猛暑の草刈りリレー:若手のピンチにアラ還が立ち上がる
連日厳しい暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、ふとしたことから丸一日、草刈り機と向き合うことになりました。
若手のピンチヒッターとして
私が勤務している農業法人には、頼もしい若手のスタッフがいます。
しかし、その若手が少し怪我をしてしまい、お休みをとることになりました。
彼が担当していた田んぼの畔の草が随分と伸びてきていたので、急遽、私がフォローに入ることになったのです。
今日の富山は、最高気温が33度まで上がるという予報でした。
田んぼには日を遮るものが何一つありません。
「これは気合いを入れないとバテてしまうな」と思い、涼しい早朝の6時から作業をスタートさせることにしました。

富山の田んぼの「ちょうどいい」サイズ
富山県の標準的な田んぼの大きさは、30メートル×100メートルの「30アール」が基本になっています。
この広い長方形のまわりをぐるっと一周、草刈り機を振って歩くわけです。

実はこの30アールという広さには、ちゃんとした理由があります。
昭和30年代に農業の機械化が始まった頃、当時の小型トラクターなどで効率よく作業ができ、Uターンもしやすい縦横の比率が「3対10」だったそうです。
それに加えて、当時の一般的な農家さんが管理しやすい広さがちょうど30アール前後だったこと。
さらに、富山県は急流河川による扇状地が多くて水が抜けやすいため、水管理の観点からもこのサイズが適正だと判断されたのだとか。
昔の人の知恵と、技術の進歩のちょうどいい着地点が、この風景を作っているのですね。
ITの世界でも、システムの制約や現場の運用に合わせた「最適な設計」を探りますが、農業の基盤整備も同じなのだなと、草を刈りながら妙に納得してしまいました。

1時間ごとの休憩と冷たいスポーツドリンク
日が高くなるにつれて、じりじりと容赦ない日差しが照りつけてきます。
熱中症対策として、1時間ごとに必ず手を止め、小休憩をとるようにしました。
水筒にたっぷりと氷を入れて持ってきた冷たいスポーツドリンクが、火照った体に染み渡ります。
甘いお菓子も少しつまんでエネルギーを補給し、また草刈り機を背負う。その繰り返しです。
昔、IT営業として一日中スーツで歩き回っていた頃の汗とは違い、土と草の匂いにまみれて流す汗は、どこかスッキリとした心地よさがあります。
もちろん、体力的にはアラ還の体にはこたえるのですが、自然を相手に淡々と作業を進める時間は、嫌いではありません。

休憩を挟みつつ、午後3時までひたすら草と格闘し、なんとか田んぼ5枚分の畔を綺麗にやっつけることができました。
刈り終えた後の、青々とした稲とすっきりした畔のコントラストを見ると、心地よい達成感に包まれます。
怪我をした若手も、これで少しは安心して休めるでしょうか。
彼が戻ってきたら、また一緒に美味しいコーヒーでも飲みたいと思います。
とりあえず今日は、お風呂にゆっくり浸かって、一息つこうと思います。
明日は庭木の剪定の仕事が入っているので、今日は早めに寝ることにします。
この記事が予約投稿される午後9時には布団の中だと思います(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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