無痛分娩のはずが、12時間耐え抜いた「医療介入ゼロ」の超自然分娩になった話
今回は、私の出産について振り返ってみたいと思います。
結論から言うと、計画無痛分娩を目指していたのに、まさかの陣痛が先に来て、12時間かかった末の医療介入ゼロの超自然分娩になりました。
完璧だった(はずの)スケジュール
病院とも相談して「この日に入院して、無痛分娩で産みましょう!」と、いよいよ入院日が決定。
「よし、心の準備もバッチリ。あとは麻酔の力を借りて、比較的穏やかにお産を迎えられるはず…」
そう安心しきっていた、まさに入院日決定の翌日のことでした。
朝から生理痛のような痛み、日付が変わる頃に陣痛へ
その日は金曜日。
朝からお腹がキュッと痛く、そろそろ出産だもんな〜と呑気に構えていました。
しかし、夕方から夜にかけて痛みに波が出てきて、もしかして陣痛が始まった…?と急にソワソワ。
その日は夫に早く帰ってきてもらい、ご飯もお風呂も早めに済ませてベッドに入りました。
しかし、痛みの間隔は狭まるばかり…
ベッドの中で陣痛カウンターのアプリとにらめっこし、痛みが10分間隔になった時、産院に電話しました。
「すぐ来てください」との指示。
私の分娩する病院は、無痛分娩は平日日中のみの対応で、全て計画入院となっていました。
すでにその時、日付が変わって土曜日になったころでした。
電話口の助産師さんも、「無痛分娩はできないねぇ」と一言。
病院を決めた時から、陣痛が先に来た場合は無痛対応ができない可能性は伝えられていましたが、まさか自分がそうなるとは…。
覚悟を決めて病院に向かいました。
そして、麻酔薬を一切使わない「自然分娩」のコースへ進むことになりました。
弱まった陣痛を身体のチカラで呼び戻す
ところが、お産の途中で陣痛の波が弱まってしまい、陣痛を呼び戻すための試行錯誤が始まりました。
・乳頭への刺激(お産を進めるホルモンを促すため)
・足首のツボの指圧(陣痛を促すツボ)
・揺れる椅子に座る(赤ちゃんの下降を助けるため)
陣痛が遠のきそうになるたびに、助産師さんの指示に従ってこれらの自然なアプローチを総動員。
深い呼吸をしながら、痛みにじっと耐えること12時間。
自分の体ひとつで、ひたすら陣痛の波を繋ぎ続けました。
命が生まれる力
12時間は決して短くはありませんでしたが、様々な工夫をしながら、我が子が自分で進んでくるのを五感すべてで感じる時間でもありました。
そしてついに、無事に出産。
予定していた形とは180度違う、フルパワーの超自然分娩になりましたが、我が子の産声を聞いた瞬間は、これまでにない達成感と愛おしさで胸がいっぱいになりました。
振り返って思うこと
人生、どれだけ計画を立てていてもうまくいかないことはあるけれど、人間の身体の神秘と、赤ちゃんの「自分で生まれてくる力」を身をもって体感した、奇跡のような不思議な12時間でした。
予定通りにいかなくて焦っているプレママさんがいたら、「人間の体って本当にすごいよ!赤ちゃんと自分の力を信じて大丈夫!」と全力でエールを送りたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
