ありがとう、東野圭吾さん。ChatGPTと作った、図書館の追悼展示
「東野圭吾さんの本って、どれから読めばいいですか?」図書館で、何度も聞かれてきた質問です。
ガリレオシリーズ、加賀恭一郎シリーズ、マスカレードシリーズ……。
代表作だけでも数十冊あり、初めて読む人にとっては「面白そうだけれど、どれを選べばいいのかわからない」と感じる作家の一人でもありました。
そんな東野圭吾さんの訃報に接し、
本校図書館でも追悼展示を行うことにしました。
せっかく展示するなら、本を並べるだけではなく、「この一冊を読んでみたい」と思える展示にしたい。そんな思いで制作した展示をご紹介します。

シリーズで不足している巻については、夏休み中に順次そろえる予定です。
「どれから読めばいい?」を解決する展示へ
東野圭吾さんは作品数が非常に多く、初めて読む生徒には少しハードルが高いことがあります。
そこで今回は、
ガリレオシリーズ
加賀恭一郎シリーズ
マスカレードシリーズ
という人気シリーズを中心に紹介する展示にしました。
さらに、
シリーズ外の代表作
初めて読む人へのおすすめ作品
映像化作品
デビュー作
まで紹介し、「次に読む一冊」が見つかる展示を目指しました。

書影はCanvaで実際の表紙に差し替えています。
ChatGPTを使って展示資料を制作
今回の展示では、ChatGPTを活用して紹介資料を制作しました。
まず、東野圭吾作品を整理してもらい、
シリーズ紹介
おすすめ作品
シリーズ外代表作
デビュー作
初心者向けの読み方
などの文章や構成を作成。その後、間違っているところを訂正し、デザインを整え、作品相関図についてはCanvaで実際の書影に差し替えました。
AIが文章や構成、デザインやレイアウトを考え、人がファクトチェックをし、仕上げる。
この役割分担は、展示資料づくりでもとても相性が良いと感じました。

初めて読む人にも手に取ってもらえるように
シリーズ作品だけでなく、
白夜行
幻夜
手紙
ナミヤ雑貨店の奇蹟
クスノキの女神
など、シリーズ外の代表作も紹介しました。
「泣ける作品が読みたい」
「人間ドラマが好き」
「どんでん返しを楽しみたい」
そんな読者にも、本との出会いが生まれるよう工夫しています。
クスノキ、ラプラスの魔女、ブラックショーマンなどはシリーズものですが、冊数も少ないので、こちらにまとめました。

展示を見て、本を手に取るきっかけになれば
今回の展示では、
「ガリレオってこんなにあるんだ。」
「加賀恭一郎シリーズも読んでみよう。」
「白夜行を読んでみたい。」
そんな声が聞こえてきそうな展示を目指しました。
図書館の展示は、本を並べるだけではありません。本と読者をつなぐ入口であり、新しい本との出会いをつくる場所でもあります。

「次に読む一冊」を提案しています。
図書館だからできる追悼
追悼展示は、悲しみを伝えるだけのものではありません。
作品を未来の読者へ届けること。
読み継がれる作品との出会いをつくること。
それも図書館の大切な役割だと思っています。
今回の展示が、生徒たちや先生方にとって東野圭吾さんとの最初の出会い、あるいはもう一度作品を読み返すきっかけになれば嬉しく思います。
そして改めて、
ありがとうございました、東野圭吾さん。
数えきれないほどの驚きと感動を届けてくださったことに、心から感謝いたします。

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