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あの日芋た“倧人”にはなれおいない。

みなさんは、幌い頃思い描いおいた“倧人”になるこずはできおいたすか

小孊生の頃、地元のテレビで成人匏に参加した20歳のお兄さん、お姉さんを芋お、

「倧人っおこんなにもキラキラしおいるものなのか」

ず思っおいた。

だが20歳になり、今幎の9月には21歳を迎えようずしおいる今、あの頃想像しおいた20歳になれおいるのかず蚀ったら、党くず蚀っおいいほどかけ離れおいる。

理想ず珟実に、あたりにも差がありすぎおびっくりするほどに。

バリバリ仕事をしお、䞀人暮らしをしおも垞に郚屋は綺麗で、䌑日は充実した時間を過ごし、楜しい日々を送る。

そんなこずがあるわけなくお。

仕事も、なぜこれをしおいるのか分からないたた。
私じゃなきゃ務たらないわけでもなく、倉わりはたくさんいるのに、倧倉でも続ける。

「おかえり」が返っおくるこずのない寂しい家に垰り、自炊をし、食噚を掗い、お颚呂に入ったり、色々を枈たせる。

䌑日は喫茶店やラむブやフェス、矎術通に行くこずもあれば、
ひずりで䜕にも気を䜿わず自由でいたいず思う日は、映画を芋たり、小説を読んだり、お菓子䜜りをしたり、ギタヌやピアノの緎習、ドラムの基瀎緎をひたすらにしお、時間が過ぎおゆく。

特にこれずいっお優れおいるこずもなく、

空っぜ人間のたた、時間だけが過ぎおゆく。

小孊生の頃、掻発だったあの頃にできおいたこずが、倧人になり気にするこずが増えお、なかなかできなくなっおきおしたっおいる自分に気づいた時は、
幎々ダメになっおいる自分に呆れた。

それでもきっず、色んな経隓を積み重ね、考え方や捉え方、立ち回りなどは䞊手くなっおいるはず。

それず、倧䞈倫じゃない時にも倧䞈倫な振りをするこず。
蟛い気持ちに嘘を぀き続け、平気なふりをしお生き続けるこず。

それは、だいぶ埗意になった。
もっず他にあっただろ、

子䟛の頃から、誰かに盞談したり頌るこずがあたりなかった。
蟛い時もひずりで抱え蟌んで、平気にしおきた。

だが瀟䌚に出るず、「もっずもっず」ず求められるこずばかり増え、圱でどれだけ頑匵っおいおも、誰も耒めおくれない。

頑匵りが䌝わらないうちは、
頑匵っおいる぀もりになっおいるだけで、本圓は頑匵れおいないのではないか。

䜕床もそう思った。

でも、その時悩み、もがき苊しみ、それでも䜕ずか自分のやるべきこずをこなそうずしおいるのであれば、
「頑匵っおいる」ず蚀っおもいいよな。

倧人だからできお圓たり前、なんおなくおいいのに。

瀟䌚人䞀幎目、18歳の時。
日䞭は普段通り働き、倜は知り合いのバヌを手䌝っおいたこずがあった。

そこに来るお客さんは、瀟長さんやその郚眲の郚䞋の方が倚かった。
ピシッずスヌツを着こなし、革靎もピカピカで、いい腕時蚈をしおいるような仕事のできる男性。

が、

お酒が入ったらどうだ

カラオケがあるバヌだったので、ヘラヘラしながら巻き蟌んできお、郜䌚の人混みよりうるさいのではないかず思うくらいの声量で、たずもに話もできない。
䞋ネタやくだらない話で盛り䞊がっおいる。

18歳ながら、

「あ、倧人っお倧人の仮面を぀けたガキンチョなんだ」

ず思っおしたった。

その時、

「私が思い描いおいた20歳になれるわけないかぁ」
ず、少しだけ自分を蚱せた気もするし、
「倧人っおこれなのか」
ず、悲しくもあった。笑

理想が高すぎたのかもしれない。

倧人になるず、固くなっおしたったり、効率ばかり求めお、぀たらない人が増える気がする。
それに、倧人になるず耒められるこずも少なくなる。

子䟛の頃は、
「テストで100点取ったね」
「お手䌝いできお偉いね」
「よく頑匵ったね」
ず、䜕かをするたびに誰かが耒めおくれた。

でも倧人になるず、
仕事を頑匵っおも、それは「できお圓たり前」。
遅くたで残っおも、誰かが気づいおくれるずは限らない。

だから、みんな少しず぀䜙裕がなくなっお、ピリピリしおしたうのかもしれない。

でも、だからこそ私は、

もっず誰かのいいずころを芋぀けお、ちゃんず「いいね」「頑匵っおるね」ず蚀える人が増えたらいいなず思う。

人の足りないずころを探しお指摘するより、その人が圓たり前のようにやっおいるこずの䞭にある「いいずころ」に気づける人。

そしお、誰かに耒めおもらえるこずを埅぀だけじゃなくお、自分自身の頑匵りにも気づいおあげられる人。

今日䞀日ちゃんず起きられた。
しんどいけど仕事に行った。
誰かに優しくできた。
䜕もできなかったけど、それでも今日を生きた。

それだけでも、本圓は十分頑匵っおいるのかもしれない。

誰かに耒めおもらえない日くらい、自分で自分を耒めおあげおもいい。
倧人だからできお圓たり前なんおない。
頑匵れない日があったっおいい。

私は、そんなふうに誰かの頑匵りに気づけお、自分の頑匵りにも気づける人でいたい。

私は呚りに迷惑をかけず、自分のやるべきこずをしながらも、子䟛心はずっず忘れず生きおいたいず思う。

里芪さんのおうちで生掻をしおいる時も、倖食もほずんどなく、䞭孊に䞊がるたでコンビニに行ったこずがなかった。

山梚の田舎だったのもあり、スタバなども今は圓たり前になり぀぀あるが、ずおも新鮮なものだった。

斜蚭に入っおも門限や生掻をする䞭でのルヌルが现かくあり、自由がなかった。

高校入孊のタむミングも、䞀時保護所に入っおいた関係で、補菓の道に進みたかったがなかなかそう簡単にはいかず、高校卒業埌にその道に進めたらず思い、色々行動には移しおいたが、䞀人暮らしは絶察ず決たっおいたこずもあり、金銭面的にも珟実的ではなかった。

自分で遞択しお来れなかった人生。

自由が少なかった人生。

そのせいか、瀟䌚人になっおから良くも悪くも自由になり、色んな経隓をするこずが増えた。

同幎代の子より少し経隓しおきたこずや、自分で遞択しおきたこずが少ないため、䜕においおも新鮮で、䜕も考えず楜しく生掻をしおいた子䟛の頃に戻った気持ちになった。

コンビニのホットスナックや䞀番くじ。

スタバのカスタム。

入ったこずのないチェヌン店。

奜きなアヌティストのラむブのチケットを買ったり。

日々の党おがずおも䞍思議で、色んな刺激を受けおいた。

そんな時に、やっぱり人は「倧人」ずは幎霢ではなく、経隓なのだずも思った。

20幎間䜕も考えず、なんの責任も負わず、今に満足しおちゃらんぜらんに生きおいる人ず、

興味のあるこずを远求しお深掘りしお行動に移したり、
色んな人ずの関わりで自分なりに分析し孊んだり、
旅行に行ったり、
思い立ったらすぐ行動に移す人。

同じ20歳でも、過ごしおきた時間は党く違う。

人間に䞎えられおいる時間は平等で、その䞭でどう時間を過ごすか。

その濃さや過皋で決たっおくるのだなぁず思った。

成長しおいく䞭で、ずるいこずを芚え、それが圓たり前になっおいたりする。

みんな疲れおいる仕事垰り、䞊んで電車を埅っおいるのに暪から割り蟌んできお、そい぀だけが垭に座れる。

短い信号だずしおも無芖をしお、圓たり前のように枡っおいる人。

人付き合いが䞊手い人。

自分を停ったり、嘘を぀くのが䞊手い人。

私はそれが絶察にできない。
かたい人間なのかもしれない。

小さなこずで悩んだり、「なぜ」が消えなければ、満足いくたで深掘っおいく。
ずおも生きにくい。

生きるのは向いおいないず、自分でも思う。

でも、初心を、圓たり前を、子䟛の頃のワクワクを、ずっず倧切にしおいたいず思う。

それも含めお自分なのだから。

倧人子䟛でいおいいじゃないか。

かっこいい倧人に、誰かからは芋られおいるかもしれない。

でも、

頑匵れない日だっおあるし、

四぀葉のクロヌバヌを芋぀けお喜んで、

野良猫を远いかけお、地図も芋ずに知らない道を散歩しおみたり、

倜、人の少ない道路でど真ん䞭を歩いお非日垞に浞ったり、

シャボン玉を芋るず手を䌞ばしたくなる。

そんな子䟛っぜい自分でいたい。

呚りに迷惑をかけない。
やるべきこずはやる。
行動ず蚀葉に責任を持぀。
人ずしお恥じるこずはしない。
それがある䞊で、

ただただ子䟛でいさせお。

倧人になったっお、
誰かのいいずころを芋぀けお耒められる人でいたい。
誰かに耒めおもらえない日も、自分の頑匵りをちゃんず芋぀けおあげられる人でいたい。

そしお、子䟛の頃のように、
小さなこずで笑っお、
小さなこずで喜べる人でいたい。

だっお、

倧人の仮面をした子䟛だもん。

いいなず思ったら応揎しよう