見出し画像

まじん式PDFが便利すぎたので、Claude Codeに移植して「一言で完成」の世界を作ってみた

こんにちは、れん学長です(2026年3月1日時点)。

「請求書作って」 この一言で、自社情報も取引先情報も全部入った請求書がポンと出てくる。 そんな世界が作れたらいいなと思ったことありませんか?

私も、請求書を作りたいときに、テンプレートを探し回って「あれ、どれがいいかな」って結構迷ったことがあるんですよね。見積書のフォーマットも毎回バラバラで統一感ないし、取引先情報も毎回手打ち。正直、地味にしんどい。

で、今回、まじんさんが公開した「まじん式PDF」というGeminiプロンプトを触ってみて、「めっちゃいいじゃん」と思ったんですが、同時に「これ、Claude Codeのスキルに移植できたら最強じゃない?」って思ったんです。

実際にやってみたら、請求書・見積書・納品書・チラシ・メニュー表の5種類が、一言で自動生成できるようになりました。

実際に作った請求書PDFとその編集画面
作ったAIセミナーのチラシPDF
作ったカフェメニューPDF(カフェシェルティ♪)

この記事では、Geminiプロンプトをどうやって別のAIのスキルに変換したのか、実際に何が作れたのか、その実験の全貌をお伝えします。後半のメンバーシップ限定パートでは、実際に使ったプロンプトの全文や、やってみて分かった落とし穴・秘テクもまとめています。

まじん式PDFってなに?

まじんさん(正確にはまじんチームのやまじんさん)が完全無料で公開してくれた、Google Geminiの「Gem」(ChatGPTの GPTs みたいなもの)用のプロンプトです。

まじんさんのNoteの記事からプロンプトファイルをダウンロードして、GeminiのGemに設定するだけ。あとは「請求書作って」「チラシ作って」って話しかけるだけで、プロ品質のPDF書類が出てきます。

まじんさんのNote記事(プロンプト配布)はこちらです:

作れるものがまた幅広いんですよね。実際にGemに「どんな書類が作れるの?」と聞いてみたら、こんな回答が返ってきました。

  • ビジネス・経理書類(請求書、見積書、納品書、領収書)

  • 案内状・公式文書(成績通知書、イベント案内状、証明書、辞令)

  • 教育・試験関連(テスト問題用紙、解答用紙、時間割)

  • 販促・店舗向け(メニュー表、募集チラシ、ポスター)

つまり「A4の紙に情報をまとめて印刷したいもの」なら、ほぼ何でもいけると。

しかもすごいのが、一度保存したPDFを読み込んで再編集できること。去年作った休業案内を読み込んで日付だけ変えて再利用、なんてことも可能なんです。

まさにまじんさんが言う「ドキュメント作成の専用ツールを導入するほどではないけれど、手作業だと面倒。そんな隙間にある業務にこそ使ってほしい」という、その通りのツールですね。

導入方法もすごく簡単で、GeminiのGemマネージャーから新しいGemを作成して、ダウンロードしたプロンプトをカスタム指示にコピペ、デフォルトツールでキャンバスを選択して保存。これだけです。

技術的な仕組みや使いこなしのコツは、まじんさんのNoteメンバーシップで詳しく解説されているので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

なぜClaude Codeに移植しようと思ったか

実際にGeminiで請求書を作ってみて、「めっちゃいいじゃん」と思ったんですが、同時に気になったのが「毎回自社のフォーマットを入力するの、ちょっと面倒だな」ということ。

会社名、住所、振込先、取引先情報…毎月の請求書でこれを毎回入力するのはしんどいですよね。PDF読み込みで再編集はできるけど、違う取引先だったらそこも修正しないといけない。

で、Claude Codeのスキルに移植して、自社情報をマスターデータとして記憶させておけば、「テスト株式会社に請求書作って」の一言で完成する世界が作れるんじゃないかと。しかもメールの内容を添付すれば、金額や品目も読み取ってくれる。

さらに請求書だけじゃなくて、チラシやメニュー表にも対応できたら、もっと便利になる。

ということで、2つのスキルを作ることにしました。

作った2つのスキル

Claude Codeに相談したら、「特化型と汎用型の2つに分けるのがベスト」と提案がありました。

1つ目が「invoice」スキル。請求書・見積書・納品書に特化したスキルです。

自社情報をJSON(データを整理して保存するファイル形式)に保存しておいて、取引先のマスターデータも別で管理。テンプレートベースなので、毎回安定した品質で出てきます。Gemini版との最大の違いは「自社情報の永続化」。一度設定すれば、毎回入力し直す必要がないんです。

2つ目が「majin-pdf」スキル。こちらはチラシ・メニュー表など何でも作れる汎用スキルです。

まじん式PDFの設計ルールをClaude Codeに読み込ませておいて、テンプレートなしで毎回フルビルド。「チラシ作って」「メニュー表作って」で何でも対応できます。設計ルールをかませることで、品質の下限がしっかり保証されるという仕組みですね。

実際に作った5種類の書類

特化スキル(invoice)で作ったもの:

  • 請求書 — 動画制作の3品目でインボイス制度対応。明細行の自動ページ送りも動作確認済み

  • 見積書 — 同じ内容の見積書バージョン。有効期限付き

  • 納品書 — 納品日付きバージョン

汎用スキル(majin-pdf)で作ったもの:

  • AI活用セミナーのチラシ — グラデーション背景で今っぽいデザインが出てきました

  • カフェメニュー — 温かみのある配色のカフェメニュー。こういうのってよくありますよね、っていうのがサクッと作れちゃいました

PDF再編集もできた

まじん式PDFの目玉機能「保存したPDFを読み込んで再編集」、Claude Codeスキル版でも動きました。

例えば、保存済みの請求書をClaude Codeに渡して「支払い期限を1ヶ月延ばして」とお願いすると、PDFの中身を読み取って、支払い期限だけ変更した新しい書類を生成してくれます。ブラウザで開いてそのまま編集もできるし、PDFとして保存もできる。

ただし、いきなりうまくいったわけじゃなくて、最初は改行処理にバグが出て中身が消えちゃったんですよね。でもClaude Codeに「データが消えてるよ」と伝えたら、その場でデバッグして修正してくれて、修正後はちゃんと全データが反映された状態で再生成できました。

こういうバグが出ることはあるけど、その場で直せるのがAIの強み。Claude Codeの良いところですね。

やってみてわかったこと

今回の実験をまとめると、こんな感じです。

  • 優れたプロンプト設計はプラットフォームの壁を超える。Gemini向けのプロンプトの考え方を、Claude Codeのスキルとして再構築できた

  • 業務特化スキル(請求書スキルなど)は自社情報の自動注入が便利すぎる。毎月の請求業務が「作って」の一言で完了

  • 汎用スキル(majin-pdf)はチラシもメニューも何でも対応。設計ルールのおかげで品質の下限が保証される

  • PDF再編集もClaude Code上で動作確認済み。去年の書類を読み込んで今年版に更新できる

  • 汎用スキルは品質にバラつきが出る可能性あり。頻繁に使う書類は特化スキルを作る方が安定

要は、他の人が作ってくれた優れたプロンプトを自分のAI環境に取り込んで、どんどんツールを作っていくことで、作業がどんどん効率化されていくんです。こういう「クロスプラットフォーム活用」のパターン、ぜひ覚えておいてもらえるといいかなと思います。

あなたがもし「毎回の書類作成が面倒だな」と思っているなら、まずはまじんさんのNote記事からプロンプトをダウンロードして、Geminiで試してみてください。そこから先は、今回のようにClaude Codeに移植するもよし、Geminiのまま使い続けるもよし。どちらでも十分便利ですよ。

🎬 動画で見たい方へ

記事では伝えきれない「実際の操作感」は動画で解説してます。Geminiでの導入手順、Claude Codeでの書類生成デモ、PDF再編集まで、一連の流れが見られます。

▶️ 動画はこちら:

ここから先は、「れん学長のAIツール実験室」メンバーシップ限定の内容です。

動画では「ざっくり3つやっただけ」とお伝えしましたが、ここでは実際にClaude Codeとどんなやり取りをしたのか、プロンプトの全文を共有します。さらに、やってみて初めてわかった落とし穴と回避策、再現するときに使える秘テクもまとめました。

実際にClaude Codeに投げたプロンプト全文

Step 1: まじん式PDFのプロンプトを読み込ませて相談

まじんさんのNote記事からダウンロードしたプロンプトファイルをClaude Codeに読み込ませた状態で、こんな感じで聞きました。

ここから先は

4,053字 / 3画像
この記事のみ ¥ 2,980
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

YouTube動画で紹介したAIツールや使い方を「自分でも試したい!」という方のための資料室です。 …

スタンダードプラン

¥980 / 月
今だけ1ヶ月無料

よろしければ応援お願いします!いただいたチップは、新しいAIツールの検証費用に使わせていただきます🧪 これからも実験→発見を共有していきますね!