滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)その49@ハロウィンEp.1
■ いつもとは趣向を変えて、オーダーを受けて撮影することに
映像制作会社の代表兼プロデューサーが、2024年4月に自社の設備投資としてシネマラインであるSONY FX3やレンズ、その他周辺機材を購入したところ、なぜか「ポートレート<写真>撮影欲」が滾ってしまい、この「滾る感情」を吐き出すために、ポートレート作例をアップしていくシリーズです。
今回のモデルは、「滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)その31、33、39、40、41、43、44、45」と「番外編その14」でモデルを依頼した素人の知人女性(いちおう匿名)で、8回目の撮影となります(その40と41、その43と44は同日撮影)。
これまで、この方をモデルに起用して撮影する際には、こちらからモデルを依頼して撮影してきましたが、今回はモデルを依頼するつもりで日程調整の連絡をしてみたら、逆にオーダーを受けて撮影することになりました。というわけで、いつもの撮影とは趣向を変えた作例をご紹介します。
↓同日のハロウィン撮影Ep.2も記事化しました。こちらもご覧ください。
■ ハロウィン用コスチュームを撮影
オーダーというのは、ハロウィン用コスチュームの撮影です。
この方をモデルに起用している記事では何度も書いてきましたが、今回のモデルについて改めて説明しますと、この方は、「撮影に慣れていない、笑顔を作るのが苦手」ということだったのですが、私の方から「どうしても撮影させて欲しい」と頼み込んでモデルになってもらっている素人の知人女性です。
「笑顔を作ったり無理やりポーズをとる必要はなし、ただレンズの前に立っているだけで良い、ただし顔や身体の角度に対して細かく指示を出す、そして撮り始めたらOKというまで動かないで」という依頼内容で撮影してきました。
ただし、今回はハロウィン用コスチュームを着たところを撮影して欲しい、というオーダーでしたので、これまでの撮影とは異なり、色々なポーズや表情をつけて撮影しました。最近の私自身の傾向として、ポートレート写真にありがちな変なポーズはさせず、カメラの前で何もしないさせないことで、「1枚の写真から物語を駆動させる」ことを考えていますが、ハロウィン用コスチュームの写真では駆動させる必要がないので、「とにかく可愛く」をテーマに撮りました。
そのため、結構な数の笑顔のカットも仕上げたのですが、モデル本人の審査で「笑顔は可愛くない」という理由で弾かれてしまいました。そんなことないのに。
■ コスプレ写真でも1X.comでAwardを獲得(追記)
今回の撮影で気に入った写真を何枚か1Xに投稿してみたところ、AwardどころかPublishすらされず、見事に撃沈しました。
コスプレイヤーの本格的なコスプレ写真ではなく、素人がハロウィンではしゃいでいるだけのコスプレ写真と、世界的な視点でみたポートレート写真はそもそも文脈が違うことはわかってはいますが、なんとか1Xのヘッドキュレーターに認めさせようと考えて、縦構図の写真を横構図に変更して現像しなおした写真でAwardをとることができました。嬉しい。
撮る技術だけでなく、現像時のトリミングやレタッチの能力を認めてもらったような嬉しさです。
↓Award作品の紹介で詳しく説明しています
■ 新しい撮影体験をしていたら、すぐギュンギュンのバキバキ(多分フォトグラファーズハイ)に
普段の撮影では、「撮影時に見たままの風景を再現したい」という意識は全くなく、むしろ私自身の網膜の性能や画像記憶能力を信頼していないので、撮影した画像を素材として考えています。そして、撮影した素材を使って「私が思い描く美しさ」を表現したいと考えRAW現像しているわけですが、今回の撮影は私自身の作品というよりも、あくまで依頼を受けての撮影です。こうしたテーマでは撮影したことがなかったので、脳の使い所が違う感覚があり、またしても先日のスタジオ撮影と同様に、脳がギュンギュン回転していく感覚がありました。これをフォトグラファーズハイというのだと思いますが、知人のプロカメラマン/フォトグラファーには質問したことがないのでわかりません。
このギュンギュン状態になると、時間がいつもよりも濃密に流れていく感覚になります。時間の密度が濃い感覚というか。
イタリア出身の理論物理学者カルロ・ロヴェッリの著書「時間は存在しない」を愛読している私は、今回の撮影でも、「おぉ、カルロが言っていた時間の存在と不在についての考察はあっているのかもしれない・・・」と、シャッターを押しながら、勝手に目がバキバキになっていたと思います。ごめん。
■ 使用機材紹介
Camera:SONY α7IV
Lens:SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art
SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB
Camera Bag:PeakDesign Everyday Sling 10L
・Camera:SONY α7IV
・Lens:SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art
・SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 512GB
・Camera Bag: PeakDesign Everyday Sling 10L
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■ 作例紹介
オリジナルで作ったプリセット「Resonance最高美肌(仮称)」を当ててから、さらにスタジオ撮影用に作った「Resonance最高スタジオ(仮称)」を重ねてあります。
その後、各写真に合わせてカラーグレーディング&トリミングし、写真によっては、お顔のパーツ単位でマスクを切って調整しています。いつもよりも、アホ毛やしみそばかすの除去、肌色の透明感を出す作業は、入念に行いました。
かわいい感じのハウススタジオでの撮影も考えたのですが、「写真が部屋の作りに依存してしまう(誤解を恐れずにいれば、誰が撮っても同じテイストになってしまう)」と考え、あえて普通の白ホリスタジオでピンクバックで撮影しました。とはいえ、ピンクバックだけでは寂しいかもしれないと考え、赤やピンクの花びらや風船などを用意しました。
普段はしないことですが、今回は2タイプのカラーグレーディングで納品しました。全体的に淡いカラーで仕上げたタイプと、以下で掲載している比較的ピンクを強く出したタイプです。ピンクを強く、と言ってもモデル本人の雰囲気には強すぎるビビッドなピンクは合わないと感じたので、この程度に抑えました。
2タイプ納品した結果、モデル本人が後者を気に入ってくれたので、ここではピンクを強く出したタイプを掲載します。
※オーダーを受けて撮影した写真ですが、モデル本人からInstaやnoteなど各種SNSでの掲載許可を得ています。














■ 最後に
「滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)その49」をご覧いただき、ありがとうございます。
このアカウントでは、映像・デジタルコンテンツ制作会社の代表兼プロデューサー/プランナーが、自らポートレート撮影のカメラマンとしてクライアントワークを受注することを初期目標に設定し、新規事業化を目指すべく、ポートレート撮影の作例をあげていきますので、よろしくお願い致します。
そして、こちらのnoteと同じく、ポートレート撮影の作例をあげていくInstagram アカウントも開設しました。是非ご覧になってください。
https://www.instagram.com/resonance_portrait/
よろしくお願い致します。
