どういう状態の中でできているのか。
そう冷静に考えてみると、減量の捉え方が少し変わることもあるかもしれません。
あと3ヶ月頑張ります。
減量が終わったら大好きな彼女とワイナリーデートをする約束をしてるんですよね。
楽しみです。
それではまた。
#減量 #ボディビル #筋トレ #ダイエット #JBBF #コンテスト挑戦 #40代からの挑戦 #継続する力 #メンタル #習慣化 #自己管理 #人生経験 #うつ病からの回復 #くも膜下出血 #リハビリ #生きる力 #再起
