【note分析#1】挨拶だけの記事が伸びてしまう理由を、noteのしくみから考えてみた(仮説メモ)
0|この記事で書きたいこと
最近、noteを眺めていて
「なんで“挨拶記事”のほうが
伸びてるんだろう?」
と首をかしげることが増えました。
一方で、私が個人的に大好きな
1日1つの学びをわかりやすく
教えてくれる記事ちょっとだけ認知負荷はあるけれど、
読めば確実に賢くなる記事
が、数字的には負けている事が多い。
今回、誰かを責めたいわけではなくて、
noteというプラットフォームの
「しくみ」と「インセンティブ」の話として、
一度ちゃんとことばにしておきたいな、
と思って記事を書くことにしました。
1|私の仮説:noteは「交流の多い記事」を推したいサービス
まず前提として、noteはアルゴリズムの
中身を公開していません。
ただ、いろんな解説や
自分の体感を総合すると、
スキの数
コメントの数
ノート内リンクでの行き来
更新頻度
みたいな「交流の量」や「活動の規模」を
けっこう重視しているんじゃないか、
という仮説があります。
実際、私の記事でも
コメント欄が動いたタイミングで
ビュー(表示回数)がぐっと増えるいいやりとりとは言えないコメントでも、
数が増えればビューも伸びる
という現象を何度か経験しました。
ここで大事なのは、
コメントの「中身」までは、
アルゴリズムは判定していない。
ということです。
「こんにちは」「ありがとうございます」も1件
長文の丁寧なディスカッションも1件
ちょっとキツい罵詈雑言も1件
全部「コメント1」としてカウントされる。
この前提に立つと、
見えてくるものがたくさんあります。
2|挨拶ラリーとAIキーワード盛りタイトルの合わせ技
noteを回っていると、
こんなパターンのアカウントを
いくつか見かけます。
記事の内容は、「〇〇さんの記事です」と
紹介リンクをズラッと並べた“応援記事”タイトルには、「生成AI」「画像生成AI」
「ChatGPT」「Gemini」などが
タグのように詰め込まれれている本文には、AIで作った画像が
ペタペタ貼られているけれど、
「どういうプロンプトで、どんな工夫をしたか」
といった説明はほとんどない

つまり事実としては、
たしかに生成AIは「使っている」
でも、使い方や工夫・学びの共有より、
“応援・紹介・挨拶”がメイン
という記事たち。
そこに、
こんにちは、おつかれさまです
今日も大変でしたね
いつもありがとうございます
といった挨拶コメントのラリーが
乗っかっていく。
アルゴリズムから見れば、
AI関連キーワードがたくさん入っていて
コメントもスキも多くて
ノート内リンクで回遊もある
→「なんだか活発な記事」に
見える条件がそろい、実際に、
記事が伸びていることが多いです。
3|それでも私は「ほどよく賢くなる記事」が好きだ
一方で、私が本当に好きな記事は、
ぜんぜん別のタイプです。
ただ現実問題としては、
挨拶記事・応援記事・
キーワードタイトルにてんこ盛り記事
のほうが数字が出やすい、
という傾向がある。
そこでふと、
noteは、いまどんな記事を
増やそうとしているんだろう?
という疑問が顔を出します。
4|プラットフォームとしての「ねじれ」
ここまでを、感情をいったん横に置いて、
構造だけで整理すると
こんな感じになります。
アルゴリズムは「コメント」「スキ」
「タグ」「キーワード」「継続投稿」
といった“反応の多さ”を重視しているっぽいコメントの中身までは判定できないので、
挨拶も罵詈雑言も、丁寧な議論も「1コメント」「ビュー」は“ちゃんと読まれた回数”
だけではなく、タイムラインやおすすめに
“一覧表示された回数”もかなり含んでいそう
この前提に立つと、
挨拶ラリー+応援記事+キーワード盛り
→ 反応が集まりやすい
→ 一覧にも出やすい
→ ビューが伸びる小説や、ちょっと骨太な学び系記事
→ 読むのにエネルギーがいる
→ コメントもつきにくい
→ アルゴリズム的には「地味な記事」に見えやすい
という“数字が伸びる記事”と
“私が読みたい記事”のねじれ
が生まれやすくなります。
6|じゃあ、私はどうするのか
ここまで書いておきながら、
実は一番決めきれていないのは
自分のスタンスです。
挨拶記事を書いたり、
応援記事でノート内リンクをたくさん貼ったり、
AIキーワードをタイトルに盛り込みまくったり、
そうしたほうが、
数字が動くのはほぼ間違いないだろうな、
とも感じています。

一方で、
挨拶だけのアカウントにはなりたくないし、
自分が本当に書きたいのは
「ほどよく賢くなる記事」のほうだ
という気持ちも、同じくらい強くある。
7|おわりに:数字と満足のあいだで揺れながら
「挨拶記事が伸びて、
小説や学び記事が埋もれる」という現象は、
誰か一人のせいでも、
“悪いユーザー”がいるからでもなくて、
しくみと、人間と、欲しい数字が
たまたまそういう形で噛み合ってしまった結果
なのかもしれません。
そのうえで、
私自身はどこまでそれに乗るのか。
どこまで「伸びる技」を使うのか
どこから「自分の美意識」を優先するのか
その線引きは、
まだはっきり決めきれていません。
だから今日のところは、こんな感じで揺れたまま、
メモとして残しておこうと思います。
あなたにとっての「いいnote」は、
どんな記事でしょうか。
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