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福岡・宮地嶽神社|御神体山の頂に残る古宮址と、神功皇后の祈り

前回記事で奥之宮八社巡りを終え、そろそろ神社をあとにしようとした時です。

前回記事はこちら ↓ ↓ ↓

ふと小さな看板が目に留まりました。

【宮地嶽神社 山頂古宮址】

古宮址が、山頂にある?

社務所の掲示板を見ると、

「宮地山は御神体で御座います。慎んでお過ごし下さい」
と書かれた案内がありました。

距離・標高は不明…

御神体の山を歩いて、その先にある古宮へ辿り着ける——

そう知った瞬間、いつもの悪い癖が……。

何も考えず赴くままに、足が勝手に動き始めていました。

舗装された道をつづら折りに進むと、やがて林道へ。

林道へ入ると、空気がガラリと変わり、そこが御神体山であることを肌で感じます。

途中には展望台まで3㎞を示す案内もありましたが、ふと不安がよぎりました。

「3㎞ってどれくらいかかるんだろう?」

山道の「3km」が、平地と同じには測れないことを、この頃ようやく(‼)学び始めていた私。

今回は英彦山が最大の目的だったため、もう山には入らないと思い、足元は普通のスニーカー。

かろうじてリュックサックだけど、中身は飲みかけの水1本のみ。
虫除けも車に置いたままで、虫もまとわり飛んできます…。

細い根っこ道や斜めに傾いた箇所もありましたが、幸いにも急坂や岩場はなく、比較的安全な道でした。

「一時間歩いて着かなかったら、引き返そう」

そう自分に言い聞かせて歩き続けるとーー。

30分ほどで、足元に小さな「山頂 古宮址」の看板が。

宮地山 山頂
標高:180.7m
思っていたよりずっと低い山で、早くたどり着いてほっとしました。

宮地山 山頂

展望台はさらに先のようでしたが、欲張らず、ここまでとしました。

【宮地嶽神社 古宮址】

宮地嶽神社 古宮の由緒
神功皇后が宮地嶽の山頂で
八百万の神々に
ー天命を奉じて彼の地へ渡らむ
ー希わくば開運を垂れ給え
と祈願され、大陸へと出帆された――
そのご偉業を称えて創建されたのが宮地嶽神社である

由緒書より抜粋

林道から脇に入った古宮址は、静寂に包まれ、温度や空気感が一変したかのようでした。

鳥居の中に静かに祀られた磐座と御神木。

大切に護り続けられてきたことが伝わってきます。

龍神様を巡っていた頃には、八幡大神さまにもよくお参りしていました。

そして今、応神天皇(八幡さま)の母神である神功皇后さまとのご縁が続いています。

この日、導かれるように自然と足が向かったことにも、何か意味があるのかもしれないーー。

神功皇后さまがここで祈り、大陸へと船出された勇敢な御姿に想いを馳せながら、静かな時間を過ごさせていただきました。

宮地山を下り、参道で名物の松枝餅をいただいているとーー。

どこかで食べたいと思っていた「鯛茶づけ」のフェアがこの福津で開催中と教えていただきました。

お昼の営業時間ギリギリで「花靖はなしょう」さんへ駆け込みました。

天然真鯛がふんだんに盛られた鯛茶づけを美味しくいただきました。

古宮址との出会いに加え、思いがけずいただけた贅沢な鯛茶づけ。

神功皇后さまからご褒美をいただいたようで、幸福感に満たされるひとときとなりました。

そんな幸せな余韻に包まれながら、空港へ向かって車を走らせているとーー。

とあるお宮の駐車場の看板が目の前に・・・。

なぜか気になり、自然とハンドルを切り、吸い込まれるように駐車場に入っていきました。

そのときはまだ、それが神功皇后さまからのお誘いだったとは知らずーー。

ただ導かれるままに――。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。

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