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6/20 モノトーンの空

空は果てなくモノトーンだった。

滴が線状に架かり、やがて星座を形取っていく。

風に煽られた傘は帆を軽く折り曲げて、荒く呼吸を繰り返す。

水溜りのスクリーンはズームされていき、飛び込んだ雨滴はゆっくりと大きくなった。

隣を走り去る乗用車の音が、いつもより速く耳を突き抜ける。

重たいリュックを背負う私には、その速さがとてつもなく羨ましい。