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はじめおの䞀服、そしおやっぱり最埌はお菓子 174

「薄茶を点おおみたせんか」

䜕気なく広報玙を芋おいるず、そんな蚀葉が目に飛び蟌んできたした。
機䌚があれば、い぀か䜓隓しおみたい。
そう思っおいたお茶の䞖界。
自転車で10分ほど行ったずころで、1000円で䜓隓できるそう。

そんなの、

やっおみたいに決たっおる。


そう思った私は、すぐに予玄を取りたした。


䜓隓圓日はよく晎れお、暑いぐらいの気候でした。
お茶の䞖界に倱瀌のないように、可愛いながらもきちんずした栌奜にしようず、銖元ず袖口にフリルの぀いた倧奜きな真っ癜のブラりスに、お気に入りのロングスカヌトをはいお、出かけたした。


こぢんたりずした畳敷きの和宀の入り口で、
「こんにちは」
ず声をかけるず、準備をしおおられた先生が、
「ようこそ。どうぞお入りください」
ず、優しく声をかけおくださいたした。

先生は、茶色の着物をお召しになり、涌やかな癜い垯を締めおおられ、その姿を芋ただけで、和の䞖界に入り蟌んだような、そんな気持ちになりたした。

生埒さんは、私を含め五人。
私は四番目で、前の䞉人の方の所䜜をじっくりず芋られる、よい䜍眮に座るこずができたした。

最初に座る堎所を教わりたした。
畳の瞁から十六目。
畳の目を数えお、十六目䞋がった所に座りたす。その十六目の間が、お茶を眮く堎所になるのだそうです。

次に、お蟞儀の仕方を教わりたした。
お蟞儀には「真、行、草」の䞉皮類があり、それぞれのお蟞儀の仕方や、どう䜿い分けるのかを教わりたした。

それではいよいよ、お茶の䞖界ぞ。

最初にお菓子をいただき、次に先生のお点前を頂戎し、最埌に各々でお茶を点おるずいう流れで、進みたした。

最初に、人数分のお菓子が乗った、倧きな菓噚を運んで来おくださり、
お菓子を取る時の挚拶、
お箞の䞊げ䞋げの仕方、
お菓子の取り方ず菓噚の回し方を、
䞁寧に教えおいただきたした。


芋おいおすごいなず感じたのは、お箞の取り方でした。

眮いおあるお箞を䞊から持っお、
䞋から受けお、持ち盎す。
そしおお箞でお菓子を䞀぀いただき、懐玙に乗せる。

お箞を戻す時も、
䞋から受けお、䞊に持ち盎し、そっず菓噚に乗せる。

ただお箞を取るだけなのに、なんず䞁寧な所䜜でしょうか。
これが流れるようにできたなら、ずおも玠敵だろうなず思いたした。

実際は、

次はこうしおず、考えながら手を動かすので「流れるように」ずはいかず、䞀床で身に぀くものではないなず、実感したした。
矎しい所䜜ずは、繰り返しお皜叀する䞭で、身に぀くものなのかなず思いたした。

お菓子を取った埌に、懐玙でお箞の先をそっず拭くのですけれど、そのような、さりげなく现やかな配慮があるずころが、お茶の䞖界の玠敵なずころだなず思いたした。

五月ずいうこずで、この日のお菓子は柏逅でした。

柏逅は、葉がピラピラずならないように、向こう偎に広げ、そのたた端を内偎に折り返すのだず教わりたした。

甘さが控えめな、ずおも矎味しい柏逅でした。
小豆の優しい甘さに少しホッずしながら、そんな぀もりはなかったけれど、少し緊匵しおいたのかなず思いたした。


次に先生がお茶を点おおくださいたした。

やり方を教わりながら、䞀人ず぀お点前をいただく様子を芋ながら、頭の䞭で䜕床も流れをおさらいしたした。

私の番になりたした。

いただくずきに、
「お先に頂戎いたしたす。」
ず、行のお蟞儀で䞡隣の方にご挚拶をし、
「お点前頂戎いたしたす。」
ず、真のお蟞儀をしながら、先生にご挚拶をしたした。

眮かれたお茶は、䞀床自分の前に眮きなおし、指を揃えた右手で持ち䞊げお、巊手で支え、右手の芪指をかけおしっかり持ちたす。
萜ずさないように、ゆっくり、そっず䞭心をずらしおから、
「いただきたす」の心を蟌めお軜く䞀瀌しおから頂戎したした。

頭の䞭で流れをむメヌゞしおいたこず、前の䞉人の方の所䜜を、じっくり芋られたこずで、手順を考えながらも、倧きく぀たずくこずなく、お点前をいただくこずができたした。

ホッ。

ただ、圢を考え過ぎたかなずいう気持ちもあり、
「今床は楜しみながらやっおみたい。ちゃんずできるようになっお、できるなら、少しでも綺麗だなず思っおもらえる所䜜に近づいおみたい。」
そんな、ちょっぎり欲匵りな思いが、顔をのぞかせたりもしたした。

先生の点おおくださったお茶は、ほんのりずあたたかく、きめ现かい泡の立぀優しい口圓たりで、䞊品な苊味の䞭に甘さもあり、ずおも矎味しかったです。


最埌に、自分たちでお茶を点おたした。

今回、お茶ずお湯は先生が茶噚に入れおくださり、私たちは点おるだけでしたが、それでも充分楜しめたした。

先生は、腕党䜓を動かすのではなく、手銖を䜿っお、䞀の字を描くように茶筅を動かしお、しっかり泡が立぀ように点おるのですよず教えおくださいたした。

私も教わったずおり、腕を動かすのではなく、手銖を䜿うこずを意識しお、しっかり泡が立぀ようにず頑匵りたした。
最埌に「の」の字を描くようにしおから、茶筅をそっず眮きたした。

正盎、最埌は二の腕が痛くお、衚向きはしずやかに点おながらも、心の䞭では、
二の腕がぁぁぁず叫んでおりたした笑

先ほど教わったずおり、茶噚の持ち方などを思い出しながら、ゆっくりお茶をいただくず、「自分で点おたお茶は栌別でしょう」ず、先生がにっこり笑いながらおっしゃいたした。

確かに、それは少し特別で、かしこたっおいただいた䞀杯目ずは違い、嬉しい気持ちを味わっおいるように感じたした。

先生は、飲み終わった茶噚を芋お、
「底に泡が残っおいたすね。ずおもお䞊手に点おられたしたね。」ず耒めおくださいたした。


嬉しい。

先生に耒めおいただけた。



その埌、みんなで少し雑談をしたした。

私の隣に座っおおられた方が、
「先月初めお参加しお、今日が回目だったんです」ずおっしゃったので、

「わぁそうなんですね
 先月のお菓子はなんでしたか」
ずお聞きしたした。



あのね、小鳥。

違うのよ。
そうじゃないのよ。
それじゃ、ただの食いしんがうなのよ。

他にあるでしょう
「先月は䜕人の方が来られおたしたか」ずか、
「ヶ月ぶりでも芚えおたすか」ずか、

どうしおよりによっお䞀蚀めが、

「先月のお菓子は䜕でしたか」なの

恥ずかしいったらありゃしない。

「先月は、桜逅でしたよ。お逅だったから、柏逅ず同じで、葉がくっ぀いお少し食べにくくお 」
「今日の柏逅も、葉っぱがお逅にくっ぀いおたしたもんね」
「そうそう、きれいに葉をはがすのが難しいですよね。来月は氎無月らしいですよ」
「再来月は氎たんじゅうっお先生おっしゃっおたしたね」
「秋になるず栗たんじゅうらしいですよ」
「わぁ、矎味しそう」


、、、いや、


この日䞀番、


䌚話が盛り䞊がっずるやないかい


い぀いかなる時も、女子はお菓子が奜き♡
ずいうこずを身をもっお䜓隓したした。
 ↑
泚薄茶を点おる䜓隓䌚です


最埌に先生が、
「必ずしも畳や正座でなくおもいいですし、足の悪い方は、テヌブルに怅子でもいいのですよ。
堅苊しく考えないで、その人らしく心地よく、これからも気軜にお茶を楜しんでくださいね。」

そうお話しおくださいたした。
敷居が高いず思っおいたお茶の䞖界が、少し身近に感じられたした。


あっずいう間の䞀時間。
ほんの少し日垞を離れ、日本の文化に觊れられた玠敵な時間。

よく晎れた青空を芋䞊げながら、お茶の時間をふり返り、垰路に぀きながら心に浮かんだのは、

あぁ、楜しかった。
たたお茶を点おおみたい。
できるなら、次はもう少しだけ、流れるような所䜜に近づきたい。

暑くなっおくるだろうから、

その時のお菓子は、

氎たんじゅうがいいな。





、、、いや、小鳥。



やっぱり最埌は、



お菓子なんかい。








お点前に関しおは、うろ芚えなずころや、割愛した郚分がありたす。
あくたでも私個人の䜓隓蚘録ずしお、読んでいただけたしたら、幞いです。


台颚が発生しおおりたす。
どなたさたの地域におかれたしおも、どうか倧きな被害に遭われたせんようにず祈っおおりたす。


いいなず思ったら応揎しよう

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