🌸経営未来手帳・第64号「なぜ“ちゃんと伝えたのに”動かないのか?」―ラジオ体操が教えてくれた、リーダーの言葉
🌸経営未来手帳・第64号「なぜ“ちゃんと伝えたのに”動かないのか?」―ラジオ体操が教えてくれた、リーダーの言葉
■はじめに
「ちゃんと伝えたのに、なぜ動かないのか。」
経営者や管理職であれば、
一度は感じたことのある疑問ではないでしょうか。
指示は出している。
説明もしている。
それでも現場の動きが変わらない。
先日、朝のラジオ体操をしていて、この理由が少し分かった気がしました。
■ラジオ体操の言葉
体操の先生がこう言いました。
A先生
「腕を回します」
B先生
「きれいな円を描くように、腕を回しましょう」
たったこれだけの違いですが、B先生の言葉を聞いた瞬間、
私の腕の動きが変わりました。
「円を描く」というイメージが浮かび、
体の動きが自然と整ったのです。
ここで気づいたことがあります。
人は“行動の指示”ではなく“意識を促す言葉”で動きが変わる。
■組織でも同じ
組織でも同じことが起きています。
例えば、
上司A
「提案書を作ってください」
上司B
「先方が他社の提案と比較検討した時、こちらを選ぶ提案書を作ってください」
同じ仕事でも、
受け取る側の意識は変わります。
言葉が変わると
意識が変わる。
意識が変わると
行動が変わる。
そして結果が変わります。
組織の成果は、指示の量ではなく
意識設計の質で決まるのかもしれません。
意識が揃うと、組織の構造そのものが“動きやすい形”へと変わっていきます。
■アントニオ猪木の言葉
この話を考えていて、
アントニオ猪木の言葉を思い出しました。
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
「行けばわかるさ」
一見すると無責任に聞こえるかもしれません。
しかし実際には、最初の一歩を踏み出させる言葉です。
人は最初の一歩を踏み出すとき、最も勇気が必要だからです。
「行けばわかるさ」は、結果ではなく“経験”に価値を置く言葉です。
経験を通じてしか変わらない意識がある。
リーダーの言葉は命令ではなく行動を生む“意識のスイッチ”
なのだと思います。
■編集後記
ラジオ体操の数分の中にも、人を動かすヒントが隠れていました。
「伝えたのに動かない」
その原因は能力や意欲ではなく、言葉の設計なのかもしれません。
意識のスイッチは、行動の“理由”を変える言葉です。
■今日の問いかけ
あなたの指示は、行動だけでなく相手の意識に届いていますか?
■ネコのつぶやき
「“腕を回して”より“きれいな円を描いて”の方がやる気が出るにゃ」
■第2弾 経営未来手帳「今、経営者が読むべき🌸3選(組織編)」
経営者向けに、まず読む3本をまとめました。
■🌸経営未来手帳の編集長が選んだ40選はこちら
─経営者が未来を読むための“構造地図”
https://note.com/quiet_gnu5848/n/n3596a857d755
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■安村 明史
🌸経営未来手帳
組織・経営の相談役(静かに伴走する役割)
#経営者の深夜食堂

