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両親が、教会に行かなくなった謎を解くために、ダイアン・キートンがしたこと

日曜日は欠かさず教会、キートン家の習慣だった。

父はカトリック、母はプロテスタント。

ところが突然、両親が参拝をやめた。

「天国と地獄」について新教と旧教の説き方が異なり、キリスト教に不信を持ったことが発端らしい。

小学生のダイアンは詳しいわけは聞かなかった。両親の判断だし、聞いても多分わからないと思った。



ところが、ダイアンが大人になってから、落とした片耳のイアリングのように気になった。

「ヘブン」(1987)

いろんな人が「天国、地獄、神、愛」などについてどう思っているのか。
ダイアンは記録映画をつくった。

しかし、天国や地獄に、誰も行ったことがない。みんな本当がわからないのに、本当らしく話そうとしている。

みんなの想像力が、適当で、たくましく、微笑ましいフィルムに仕上がった。


「人は死を待つのではない、天国に転生する」

天国への長い階段

「天国は、神様が設計したところだから、完璧なところ」

「神の子キリストと一緒に時を過ごすことができるのも天国ならでは」

「天国は、ニューヨークやシカゴと変わらない街と思えばいい」

「天国には真実の愛しかない」

「天国は、希望が希望として普通にある」

「天国では、永遠に歳を取らない」


天国にも雨が降るのかな、ふと思った。

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(映画にはないけど)ゲイのジュディ・フォスターの「天国」とは。

ジュディ・フォスター

「ゲイであることは、”左利き”と同じようなもので、話題にするほど特別なことではない。他人の左利きに気づいても、あの人はどうして左利きなんだろうと思わない。正しいか正しくないかの問題でもない。ゲイも、左利きと同じように自然のなりゆき。すべての人が自分らしさを尊重するなら、世界はうまくいく」。ジュディの言葉は、天国のデフォルト(初期設定)として生きている。
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では、誰が天国に入れないのか。人々の声は能天気に聞こえますが、大切なことが散りばめられています。

嘘をついたり、傷つけたりした。良心はともかく、違法なことはしていない。だから、天国に大手を振って入れると思っていると、大間違いです。

🙏我々の社会には差別罪やセクハラ罪はなくても、天国では博愛主義が貫かれています。ジェンダーやLGBTQの性的マイノリティへの差別主義者は排除される。

🙏物品を奪うのは社会が裁く犯罪でも、目に言えない人権や自由という人の可能性を奪った権力者は天国の門はくぐれない。

🙏1人殺せば殺人罪、でも10万人殺せば英雄になれる政治家の戦争犯罪は許されない。

🙏人に見られていないところの犯罪、弱者へのイジメや虐待も天は見逃さない。

🙏サイバーなら嘘を言っても、人を傷つけても罪から逃れやすいスティルス犯罪も等しく天罰の対象。


天国と地獄の境界にある人をどう判定するのか。

コンピュータの世界をひらいたビル・ゲイツは、人を蹴落として登り詰めたと言われ、評判は良くありません。しかし、今は、世界の食糧危機を解決するために、化学合成肉を製造する試みをしています。

(ビル・ゲイツをこころよく思っていない人のジョークもあります:
・ビル・ゲイツと3人の男が乗っている軽飛行機が、墜落しそうになった。
・パラシュートは3つだけ。
・まず、パイロットがパラシュートを1つ取って飛び出していきました。
・残りは2つ。乗客は3人、ゲイツと牧師と学生。
・次にゲイツが「僕は世界のために働いているので、悪しからず」とパラシュートを持って飛び降りて行った。
・牧師が将来のある学生に残り1つのパラシュートを譲った。
・ところが、パラシュートは2個残っていた。
・ゲイツは、パラシュートではなく、間違ってリュックを持って飛び降りた)

ゲイツはどっちに行くのか神のみが知ることです。

ダイアンが、気になっていた(後の映画「デッドマン・ウオーキング」でも論議になった)「極悪人でも死の直前で改心すれば、天国に行けるのか」という疑問の答えが、記録映画の人々の声にもなかった。

「デッドマン・ウオーキング」1995年

ダイアンは、実際に多くの女僧に尋ねたが、誰からも神の摂理を聞かせてもらえなかった。

2025年11月逝去のダイアン・キートン(79歳)にとって、親に聞けなかった疑問は、神に聞く質問になったようです。



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本記事は、先週最も「スキ」をしていただきました。感謝申し上げます。




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