朝が変わる!Claude CodeでXブクマをNotebookLM音声化する自動化フロー
こんにちは、れん学長です(2026年4月30日時点)。
Xのブックマーク、ためてませんか?
気になる投稿はとりあえずブクマする、でも後で見返すかというと結局見返さない。
あの「ブクマしたけど読み返してない山」って、けっこう罪悪感ありませんか?
せっかく価値ありそうって思って残した情報なのに、流れて消えていく。
私もまさにそうだったんですけど、AI界隈で見かけたあるツイートをヒントに、これを解決する仕組みをClaude Code と対話しながら2日くらいで組んだので、その全貌を共有します。

一言でいうと、毎朝起きると、昨日までのブクマが15分のAIラジオ番組になってスマホで聞ける、そういう仕組みです。
この記事では3つお伝えします。
なぜこれを作ったのか
できあがった仕組みの概要
想定している朝の運用イメージと、これからの運用ポイント
読み終わる頃には、「ブクマした情報を流さずに自分の血肉にする方法」のイメージが具体的に手に入ります。
なぜ作ったのか

きっかけは、AI界隈で有名なチャエンさんという方の投稿でした。「ブクマするだけで、自動でX投稿の下書きを量産してくれる仕組み」を自作した、という内容。
これを見た瞬間「あ、めっちゃ面白い」と思って、自分用にカスタムしようと考えたんですね。
元の投稿はこちら:
ブックマークするだけで、自動でX投稿を作りまくれるフローを構築。
— チャエン デジライズ CEO (@masahirochaen) April 23, 2026
しかも自分の投稿を自動で学習して文章改善もしてくれる。
仕組みはClaude Code + Typefully APIで下書きを自動量産。
ニーズあれば解説動画かnoteを作ろうかと思います。 個社別で構築も可能です。
■ 全体フロー… pic.twitter.com/WtHzG730FU
ただ、私の場合は下書き量産が欲しいわけじゃなかった。X運用は今のスタイルでいい。
じゃあ何が欲しかったかというと、2つあったんですよ。
1つ目は「学習」です。ブクマしたAI関連の最新情報、ちゃんと頭に入れたい。でも記事を後から読み返すのって、なかなか時間取れないじゃないですか。お風呂中も家事中も、読書には向かない。だったら音声化してくれて、朝の支度しながら聞ければ、無理なく消化できる。
2つ目はもっと大事で、「コンテンツ化のトリガー」が欲しかったんです。学習だけじゃなく、そこから「あ、これ自分も試してみたい」「これ動画ネタにできそう」というのを見つけて、さらに深掘りしたい。
Xのブクマって、流し見した瞬間は気になるんだけど、後で振り返らないからアイデアの種が眠ったまま消えていくんですよね。これを、朝のAI音声で「あ、こういう投稿があったな」って自然に思い出せれば、自分の動画ネタやnote記事ネタに繋がりやすい。
要は、インプットとアウトプットがちゃんと連動する仕組みが欲しかった、ということです。
できあがった仕組み

ちなみに、最初はチャエンさんと同じくXの公式APIを使う方法も考えたんですよ。でも、XのBookmarks APIって有料プランが必要で、一番安い枠でも月100ドル前後(約1.5万円)からと、個人運用にはちょっとハードな価格なんですよね。なので今回はAPIを使わず、普段使ってるChromeをそのまま流用する方式に振りました。
中心になるのは、Googleの「NotebookLM」というサービスです。資料を放り込むと、Deep Diveという機能で2人のAIが対談形式でまとめてくれて、ラジオ番組みたいに10〜15分の音声を生成してくれる。これがとにかく聞きやすい。だから、これを毎日のブクマぶんで自動的に作る、というのを目指して仕組みを組みました。
ざっくり3段階です。技術の細かい話は最後にちょっと触れます。
最初のステップは、毎朝6時に裏で勝手にブクマを取りに行く仕組み。普段使ってるChromeで私がXにログインしてる状態を流用して、Macの中の自動化ツールが裏でこっそりブクマページを開いて、新しくブクマした投稿を全部リストアップします。Mac自体もスリープから6時前に自動で起きるように設定してあるので、私は寝てる間に作業が進んでるんです。
次が深掘りステップ。ブクマしたツイート1件だけだと情報量が薄いので、いろいろ補強します。
リンク先の記事があれば、その本文を全部抜き出す
返信ツイートだったら、親ツイートを辿る
連投スレッドだったら、続きの投稿も全部つなげる
画像があれば全部ダウンロード
つまり1ブクマあたりで、その周辺の関連情報全部が手元に揃う状態を作るんですね。これがないと、Deep Diveの中身もペラペラになってしまうので大事な工程です。
最後に、揃えた資料をNotebookLMに渡してDeep Dive音声を生成。当日のブクマぶんで作って、自分のNotebookLMアカウントのノートに置く。あとはスマホのNotebookLMアプリで開けば再生できる。
ここまで全部、私が寝てる間に裏で完了します。朝起きてスマホを見ると、当日のノートができあがってる、というわけです。
朝の流れ(想定)

これからの運用なので、まだ実体験として固まっているわけじゃないんですが、想定している流れはこんな感じです。
起床してシャワーを浴びる、その間にスマホと連携してるスピーカーで Deep Dive を流す。あるいは通勤の車内で聞く。「今日のブクマは○○についてですね」「特に○○の話題は注目です」みたいに、2人のAIが10〜15分対談してくれる。朝の出かける支度のスキマ時間でちょうど消化できる長さです。
普通の文字要約と違って、対談形式だから情報が頭に残る。「あ、この投稿は深掘りしたいな」というのも自然に浮かぶはず。気になったやつは、そのままX のブクマに戻って原文を確認したり、後でnote記事や動画のネタに昇格させたりする予定です。
実際の体感は運用しながら掴んでいくところなので、また別の機会に「やってみたら○○だった」を共有しますね。
ここが良さそうなところ

4つ挙げます。
1つ目、インプット時間を自動化に肩代わりさせられる。X の情報摂取って意外と時間使うんですよ。気になる投稿を読み返す時間、リンク先の記事を読む時間、スレッド全部追う時間。これ全部、朝のスキマ時間の音声で消化できる。家事や通勤と並行できるのが大きい。
2つ目、対談形式のエンタメ性。ただの要約だと飽きるんですけど、2人で「これすごいですね」「ここが面白いポイントです」って盛り上がってくれるから、聞いてて楽しい。
3つ目、コンテンツ化のトリガーになる。音声を聞きながら「あ、これは自分でもやってみたい」と思ったやつだけをピックアップして、後から深掘りに進める。アイデアの種を眠らせない動線ができるのが嬉しいポイントです。
4つ目、深掘りの素材がもう手元に揃ってる。これが地味にデカいんですよ。Xのスレッド型の長い投稿って、コピーしようとしても何度もタップしなきゃいけないし、画像保存も1枚ずつでめんどくさいじゃないですか。でもこの仕組みだと、スレッド全文も画像もリンク先記事の本文も、全部Markdownファイルとして自分のPCに揃ってる。だから「これ動画ネタにしたい」と思った瞬間、素材集めから始めなくていい。アイデアと素材が同時に手に入るので、コンテンツ化までのハードルがグッと下がります。
ここはハマった

技術的に詰まったポイントを少しだけ。
1つ目は、Xの自動操作対策。ブラウザを自動で動かして情報を取りに行こうとすると、X側に「これ人間じゃないな」と検知されてブロックされるんです。普通にログインフローを踏もうとしても進まなかった。これを回避するために、自分が普段使ってるChromeに保存されてるログイン情報をそのまま流用する作戦にしたら、すんなり通せました。
2つ目はMacのスリープ問題。寝てる間にMac全体が寝てると仕組みも止まる。Macには「指定時刻に自動で起動する」設定(pmsetコマンドで指定できるやつです)があるので、6時5分前に勝手に起きるようにしました。
3つ目は通知が出ない問題。仕組みが失敗した時に通知出したかったんですが、Macの新しいOSは通知の許可が厳しくて、ふつうのスクリプトからの通知はブロックされる。terminal-notifierという専用ツールを使ったら通りました。
このあたり、もし配布版作るなら全部ガイド込みで配る形にしたいなと思ってます。
AIと対話で組んでみて

ちなみに今回の仕組み、私はほとんどコードを自分で書いてないんです。Claude Codeに「Xのブクマを毎朝NotebookLMに流したい」と相談して、設計から実装まで一緒に進めました。
PlaywrightでXにアクセスする方法、Macの起動設定、通知の出し方、X側のbot検知の回避方法。詰まる度に「これどうする?」と聞くと、複数の選択肢とトレードオフを返してくれる。それを見て判断して進める、というキャッチボールで2日でできました。
「コード書ける人じゃないと無理かも」と思いがちな自動化系の仕組みでも、AIと対話で進めればハードルがグッと下がる。実装中に詰まったときも、AIと一緒にデバッグできるから孤独な試行錯誤じゃなくなる。これが地味だけど大きな手応えでした。
こういう使い方もできそう

私はAIニュース系のブクマで使ってますが、他にもいろいろ応用効くと思います。
副業ネタの収集として。気になるビジネスアカウントの投稿をブクマしておくと、毎朝その周辺情報を含めた音声まとめが手に入る。
英語学習として。海外のテックインフルエンサーをブクマしておくと、NotebookLMが対談形式で要約してくれる音声が作れる。NotebookLMは多言語対応してるので、日本語要約もできるんですよ。
業界調査として。特定領域のキーパーソンを定点観測したい時に、毎朝の音声でキャッチアップできる。
要は「自分が興味あるけど読み切れてない情報源」を、AIに肩代わりさせる、という構造はあらゆる用途に使えそうです。
動画で見たい方へ

記事だけだとイメージしにくい部分、ありますよね。
特に「朝の運用フロー(実際にスマホで再生してる様子)」と「Deep Dive音声のサンプル」は、画面と音で見た方がわかりやすいです。
仕組みの全体像を図解で見せたり、実際にAIラジオがどんな対談になるかを聞いてもらった方が、「あ、これ便利かも」が伝わりやすいかなと思ってます。
動画はこちら👇️
まとめ

毎朝のXブクマを、AIに自動で15分のラジオ番組にしてもらう仕組みを作った話でした。
要点は3つ。
読み返さずに聞いて消化できる
聞きながら深掘りネタが見つかる
朝起きると毎日できあがってる(完全自動)
私の中の核心は、「AIに下書きを書かせる」じゃなく「AIに自分のインプット時間を肩代わりさせる」という方向性に手応えがあったこと、ですね。
次の一歩として、もしあなたも同じことやってみたい場合は、まずNotebookLMに馴染むところから始めるのがおすすめです。手元のPDFや記事を1つ放り込んでDeep Dive音声を聞いてみる。これが心地よければ、自動化の価値も腹落ちしやすいと思います。
この記事が参考になったら、いいねやフォローで応援してくれると嬉しいです。次回も自動化系のネタを書く予定なので、フォローしておくと最新の実験記録がキャッチアップできます。
それから配布の話なんですが、このツール、全部自分用に作ったので今のままだと他の方の環境では動きません。ファイルパスが私の環境固定だったり、設定が個人特化だったり、というのがネックです。
ただ、もし「同じことやりたい」という方が一定数集まれば、設定を外出しして配布できる形に整備します。
「これ欲しい」という方は、コメントでもXのリプライでもいいので教えてください。需要あるなら配布版を作ります。
「私はこういう用途で使いたい」「こんな機能も欲しい」みたいな案があればコメントで投げてもらえると、配布版を作る際の使い方ガイドのネタにします。あと、次の記事のネタにもなるので、ぜひ気軽に書き込んでください。
それでは、また次の記事で。れん学長でした。
れん学長のAIツール実験室では、AI自動化の実験記録やコピペで使える設定ファイルなど、もう少し踏み込んだ内容を公開しています。気になる方はぜひ覗いてみてください。
メンバーシップをのぞいてみる
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!いただいたチップは、新しいAIツールの検証費用に使わせていただきます🧪 これからも実験→発見を共有していきますね!