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「これが最後かもね」|帰り道で夫がぽつりと言った砂の祭典

こんにちは、凸凹おばばです。

「今日が最終日ですよ〜!」

朝、ラジオから流れてきたその一言で、
わが家の空気が急にザワつきました(笑)

「砂の祭典、今日までらしいよ」

そう言うと、夫がすぐ反応。

「行くか」

……早っ。

朝ごはんを食べたばかりなのに、
数分後にはもう出発準備。

でも、あとで考えたんです。

「最近、急に出かけることが増えたなあ」
と思っていたけれど――

いやいや、
若い頃から、うちの夫婦、
わりと思いつきで動くタイプでした(笑)

数年ぶり、3回目の砂の祭典へ


メイン会場の入り口です

向かったのは、
南さつま市の「吹上浜 砂の祭典」。

今回で3回目ですが、
行くのは数年ぶり。

車の中では、

「前は海の近くやったよね?」
「もっと砂浜のイメージやった気がする」

なんて話しながら向かったのですが――

着いてびっくり。

会場が、
吹上浜そのものではなく、
市役所を中心とした街中になっていたのです。

通りを大勢の人波が続いていました。

「あれ?ここやったっけ?」

最初は夫婦でキョロキョロ、駐車場探し(笑)

でも逆に、
街の中に突然巨大な砂像が現れる感じが、
なんとも不思議で面白い。

市役所周辺が、
まるごと“砂の美術館”みたいでした。

「これ、本当に砂?」


ドラキュラに抱かれている美女です  細やかさがすごいです

近くで見ると、
人物の表情も、髪の流れも、
驚くほど繊細。

特に女性の髪。

風まで流れているようで、
思わず見入ってしまいました。

夫も珍しく立ち止まって、

「これ、崩れんとやろか…」

と、妙に現実的(笑)

いや、まず感動せんのかい。


「ブラン城とドラキュラ」です

でも、それくらい細かくて、
見応えがありました。

思い返せば、昔からこんな夫婦


お城の砂像です

そういえば若い頃も、

「今から行く?」
「いいね」

で動いていました。

夜に急にドライブへ行ったり、
休みの日に突然遠出したり。

計画性があるのか無いのか、
自分たちでもよく分からない(笑)

でも、その“急に”の中に、
案外たのしい思い出がたくさんあるんです。

今回も、
ラジオを聞かなかったら行っていなかったかもしれません。

帰り道で、夫がぽつり


万里の長城(写真を撮ろうとする人たちの行列ができていました)

帰りの車の中で、
夫がぽつりと言いました。

「砂の祭典に来るのも、これが最後かもしれんな」

その言葉に、
一瞬だけ静かになりました。

年齢のこと、
体力のこと、
遠出が少しずつ億劫になること。

きっと、
そんなことをお互い感じる年になったんでしょうね。

でも私は、

「いやいや、またラジオ聞いたら来るっちゃない?」

と返しました(笑)

すると夫が、

「それもそうやな」

……たぶん来年も、
最終日のラジオを聞いて慌てて出発する気がします。

行けるときに、行っておく

最近は、
「また今度」が
本当に“また今度”になるとは限らないと感じます。

だからこそ、
思いつきで出かける日も悪くない。

数年ぶりの砂の祭典。

最終日に滑り込みでしたが、
今年も行けてよかったです。

そして、
“これが最後かも”と言いながら、
また来年の話をしている夫婦なのでした(笑)


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