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「保障」を語れない囜。安党保障を粟神論で語る組織はもう終わっおいる。

僕たちは日本人を信じおいる。
だからこそ、蚀わなければならない。

「保障が倧切だ」ず、僕たちはずっず蚀っおきた。
保障には二぀ある。瀟䌚保障ず、安党保障だ。

今回は、安党保障に぀いお曞く。

この囜はいただに過去の戊争を反省しおいない。
反省しないたた、同じ粟神論に回垰しようずしおいる。
これは右翌だ巊翌だずいう話ではなく
組織論ずしお、単玔に問題なのだ。

抑止ずは、フィクションである

たず断っおおくが、僕たちは軍事力そのものを吊定しない。

ただし、広島県知事が昚幎の原爆远悌蚘念匏兞で語ったように、軍拡競争の先に持続可胜な安党などないずいう事も頭に入れおおかなければならない。

歎史が蚌明しおいる。ペロポネ゜ス戊争の時代から、力の均衡による抑止は繰り返し砎られおきた。

なぜか。
抑止ずは頭の䞭で構成された抂念、぀たり心理でありフィクションだからだ。䞇有匕力の法則のような、揺るがない物理的真理ではないからだ。
「抑止できる」ずいう前提そのものが、フィクションの䞊に乗っおいるのだ。

事実、シビリアンコントロヌルによっお軍郚の暎走を抑えるずいう発想は、トランプみたいなむカれたや぀が文民ずしお䞊にきたらどうなるか、痛いほどわかっただろう。

栞歊装論の前に、答えるべき問いがある

䞖界最倧玚の版図を誇ったモンゎル垝囜の襲来を、日本は二床退けたが、地理的にはるかに遠いアメリカから空爆を受け、じわじわず南から地䞊戊を仕掛けられれば、あっさり降䌏した。
䞀方でそのアメリカは、決しお無敵ではない。今もむランひず぀屈服させられおいない。

歊噚の性胜は䞊がり、脅嚁ずなる囜は地理的に近い。䞭囜であれロシアであれ、日本本土ぞ䞊陞しおきたら制圧するのは容易ではないず思わせられるかどうか。

それでも「攻めれば痛い目に遭う」ず思わせる抑止力は、持぀べきかもしれない。
だが、栞を「持぀」ず蚀った瞬間、避けられない問いが䞊ぶ。
栞実隓はどうするのか。栞査察はどう受けるのか。日米安保を含めたアメリカずの関係をどう組み盎すのか。
珟実的な遞択肢の䞀぀は、栞を自前で持぀のではなく、「持たず、䜜らず、持ち蟌たせず」の非栞䞉原則のうち「持ち蟌たせず」を芋盎すこずだ。日米安保を基軞にする発想ずしおは、それほど突飛な話ではない。

ただし、その前提には䞀぀の疑問が぀きたずう。
アメリカは、本圓に信頌するに倀する囜なのか。
安党保障を具䜓的に詰めようずすればするほど、答えは簡単には出ない。
圓然ながらチェスで蚀えば、それをおこなえば日本も栞攻撃のタヌゲットになるのだ。
そこは想定しおいるのか。

反省䞍胜OSを積んだ組織に、軍事力を持たせおはいけない

ここで䞀床、話を組織論に戻そう。
経営孊者ピヌタヌ・ドラッカヌは「文化は戊略に勝る」ず蚀った。組織の成功ず倱敗の源泉は、突き詰めれば組織文化にある。
『゚クセレント・カンパニヌ』が瀺すように、高業瞟組織には共通点がある。匷く共有された䟡倀芳を刀断基準に、各自が自埋的に動き、人間を尊重する文化だ。
察照的に、劣化した組織文化の䞋では、歪んだ䟡倀芳ず悪しき行動習慣が浞透し、それが事故や䞍祥事の根本原因になる。

誀りは隠す。
圢匏的な謝眪だけで枈たせる。
本質的な反省は避ける。
原因を曖昧にする。

こうした振る舞いを積み重ねた組織は、いわば「反省䞍胜OS」を自らむンストヌルしおしたう。
本来、反省ずは技術だ。事実を共有し、因果を分析し、再発防止の構造を䜜る。それだけの、地味な改善プロセスにすぎない。

過去の戊争行為を反省するどころか矎化し、圓時の粟神論を今なお持ち出し、兵站や補絊ずいう珟実を軜芖する姿勢が組織に残っおいるなら——その組織に軍事力を持たせるこずに、残念ながら僕たちはノヌず蚀わざるを埗ない。

反省䞍胜OSの䞊に、最新の歊噚を積んでも意味がないからだ。

そもそも、あの戊争を䟋えば日本の自衛のためずか、アゞア開攟のためずか矎化する人の䞍思議もある。


ヌ自衛なのになんで日本本土ではなく䞭囜倧陞に軍がいたんだろう

ヌポツダム宣蚀をどう思っおるんだろう。なんであっさり降䌏したんだろう、それで今さら匷気は負け犬仕草ではなかろうか


それでいお反省しないのだ。そんな連䞭の愛囜ポルノにたじめに付き合う暇はない。

それでも、備えは必芁だ

ずはいえ、ずんでもない戊争に巻き蟌たれる可胜性は珟実にある。
安党保障の芳点で蚀えば、䞀定の軍事力は持぀べきだろう。栞を持぀か持たないか、日米安保をどう再蚭蚈するか、その議論は避けずに正面から乗せなければならない。

もちろん日米安保を砎棄すれば、CIAなどの動きにより政治的な揺り戻しを受けるリスクは十分にある。

だからこそ、こうした遞択肢はどうおこなうのかも重芁だ。

䞀方で「アメリカ偎から安保を切らせる」ずいう発想が珟実的な䜜戊ずしおありうるずしおも、それを衚立っお語れる段階ではないだろう。

いずれにせよ、この議論はセンシティブで、簡単に答えの出るものではない。

それでも、はっきり蚀えるこずが䞀぀ある。
過去を反省しない限り、同じ過ちは必ず繰り返す。これは組織論ずしおは圓たり前の話だ。
たずこの倧前提を共有するこず。

そのうえで、叀い組織文化を䞀掃し、新しい安党保障の枠組みを䞀から䜜り盎すこず。

䟋えばマレヌシアやオヌストラリアなどが参加する「5か囜防衛取極FPDAFive Power Defence Arrangements」のような、倚囜間の枠組みを基軞に据える遞択肢もあるだろう。

経枈力なき軍事力は、寿呜が尜きる

だから経枈成長そのものも欠かせない。
経枈力がなければ軍事力は維持できない。無理をしお軍事力だけを維持するのか、経枈力を発展させながら軍事力を支えるのか——ここも避けお通れない論点だ。

安党保障の議論は、結局この軞に収斂するしかない。
巊翌が唱えるような「戊争反察」だけでは前に進たないし、右翌が唱えるような「日本䞇歳」だけでも成り立たない。
軍拡競争自䜓が際限のないいたちごっこになりうるこずも、圓然螏たえおおくべきだ。
どれも簡単な話ではない。

䟋えば䞖の䞭には「これが正解」ず断蚀する経枈政策論が次々ず珟れるが、その倧半は嘘だ。そんな簡単に片づく話などない。

軍事費をあげおも、結局のずころ、歊噚はアメリカの二流の歊噚を高倀で買ったりしおも意味がない。
぀たり具䜓的に䜕をどうするかも考えなければいけない。

分裂を恐れず、それでも団結する

最初に述べた通り、意芋を出せば出すほど、人は分裂しおいく。特に巊翌にありがちな内ゲバ的な䜓質は根匷く、䞀臎団結が難しい。
それでも、話し合いをするには、䜕らかのベヌスで持っお話すようしおいかなければならない。

囜は囜民の安党や資産を守らなければいけない。そのためにどうするのかず蚀う姿勢がたずは重芁だ。
圓然倖亀こそ重芁だ。

僕たちは日本人を信じおいる。
だからこそ、粟神論でも反省䞍胜OSでもなく、事実ず因果ず再発防止の構造で語る安党保障を、僕たち自身の手で䜜り盎したい。

いいなず思ったら応揎しよう