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愛車のナビを最新化!意気揚々とパネルを開けたら、そこは「昭和のアナログ空間」だった

最近、高専に通う息子の姿を見て、とてもいい刺激をもらっています。
彼がさまざまな技術に触れる姿に背中を押され、「私も新しいことに挑戦しよう」と思い立ちました。
(息子よ、いつも新しい視点とワクワクをありがとう!)
最近ではAIの力も借りながら、DIYでの修理や工作を楽しんでいます。
先日、高圧水道栓のバルブ交換を自力でやり遂げた勢いそのままに、次なる大物に挑むことにしました。


それは、「愛車のカーナビ交換」です。


最新の「ディスプレイオーディオ」に憧れて

私が乗っている車には、2DIN(7インチサイズ)のカーナビがついています。頻繁には地図の更新はしていないので、ときに、地図上の何もない道を爆走するハメになります。

しかし、時代はスマホナビの全盛期。

思い切って、「ディスプレイオーディオ」への置き換えを決意しました。
ディスプレイオーディオとは、それ自体にナビ機能を持たない機器です。CarPlayやAndroid Autoなど、スマホの地図アプリを画面に反映させて使います。

「なんだ、単にスマホの画面を映すだけでしょ?」
実は私、最初はそう軽く考えていました。
しかし、調べてみて驚きました。
車に備わっているGPSの位置情報や、車速などの細かい走行データ。
そういった情報が、ディスプレイオーディオを通じてスマホにフィードバックされ、画面上で統合されているのです。
まさに、最新デジタル技術の連携プレイ。
「よし、このスマートな機器をサクッと取り付けてやるぞ!」
意気揚々とドライバーを握り、車のダッシュボードのパネルを開けた私。
しかし、次の瞬間、思わず言葉を失いました。

パネルの裏に潜んでいた「昭和」

「……えっ、線、多すぎない?」

そこにあったのは、スマートなデジタル世界とは程遠い光景でした。細い線が何十本も束ねられた、もはやカオスと呼べる空間が広がっていたのです。パソコンを自作したことがある方ならわかると思います。

今のデジタルの世界では、基板と基板を繋ぐ線なんてほんの数本。規格化されたコネクタを「カチッ」と繋ぐだけで完了します。

ところが、カーナビの裏側はどうでしょう。

まるで、昭和の時代に活躍した「クロスバー交換機(アナログの電話交換機)」の裏側を覗き込んでしまったかのよう。数え切れないほどの細い線が、迷路のように複雑に這い回っていたのです。

おっと、古い話になりましたね。もう息子世代には歴史の世界ですが、私たちが、固定電話と言っていた電話機って、特に黒電話の時代は、電話局と電話機が一対一で線でつながっていて、電話の電源もなく・・・。昔話になってしまいました。

さて、クルマです。「最新のクルマは電子制御だ」とよく言われます。
しかし、その実態を支えている根本の仕組みは、驚くほどゴリゴリのアナログな世界でした。

過去の努力の上に、今の便利さがある

あまりの配線の面倒くささに、正直、途中で何度も音を上げそうになりました。
(複雑な配線を束ねるための知恵をネットに残してくれていた見知らぬDIYの先輩方、本当にありがとうございます!)

ですが、その無数の配線と格闘しているうちに、ふと気がついたのです。

私たちが普段、当たり前のように道案内をしてもらい、快適なドライブを楽しめているのはなぜか。それは、この「裏側の泥臭いアナログ配線」が、膨大なデータを確実に繋いでくれているおかげなのです。

表面的にはスタイリッシュで便利なデジタル技術。

しかし、その裏には、カーナビが普及し始めた頃から少しずつ積み上げられてきた「先人たちの英知」が詰まっていました。

最新のテクノロジーは、魔法のように突然生まれたわけではありません。見えないところで機能する「縁の下の力持ち」のような技術。そして、過去の技術者たちの絶え間ない努力。その延長線上にこそ、今の私たちの便利な生活が成り立っているのです。

ここからは、想像ですが、ラジオしかなかったクルマの中に、カーナビを持ち込んだときに、こんな信号が欲しいと車メーカーの人と議論しながら、一本一本線が増えていったのでしょう。

見えない「繋がり」に感謝して

アナログとデジタルの境目は、私たちが思っているよりもずっと曖昧で、温かいものなのかもしれません。

無事に交換を終え、真新しいディスプレイに地図が映し出された瞬間。
古いクロスバー交換機を見た時と同じような、深い感動とロマンを覚えました。
これからも、この面白さと奥深さを楽しみながら、色々なことに挑戦していきたいと思います。

きっかけをくれた息子、そして過去から技術のバトンを繋いできたすべての技術者たちに、心からの感謝を込めて。
それでは、また次回の挑戦でお会いしましょう。上田誠士でした。


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関係の質研究所 上田 誠士 ありがとうございます!これまでの経験、学びを活かして、皆さんにメッセージを届けていきます。チップありがとうございます。次の記事もお楽しみに。