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仁王3クリア&評価!! ぶれない路線と忍者スタイルが最高だった!!

こんにちは。
今回はゲームの話です。

先日、『プラグマタ』と並行してプレイしていたコーエーテクモゲームスの『仁王3』をクリアしました。プレイ時間は約200時間でした。メインストーリーと、ほぼすべてのサブクエスト(絵巻)をクリアしています。


1. 売上状況


それではまず、『仁王3』の売上状況から見ていきましょう。

『仁王3』は今年2026年2月6日に発売されました。
公式のアナウンスによると、「発売2週間で全世界100万本突破」とのことです。発売から14日間で100万本を突破したことになり、『仁王』が15日目だったことを上回り、「シリーズ最速の100万本達成」となったようです。

さらに、この『仁王3』の快進撃により、仁王シリーズの全世界累計販売本数が、なんと1,000万本を突破したとのことです。1,000万本というのは、ゲームタイトルのKPIとしては本当にすごい数字です。
もはや『仁王』はメガタイトルになったと言ってよいでしょう。

2. ゲーム概要


それではゲーム概要を説明します。

まず、『仁王3』はコーエーテクモゲームス内のTeam NINJAという開発チームが制作しました。そして、コーエーテクモブランドとして全世界に販売されています。
プラットフォームは、現時点ではPS5とSteamのようです。
ゲームのストーリーは以下のようです。(公式より)

時は元和8年(1622年)。
主人公・徳川竹千代の次期将軍就任を間近に控えた江戸城。
竹千代の将軍就任を憎む弟・徳川国松は、闇に堕ちた。
禍々しい力を身に宿し、妖怪の大群を率いて竹千代を強襲する。
泰平の世は一転して地獄と化し、窮地に陥った竹千代は、守護霊・草薙の不思議な力により時を越える。

基本的には戦闘RPGです。妖怪たちを倒しながらストーリーに沿って冒険を進めていきます。途中では強力なボスモンスターとの戦闘も待ち受けています。そして最後には、こうした禍々しいものたちをすべて倒し、物語クリアとなります。


それでは評価にいきましょう。

3. 評価:良かった点


まずは良い評価です。

1) 王道仁王の戦国妖怪RPGが楽しい

私は前作『仁王2』から仁王シリーズをプレイしていますが、本作『仁王3』も全く同じ雰囲気で楽しめます。ただ、前作は戦国時代のみだったと記憶していますが、本作は以下のように時代を跳躍し、さまざまな時代で探索や戦闘ができたので、若干バリエーションがあったかなと思います。

・江戸時代(プロローグでの江戸城)
・戦国時代(浜松城から三方ヶ原など、武田信玄との戦い)
・平安時代(魔都と化した京都)
・古代(卑弥呼)
・幕末(新選組や維新の志士たちと京都)
・江戸時代(再びプロローグの江戸城)

このように江戸からスタートし、妖がいる時代を跳躍しながらボス戦を行い、その時代をクリアしていくというストーリーです。
さらには、それぞれ特色のあるエリアマップの中でアイテムなどを探していきます。

また、各エリアにはRPGの拠点となる「社」と呼ばれるファストトラベルポイントがあり、そこを最初に解放しておけば、いつでもその場所への移動や体力などの回復が行えます。

ですから、『仁王3』、いや仁王シリーズ全体のコンセプトとして、「社」をベース拠点とし、ストーリーに沿って雑魚敵を倒してアイテムを入手し、場合によってはミニストーリーとなるサブクエストをクリアしていきます。

そして、そのRPGは、FFのような明るい冒険の舞台ではなく、おどろおどろしい妖怪がはびこる廃墟の街並みや、自然と一体となった日本古来の神社や参道、そして各時代の屋敷や五重塔などを舞台に進んでいきます。

これが「王道仁王の戦国妖怪RPG」なのです。
このジャンルで近い作品はフロム・ソフトウェアの名作『SEKIRO』ですが、『仁王3』の方が直感的に楽しめる作品のような気がします。

そして戦国妖怪RPGであるため、戦うボスも妖怪と、各時代の史実に登場する実在の人物たちです。以下が戦ったボスたちです。

<戦国>
・山県昌景(武田)
・蛇骨婆(妖怪)
・馬場信春(武田)
・武田信玄
<平安>
・大天狗(妖怪)
・おとろし(妖怪)
・茨木童子(鬼)
・梶原景時
・源頼朝
<古代>
・卑弥呼
・比留子
<江戸>
・徳川国松
<幕末>
・高杉晋作
・塗仏(妖怪)
・沖田総司
・徳川慶喜

どうですか。ワクワクしませんか。


2) ニンジャスタイルでの戦闘が楽しすぎる

前作でもニンジャの武器や忍術は使えましたが、あくまで侍が主体の中でのバリエーションだったと記憶しています。
本作では、チュートリアルの段階からサムライスタイルとニンジャスタイルの2つを選べるようになっています。

前作では、私はガチガチの侍スタイルだったので、本作では趣向を変え、最初からニンジャスタイルを選びました。
すると、ゲームの雰囲気が一変しました!
ニンジャスタイルの場合、スタミナが減りづらく、移動スピードが格段に速くなります。その代わり、サムライスタイルでスタミナを回復する「残心」というルーチンが不要になります。

とにかくニンジャスタイルは、敵の周りを縦横無尽に走り回りながらヒット&ランが格段に行いやすくなりました。また、「残心」の代わりに、敵の攻撃を間一髪で回避する「ジャスト回避」でスタミナも回復できるようになったことから、今回は本当にニンジャスタイルにはまりました。

ゲームの仕様としては、サムライスタイルとニンジャスタイルをボスなどの特性に応じて使い分けてほしい、という意図だったのではないかと思います。ただ、このニンジャスタイルがあまりにも快適で、サムライスタイルには戻れなくなりました。つまり、最初にニンジャスタイルを選んでから、すべてのストーリーとボスをニンジャスタイルのみでクリアしました。

サムライスタイルにはサムライスタイルの良さがあると思いますが、私の場合はニンジャスタイル一本で十分に楽しめたということです。


3) 俳優さんとのコラボが楽しい

前作では、確か秀吉役に竹中直人さんを起用するなど話題になりましたが、本作も俳優とのコラボは豪華でした。
次のような方々が登場します。
・本郷奏多(徳川国松役)
・土屋太鳳(卑弥呼役)

このお二人は、とても良かったです。特に、本郷さん演じる国松と戦った時は、そのセリフも含めて痺れました。
こうした実際の俳優さんが演じるキャラクターと、自分が戦ったり会話したりできるのは、他のゲームにはない仁王シリーズならではの非常に斬新なところだと思います。


4) 後半で使える優秀なバフが強力なボス戦に合っている

本作は、前半と後半でニンジャスタイルの戦い方が変わってきます。
前半では主に使える忍術として手裏剣や焙烙玉などの火炎系のみでしたが、後半になると使える忍術に加え、レベルが上がると習得できる陰陽術の種類も非常に多彩になります。

この忍術や陰陽術は非常にバリエーションが多く、全部をマスターすることはできませんでした。その代わり、私が後半によく使ったおすすめの忍術と陰陽術を書いておきます。

<忍術>
火車剣
手裏剣ですが、中に火薬が仕掛けられており、少し遅れて敵に刺さった状態で爆発します。特に人間型のボスは怯むので、こちらに向かってきた時に有効でした。

影縫い
とても強力で、敵を約2秒間完全に時間停止させることができ、その間に接近して斬りまくるなどの攻撃を入れられるため、非常に有効でした。

閃電一足
移動せずに敵の近くへ瞬間移動する忍術ですが、敵の攻撃後の隙にスタミナを使わず接近して攻撃を入れられるため、ヒット&ラン戦法には欠かせないものでした。

<陰陽術>

奪霊符
攻撃を当てるたびにアムリタを得られる護符です。この護符と、「アムリタ回収で体力回復」の効果を持つ装備や魂代を組み合わせると、攻撃を当てるたびに体力が回復するというバフになるため、最強でした。

遅鈍符
敵の動きをスローにする護符です。特に動きが速く、そのスピードについていけないボスに効果が大きかったです。

護身符
その名のとおり、一定時間敵の攻撃を完全に無効化してくれるバフなので、危険な場面では重宝しました。


5) マップ上のアイテム位置が分かるし、ファストトラベルも便利

本作はオープンワールドで、マップ上のさまざまな場所を探索できます。
それに加えて、一度探索した場所の近くにある宝箱などのアイテムが地図上に表示されるようになっていました。これは便利ですね。重要アイテムをすべて探索したいプレイヤーには、本当に助かる機能です。

また、ファストトラベルの拠点も数多く用意されており、移動についてはストレスなくプレイすることができました。

6) 前作のボスが登場して懐かしさを味わえた

後半になると、前作で大ボスだったモンスターが中ボスとして再登場してくれました。
前作をプレイしていない人には難易度が高かったかもしれませんが、私は前作で攻略法を身につけていたので、2周目をプレイしているような感覚で楽しめました。また、とても懐かしく感じました。
以下の前作ボスが再登場していました。個人的には火車が良かったです。
・馬頭鬼
・鎌鼬(かまいたち)
・飛縁魔
・両面宿儺
・煙々羅
・怨霊鬼
・火車
・源義経

4. 評価:今ひとつだった点


それでは、今ひとつだった点についても述べておきます。

7) 前作と雰囲気やシステムがほぼ同じだったこと

良くも悪くも、前作とほぼ同じ舞台で、戦闘システムなどもほぼ同じだったと思います。
私は懐かしく感じましたが、前作とあまり変わり映えしないのは事実です。例えば、次の『仁王4』もまた同じようなシステムだったらどうかな、とは思います。

また、厳密に言えば、前作で使用できた妖怪技のような機能は本作ではカットされています。その意味では、『仁王3』は『仁王2』の世界をオープンワールド化した作品のような気もします。
ただ、それでも十分楽しめましたので、この点については賛否があるのではないかと思います。

8) 画面が基本的に暗いシーンが多い

本作は、それぞれの時代の世界を当初は魔が覆っており、それを最後に打ち払うというストーリーなので、ボスを倒すまでは基本的に画面が暗いです。
この暗さが仁王シリーズの特徴だと思いますが、ボスを倒して明るくなった世界も結構好きだったので、もう少しメリハリがあっても良かったかなとは思います。

9) ニンジャスタイルとサムライスタイルは、どちらか一方のみになりがち

こちらも全然クレームではないのですが、今回はサムライスタイルを一切プレイしませんでした。
体力があれば2周目にサムライスタイルでプレイするという遊び方もあるかもしれませんが、ニンジャスタイルでクリアした段階ですでに200時間を超えていたので、ここで終わりとしました。

せっかく2つのスタイルを用意し、それぞれ武器の技も豊富にあるので、私のようにニンジャスタイルのみだと半分しか遊んでいないことになり、少しもったいない気がしました。
とは言っても、ニンジャスタイルのプレイに完全に慣れてしまっているため、より強力なボスが出てくる後半から、今さらサムライスタイルを育てようという気にはなりません。

プレイヤーに両方のスタイルを使わせるためにも、例えばサムライスタイルが圧倒的に有利なボスなどを用意してくれれば、そのボスを攻略するために練習したかもしれません。
何か両方のスタイルを使いたくなるような仕掛けが、もっとあった方が良かったのかもしれません。

10) 両手が非常に疲れる

『仁王2』の時もそうでしたが、『仁王3』もL1、L2、R1、R2、十字キー4つ、コマンドキー4つをフルに使うゲームです。
そのため、ボス戦で1時間以上戦闘していると、両手がものすごく疲労しました。これは仕方ないとは思いますが。

5. 総合評価


このように『仁王3』の良かった点、今ひとつだった点を挙げてみましたが、ご覧いただいて分かるように、今ひとつだった点については、実は決定的にダメな点は一つも思いつきませんでした。

結論から言うと、良い点ばかりで悪いところはほとんどなかったゲームでした。その意味では、『仁王3』は今年のベストゲームの一つと言えるのではないでしょうか。
もちろん、ゲーム・オブ・ザ・イヤーなどは、より斬新な発想なども求められるため難しいかもしれませんが、仁王シリーズの新タイトルとしては、前作の良いところを踏襲し、ほぼ満点だったのではないかと思います。

プレイ時間が100時間から200時間と結構かかる点については、死にゲーとしては逆にやりがいのあるゲームと言えると思いますので、ちょうど良いボリュームではないでしょうか。
初心者の方が気楽に遊べるゲームというよりは、このような戦闘アクションが好きな方がしっかり遊べるゲームとして、評価は高いと思います。

それでは。

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