あとがき【小説書いて泣いてしまう】最後だとわかっていたなら
こんばんはー。橘六花です
今日のあとがきは、自分で書きながら泣いてしまった記事について。
スピンオフを読んでくださった方はすぐ分かると思いますが、
吉田が突然の事故で亡くなってしまい、理華が慟哭している回です。
状況説明が終わった「うそでしょ吉田」からもう涙。(え、一行目…)
きっと皆さんにも覚えがあるのではと思うんですが、
理華にとって、「明日」は当たり前にやってくるものであり、大切な存在である吉田はこれからも変わらず隣にいるはずの人でした。
「お互いに遠回りをして、大人になったいつか『やっぱりお前しかいない』と行き着くはず」という甘い予感を無意識に信じ切っており、未来は自分たちの手の中にあると思い込んでいました。
しかし吉田の死によって、世界を自由に巡り、莫大な資産を手に入れてきた自分たちであっても、「命の終わり」と「不可逆な時間」だけはどうにもできないという事実を、最悪の形で突きつけられます。
金を積んでも時間を戻せない圧倒的な無力感と、パニックによる自我の乖離(自分の泣き声を他人事のように感じる)がその衝撃の深さを物語ります。
一番伝えなければならなかった「好き」という言葉を、ただの一度も口にできないまま永遠にチャンスを奪われたことへの強い苛立ちと後悔。
遺影の中、笑う吉田を前に、言葉にならない痛みを抱えながら、二度と届かない真実の恋心を心の中で打ち明けるしかなくなってしまった絶望の中にいる理華。
もう書きながら涙止まらない。
あまりの熱量に「ご自身の体験?」と読む人が不安になっていた。
そうでした私没入力がすごいんだった。
エルヴィン団長が死んだ時も一日使い物にならなかったし3日は喪に服してましたからね。あ、進撃の巨人の話です
(私は団長推しです)(エリートが好きです)(団長のためなら死ねます)(もし自分が進撃の巨人の世界の中にいたらの話です)
あっ…どうでもいいことを書いてしまった…。
私エルヴィン団長の妻になりたいだなんて高望みはしません(続くの?)
出撃の前日に「団長をっ…お慕い申し上げておりましたっ…」とかなんとか言って胸にすがりいて団長の心にわずかでも爪痕を残せたら本望です。あわよくば抱いてもらいたい。
もう終われ?
そうですね。
話を戻しますね。
私が「誰にも明日が来るなんて保証はないのだ」ということを初めてガツンと思わされたのは
911テロの追悼集会などで朗読され、世界中に広がった有名な詩
『最後だとわかっていたなら』を読んだ時です。
10歳の子を亡くしたお母さんが書いたこの詩はすごく有名で、きっと目にしたことのある方も多いと思います
『最後だとわかっていたなら』
あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたら
わたしはもっとちゃんとカバーをかけて神様にその魂を守ってくださるよう祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって毎日繰り返し見ただろう
あなたは言わなくても分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」とわたしは伝えただろう
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで今日で全てが終わるのだとしたら、わたしは今日どんなにあなたを愛しているか伝えたい
そしてわたしたちは忘れないようにしたい
若い人にも年老いた人にも明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたらあなたは今日を後悔するだろうから
微笑みや 抱擁や キスをするためのほんのちょっとの時間をどうして惜しんだのかと
忙しさを理由にその人の最後の願いとなってしまったことをどうして してあげられなかったのかと
だから 今日あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでもいつまでも大切な存在だということをそっと伝えよう
「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」や「気にしないで」を伝える時を持とう
そうすればもし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから
ええ詩や。
この詩を読んでから、ちょっとだけ意識が変わりました
子供たちが学校に行くとき、もしかしたらこれが最後かもしれないと頭のどこかに置きながら
「いってらっしゃい、気をつけてね」とぎゅうっとハグして送り出していました。
ランドセルをバンバンして「この子を守ってね、今日一日よろしくね」と願を掛けていました。
今は思春期の我が子たちなので背中をポンポンとたたいて、いってらっしゃい、気をつけてね!と送り出します。
たまに「ぎゅうしよっ!」と手を広げると高2息子も中3娘も「はいはい」と言いながらハグを返してくれます。
ハグは日常、と幼い頃から仕込んできた成果です。やりました。
ちなみに薄明でも泣いた回があった。
この回。
茉莉が櫂とのエッチのあと彼の胸で泣きじゃくりながら自分の情けなさや未熟さ、悔しさを吐露していくとこ。
うんうん茉莉つらかったね、櫂に言えて聞いてもらえて良かったね😭と号泣。
絶対私しか泣いてない。(知ってる)
でもね自分の作った小説にこんなに感情移入出来るって幸せだなと思って。
こんな経験出来て本当に幸せ。
小説を書いて良かったことのひとつです。
ちなみに夫にもいってらっしゃいの時にフランス人みたいにビズ&ハグをしていたのですが、喧嘩するとすぐ無視されるので腹立ってやめました。
復活すべきなのはわかってる。素直になるのって難しいですね。
まあセックスしてるからいっか…
(あれは気持ちを肌で感じますからね)
さて明日はいよいよあとがきも最後かなー。
スピンオフ『九条稜真の恋』の官能表現について。
性描写を一切せずに官能シーンを描けるのか?!にチャレンジした話です。
お手本にしてみた文章なども。
ではまた明日!
