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稲盛さんは、布団のなかで謝っていた

稲盛和夫さんは、布団のなかで「ごめんなさい」と声に出していたといいます。

一日を振り返り、心当たりがあったときだ。

毎晩、寝る前に自分に問う。

「今日、人として恥ずかしいことをしなかったか」

できすぎた話だと感じる人もいるかもしれない。

でも、ここにこそ、稲盛さんが長く組織を率い続けた理由が隠れている。



反省しない人は、絶対に成長しない。



人は誰でも、一日に何十回も選んでいる。

何を言うか、何を言わないか。

誰に返信して、誰を後回しにするか。

その選択の積み重ねが、その人になる。



選択の質を上げるには、フィードバックがいる。

でも、大人になるほど、誰も本当のことを言ってくれなくなる。

だから、自分で自分にフィードバックするしかない。

それが、反省という行為の正体だ。


反省と自己嫌悪は、まったく別物だ




自己嫌悪は、「自分はダメだ」で終わる。

翌日の行動を萎縮させるだけだ。



反省は、「あの場面で、自分はどう振る舞うべきだったか」で始まる。

次の行動が変わる。





終わるか、始まるか。

ここが分かれ目だと思います。



混同すると、反省したつもりで自己嫌悪に沈む。

意識して、切り分けたほうがいいでしょう。



毎晩、投げる三つの問い



一つ目。

「今日、誰かを傷つけなかったか」



意図せず、自分の言葉が誰かの心に小さな棘を残していないか。


二つ目。

「今日、自分に正直だったか」



ノーと言うべきところで、ハイと言わなかったか。

ハイと言うべきところで、面倒くさがってノーと言わなかったか。


三つ目。

「今日、昨日より少しでも良くなったか」



何か学んだか。

何か気づいたか。

何か変わったか。



この問いを投げ続ける人と、投げない人。

5年後、10年後に立っている場所は、驚くほど違う。





一日の差は小さい。

でも、積分された差は大きい。



今夜、布団に入ったら、ひとつだけ自分に聞いてみてください。



「今日、自分に正直だったか」



答えに詰まったなら、それはもう、反省が始まっています。





ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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