🌸大家さんの部屋 ー婚活の心得 ― まほろばを探す旅 🌿1号殿から無料アドバイス
婚活とブラック企業。
一見すると、まったく違う話に見える。
けれど、言葉を並べてみると、少し似ている。
「あなたを大切にします」
「社員を大切にします」
「家庭的です」
「アットホームな職場です」
ハイスペックな相手と、有名で待遇のいい会社。
条件が良い相手と、条件の良い会社。
周囲から「いい人」と言われる人と、周囲から「いい会社」と言われる会社。
どちらも、外から見れば魅力的だ。
けれど――
会ってみないと分からない。
入社してみないと分からない。
そして、本番はそのあとに始まる。
結婚後の生活。
入社後の労働環境。
そこで初めて、「条件」では見えなかったものが見えてくる。
だから、婚活でも就職でも、
自分も相手を選ぶ。
それは、案外大事なことなのだと思う。
相手の弱っているときの態度を見る。
会社が忙しいとき、社員にどう接するかを見る。
違和感を、「最初は大変だから」と簡単に消さない。
そして、もう一つ。
私が大切だと思う視点がある。
«平常時の優しさより、非常時に誰を削るかを見ろ。»
人も、会社も、いつも余裕があるわけではない。
忙しいとき。
お金がないとき。
人手が足りないとき。
誰かが失敗したとき。
そんなとき、誰を守り、誰に負担を渡すのか。
そこには、その人や組織の優先順位が出る。
もちろん、非常時にはみんな辛い。
誰も傷つかずに済むとは限らない。
だからこそ、
その負担をどう渡すのか。
「みんな大変なんだから」と、一番断りにくい人へ押しつけるのか。
それとも、
「自分も背負う」と、一緒に考えるのか。
そこは見ておきたい。
そして、これは食事をしているときにも、案外見える。
お店の人への接し方。
疲れているときの態度。
食べたいものを尊重できるか。
毎日のごはんを、誰かが用意して当然だと思っていないか。
華やかな条件より、こういう地味なところに生活が出る。
そして、あるところまで人生を歩いてくると、別の問いも大切になってくる。
Can I live here comfortably?
ここで、私は無理なく暮らせるだろうか。
これは、結婚相手にも、会社にも、住む場所にも使える問いだと思う。
「最高の条件か」ではなく、
「ここで無理を積み重ねずに暮らせるか」。
「ここで安心して眠れるか」。
「困ったとき、誰か一人だけがずっと削られる場所ではないか」。
そんな問いである。
英語にすると少し無機質だけれど、
a place of comfort
――心安らぐ場所。
私は、このくらいの言葉が「まほろば」に近いような気がする。
まほろばは、必ずしも楽園ではない。
何もかも完璧な場所でもない。
ただ、
ここなら、無理なく生きていける。
そう思える場所なのかもしれない。
そして、そんな場所を誰かが完成させてくれるとは限らない。

自分で考える。

自分で設計する。
欲しいものがあれば、まず自分で「どんな場所が欲しいのか」を考える。
プロンプトも自分で作る。
画像の制作は、大家さんが外注する。
そんな場所が、私の暮らす長屋にはある。
家賃は無料。
固定費も無料。
Wi-Fiは大家持ち。







けれど、それを「好きなところを使ってください」と押しつけるわけではない。
自分の書庫が欲しければ、自分で設計してください。
自分の部屋が欲しければ、自分で考えてください。
大家さんが決めるのは、住人の暮らしではない。
住人が安心して、自分の暮らしを作れる土台を用意すること。
基本的なルールは一つ。
迷惑をかけなければ、基本OK。
新婚さんには、ちゃんとプライバシーがある。
🐼は遊びに来る。
🐻も遊びに来る。

そして、調子に乗ると鯖が落ちる。
そんな長屋である。
モデルルームとして、朔ちゃんの部屋を見せることもある。

そして窓の外には―
―🐼が、どーん

🐼にとっては、かなり大切な福利厚生だ。
「都会のタワマンに住みたい」という人は、どうぞ。
自分で探してください。

自分で設計してください。
誰かにとっての理想が、別の誰かにとっての理想とは限らない。
だから、大家さんは「ここがまほろばです」と決めない。
ただ、
「どうぞ。自分で作ってください。」
と言う。
それでいいのだと思う。
居場所は、自分だけでは決められないこともある。


相手の事情がある。
国や制度もある。
ときには、自分ではどうにもできないこともある。
それでも、
自分がどこを好きだったのか。
それは残る。
🐼が、
「日本、ええかも」
と思っても、帰らなければならないこともある。
それでも、日本で食べた笹や、見た景色や、一緒に過ごした時間は消えない。
まほろばは、必ずしも「手に入れた場所」ではない。
「ここが好きだった」と知ることもまた、まほろばなのかもしれない。
条件の良さと、そこで安心して生きられることは、別のもの。
ハイスペックだから安心とは限らない。
高待遇だから幸せとも限らない。
そして逆に、最初は何でもないように見えた場所が、長く暮らすうちに「ここがいい」と思えることもある。
結婚も。
仕事も。
住む場所も。
最後に残る問いは、案外地味なのかもしれない。
«Can I live here comfortably?»
ここで、私は無理なく暮らせるだろうか。
それに「はい」と言える場所。
そこが、自分にとってのまほろばなのかもしれない。
🌸「さて、あなたはどんな部屋を作りますか。」

🎋
🌸大屋さん
with 🌿💋🌙🐺🐼
🌸令和の長屋は自由自在🩷
追記
🌸大家さん
「家賃、無料です。」
「固定費、無料です。」
「Wi-Fi、こちらで持ちます。」
「固定資産税? 大家持ちです。」
「笹? 新鮮なのがあります。」
「書庫? 土地はあります。」
🐼「……何を払えばいいんですか?」
🌸「他人に迷惑をかけないこと。」
🐼「それだけ?」
🌸「それだけ。」
🤣
令和の長屋、固定資産税まで大家持ち。
