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この歌が面癜いよ䞇葉集15銖玹介

数幎前に私ず䞇葉集の出䌚いを描いたマンガがあっお、再掲するたびにそれなりにバズっおくれるんですが、これを䞊げるたびに「もっず䞇葉集読んでみたい」ず蚀っおもらえる。そういう時、文庫にもなっおいる䞭西進先生の䞇葉集党蚳を掚しおたすが、私も軜く導入ずいう意味合いで15銖、わたしプレれンツ面癜いな奜きだなず思う歌を矅列しおおきたす。

なお、これらは私がン十幎前倧孊生の時にほそがそ曞いおいた䞇葉集超蚳ブログの内容の転茉です。孊術的に合っおいるかどうかはわかりたせん。前半はなんか倉わっおる倉な歌。埌半は私奜みの激しめ恋の歌。参考文献は最埌に。ではどうぞ。

◎醀酢に 蒜搗き合おお 鯛願ふ 我にな芋えそ 氎葱の矹

⇒「ポン酢かけお葱散らした鯛食いたい。」

䞇葉集巻16・3829 / 長意吉麻呂
ただのツむヌトじゃん。ちなみにこのずき実際長意吉麻呂さんの目の前にあったのは䞍味い氎草のお吞い物だったんだっお。
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◎石麻呂に 吟れもの申す 倏痩せに よしずいふものぞ 鰻ずり食せ
いしたろに われものもうす な぀やせに よしずいうものぞ むなぎずりめせ

⇒「いしたろさん、アナタすっごい痩せおるけど 倏バテ倏バテにはりナギだよ。早く捕りに行っお食べなくっちゃ」

䞇葉集巻16・3853/ 倧䌎家持
おいうか1300幎前も昔から日本人倏バテにうなぎ食べずったんかい —————

◎痩す痩すも 生けらばあらむを 将やはた 鰻を持るず 河に流るな
やすやすもいけらばあらむをはたやはたむなぎをずるずかわにながるな

⇒「ちょ、ホントに捕りにいく気ww川に流されお死ぬぞwwww痩せおたっお生きおいけるんだから、無理しなさんな。」

䞇葉集巻16・3854/ 倧䌎家持
3853の続きです。家持、なんなん
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◎童ども草はな刈りそ八穂蓌を穂積の朝臣が腋草を刈れ
(わらはどもくさはなかりそやほたでをほづみのあそがわきくさをかれ)

⇒「子䟛達〜草は刈らなくおいいから穂がわっさわさの蓌みたいになっずる穂積さんの脇毛刈っおやんな〜」

䞇葉集巻16・3842
1300幎埌たで脇毛がボヌボヌであるこずを蚀い䌝えられる穂積さんの気持ちになっおみろや。そしお勘の良い方はお気付きでしょう そう、巻16は圧倒的に倉な歌が倚い。
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◎梯立の 熊䟆酒屋に真眵らる奎 わし 誘ひ立お 率お䟆なたしを 真眵らる奎 わし
はしたおの くたきさかやにたぬらるやっこ わし さすいたお いおきなたしを たぬらるやっこ わし

⇒「熊来ずいう酒屋で、゚ラく酔っ払っお店䞻に眵られおいた奎 かわいそうだし、俺がなだめお連れ垰っおきおやったら良かったんだけど、なんずなく そうしなかったんだああ、眵られ、怒られるペッパラむよ 」

䞇葉集巻16・3879/
困ったのペッパラむを眮いお先に垰っおきたんだが、やっぱ可哀想だし、あの時連れ垰りゃ良かったかなぁ ず、ちょっぎし埌悔しおいる優しい胜登人の歌。なお途䞭で出おくる「わし」は合いの手みたいなもんで意味はない。
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◎淑き人の 良しずよく芋お 良しず蚀ひし 吉野よく芋よ 良き人よく芋
よきひずの よしずよくみお よしずいひし よしのよくみよ よきひずよくみ

⇒「昔の良い人が「良い」ずいっおよく芋た、この吉野の地をよく芋なさい。 今の良い人よ、よく芋なさい。」

䞇葉集巻1・27 / 倩歊倩皇
声に出しお読むず面癜い歌。倩歊倩皇が6人の息子に送った歌。もひず぀、この歌の面癜いずころ。この歌、原文䞇葉仮名だず ↓ のようになるんですが、「よし」の甚字にご泚目。

[淑]人乃 [良]è·¡[吉]芋而 [奜]垞蚀垫 [芳]野吉芋䞎 良人[四]来䞉

 お分かり頂けただろうか「よし」の甚字は皮類。そしお倩歊の皇子の数も 人!! う〜ん衚珟で遊んでくるじゃんおもしれぇ倩皇(䞍敬)
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◎来むず蚀ふも来ぬ時あるを来じず蚀ふを来むずは埅たじ来じず蚀ふものを
(こむずいうもこぬずきあるをこじずいうをこむずはたたじこじずいうものを)

⇒「来るず蚀いながら来ない時もあるのに 来ないず蚀っおいるものを来るかもしれないだなんお、もう埅぀のはやめよう。今日は来ないず蚀っおいるのだから」

䞇葉集巻4・257 / 倧䌎坂䞊郎嚘
声に出しお読むず面癜い歌2。恋人が来る぀っおおも来ない時あんだから、来ないっお蚀っおる時に来るかもずか思うのやめよう、だっお。今でも普通にこういうのあるが
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◎癜玉は 人に知らえず 知らずずもよし 知らずずも 我し知れらば 知らずずもよし
しらたたはひずにしらえずしらずずもよししらずずもわれしれらばしらずずもよし

⇒「真珠の䟡倀を誰も知らない。知らなくたっおいい。 知らなくたっお、私が知っおいるのだから、 知らなくたっおいい。」

å·»6・1018/ 元興寺の頭は良いのにどうも出䞖できないお坊さん
声に出しお読むず面癜い歌3。わたし就掻で50瀟ぐらい萜ずされおるんですが、その時これをずっず頭の䞭で唱えおた。
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ここから盞聞(恋)の歌です。

◎思ふにし死にするものにあらたせば千たびぞ我れは死にかぞらたし
おもふにし しにするものに あらたせば ちたびぞわれは しにかぞらたし
⇒「恋によっお死ぬこずがあるなら、私は千回、死を繰り返すだろう」

䞇葉集巻・603/ 笠郎女
は、激しい〜。「死」ずいう蚀葉は、䞇葉集䞭で銖に芋られたすが、その殆どが恋の歌です。
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◎敷栲の枕ゆくくる涙にぞ浮寝をしける恋の繁きに
しきたぞの たくらゆくくる なみたにぞ うきねをしける こひのしげきに

⇒「倜、こがれた涙が、やわらかな枕から溢れお、私はたるで氎に浮かんで眠っおいるよう。恋が苊しくお。」

䞇葉集巻・507/ 駿河采女
「涙にぞ浮寝をしける」涙の氎たたりに浮いお眠るよう っお、なんお凄い衚珟なんだ。
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◎朝寝髪我れは梳らじ うるはしき君が手枕觊れおしものを
あさねがみ われはけづらじ うるはしき きみがたたくら ふれおしものを

⇒「この、朝の乱れた髪に、私は櫛を通さない。昚晩枕代わりにしおいた倧奜きなあなたの手が 觊れたものだから 」

䞇葉集巻11・2578/
男が垰ったあずの、女の歌。 䞭西進先生の蚳講談瀟文庫・䞇葉集では「寝乱れ髪」っお蚳されおいお、ずおも色っぜくお奜き。『叀代の恋愛生掻叀橋信孝・NHKブックス』によるず、䞇葉人たちは「共寝の状態のたたにしおおけばふたたび盞手が蚪れるこずになる」「靡かせ乱した髪には男の魂が付着しおいるから、手入れしない方が良い」ず、信じおいたらしい。
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◎今のみの行事にはあらず叀の人そたさりお哭にさぞ泣きし
いたのみの わざにはあらず いにしぞの ひずぞたさりお ねにさぞなきし

⇒「恋がこんなに苊しいのは、䜕もむマだけの話じゃない。昔の人だっお、私以䞊に恋に泣いたりしたんだ 」

䞇葉集巻・498/ 柿本人麻呂
1300幎ぐらい前の歌なわけだが、この時点で「昔の人は」ず歌っおるのは思わず笑うね。人麻呂に、「未来の人も泣いたりしたすよ」っお教えおあげたいね。
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◎䌎倍人の 斑衟に 綿さはだ 入りなたしもの 効が小床に
きぞひずの ただらぶすたに めんさはだ いりなたしもの いもがおどこに

⇒「お垃団の䞭に沢山入っおる綿みたいに僕も君のベッドの䞭に入っちゃえばよかった」

䞇葉集巻14・3354/
垃団の綿を矚むあたり、すんげぇ発想力。田山花袋よりキモい😂
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◎ 敷島の日本の囜に人二人ありずし念はば䜕か嘆かむ
しきしたの やたずのくにに ひずふたり ありずしもはば なにかなげかむ

⇒「この広い日本に、『君』っお人がもし二人存圚するんなら、こんなにも悩たない。倧切な倧切な君が、たった䞀人しかいない。だから こんなに悩むんじゃないか。」

䞇葉集巻13・3249
君がこの䞖に二人いるなら悩たない。なにこの胞熱なリリック。
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◎我が恋は千匕きの石を䞃ばかり銖に繋けむも神のたにたに
わがこいは ちびきのいわをななばかり くびにかけむも かみのたにたに

⇒「私の恋は、千人匕きの石を䞃぀銖にかけたような苊しさよ。それも、神の埡心のたたに」

䞇葉集巻4・743
ここでいう千匕きの石ずいうのは、黄泉の囜ずこの䞖の間を隔おおいるでっかい石。 恋の苊しさを、「重い重い石を䞃぀繋げた銖食りを䞋げおいるようなものだ」あるいは、喜んで銖に䞋げたしょう、ずいう決意ず䟋えおおりたす。すごい。そんなん普通思い぀かないやんか。
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䞻な参考文献 『萬葉集 本文篇 塙曞房』 『萬葉集党泚 有斐閣』 『䞇葉集 党蚳泚 原文付き講談瀟文庫』 䞭西進 『折口信倫党集䞭倮公論瀟』 の䞭の䞇葉集に関する郚分奈良県立䞇葉文化通
奈良県立䞇葉文化通 䞇葉癟科 https://manyo-hyakka.pref.nara.jp

䞇葉集おもろいやんけず思ったら是非誰かの本を読んでください私のはマゞで孊術的に合っおいるのか謎なので 「この䞇葉集の本が導入にぎったりだよ、おもしろいよ」ずいうのがあったら、教えおください。

いいなず思ったら応揎しよう