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20年追いかけた海外サッカー観戦の話  ⑤ヒューストンで感じた20年

ワクワクしながら迎えた、4回目のワールドカップ現地観戦。
対戦カードは、ポルトガル対コンゴ民主共和国です。

ポルトガル代表のユニフォームとマフラーを持ち、
ポルトガル国旗をあしらったネイルをして参戦しました。
現地観戦する醍醐味は、
なんといっても目の前のロナウド選手を応援することです。
もう一つはサポーター同士の交流です。

同じホテルに宿泊していたポルトガル人家族に、
ポルトガル国旗をあしらったネイルを見せると、
とても喜んでくださいました。
さらにポルトガルにいる娘さんへオンラインで見せてくださり、
最後には家族写真にも「一緒にどうぞ」と誘っていただきました。
サッカーがつないでくれた、忘れられない出会いでした。

試合当日は朝から強い風雨でしたが、
キックオフが近づくにつれて天候は回復しました。
スタジアム周辺には多くの観客が集まり、
背番号7のユニフォームを着た人が目立ちました。
改めてロナウド選手の人気の高さを感じました。

そして選手のウォーミングアップの時間です。
ロナウド選手を先頭にポルトガル代表がピッチに走って姿を現した瞬間、
スタジアムは大歓声に包まれました。その光景は今でも忘れられません。
「今年も元気な姿を見ることができた。」
それだけで、ヒューストンまで来て良かったと思いました。

ヒューストンスタジアムは7万人以上を収容する巨大な施設で、
屋根と空調設備が整っています。
テキサスの暑さを感じることなく快適に観戦でき、
選手たちにとっても良い環境だったと思います。

ポルトガルサポーターの応援にはおなじみのチャントがあります。
『Seven Nation Army』のメロディーに合わせて
「クリスティアーノ・ロナウド」と歌うもので、
試合中も何度となくスタジアムに響き渡っていました。
そのたびに会場の熱気が高まり、
ロナウド選手への期待の大きさを感じました。

試合はポルトガルが早い時間に先制し、
幸先の良いスタートとなりました。
しかし、ボールは支配しているものの、
なかなか決定機を作れません。
ロナウド選手もディフェンダーに囲まれ、
思うようにボールに触れる場面が少なく感じました。
するとコンゴに同点ゴールを許し、試合は振り出しに戻ります。
後半は縦パスも増え、惜しい場面が何度もありましたが、
最後まで勝ち越し点を奪えず、
試合は1対1の引き分けに終わりました。

個人的には、ロナウド選手が90分間フル出場したことが嬉しい驚きでした。
途中交代も予想していましたが、最後までピッチに立ち続けました。

一方で、試合後は勝利を逃した悔しさが大きかったのでしょう。
普段のようにサポーターへ挨拶することなく、
そのままロッカールームへ引き揚げていきました。
その姿からも勝利への強い思いが伝わってきました。

2006年、テレビで見た一人の若い選手に心を奪われてから20年。
サッカー観戦をきっかけにポルトガルを訪れ、多くの人と出会い、
今ではポルトガル製品を扱う仕事にもつながっています。
あの時は想像もしなかった人生です。

これからもロナウド選手の活躍を願いながら、
サッカーがつないでくれたポルトガルとのご縁を、
大切にしていきたいと思います。

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