【FWPL-101】事故のヒアリングで最初に整理している3つのこと
「相手が急に出てきたんです。」
「私は止まっていました。」
事故後のヒアリングでは、このようなお話を伺うことが少なくありません。
もちろん、それ自体が大切な情報です。
しかし、私たちが最初に確認するのは、「誰が悪いのか」ではありません。
まず整理するのは、次の3つです。
1.何が、いつ起きたのか(時系列)
事故の説明は、感情や結論から始まることがあります。
「急に出てきた。」
「気づかなかった。」
「止まっていた。」
しかし、その前後には必ず出来事があります。
・いつ相手に気づいたのか
・どこでブレーキを踏んだのか
・どのように接触したのか
出来事を順番に並べていくことで、状況が整理されていきます。
2.誰が、何を見ていたのか
同じ事故でも、人によって見えていたものは異なります。
運転席から見えていた景色。
気づいたタイミング。
認識していた危険。
それぞれを分けて整理することで、「認識の違い」が見えてくることがあります。
3.他の情報と照らし合わせる
ヒアリングは大切ですが、それだけで終わるわけではありません。
必要に応じて、
・ドライブレコーダー映像
・現場状況
・車両の損傷状況
など、他の情報と照らし合わせながら整理していきます。
事故の調査というと、「誰が正しいのかを決める仕事」と思われることがあります。
しかし実際には、最初に必要なのは、情報を一つずつ整理することです。
人の話、映像、現場、物理的な情報。
それぞれを丁寧に確認し、第三者にも伝わる形にまとめていく。
それが、私たちが日々行っている仕事です。
事故は突然起こります。
だからこそ、慌てて結論を出すのではなく、「何が、いつ起きたのか」を整理することが、次の一歩につながるのだと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
交通事故は突然起こります。
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