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ひびいっこ #199 コクヨデザインアワード2026

こんにちは、とるて。です。
コンテンツをビジネス視点で語るチャレンジ、
本日の1コンテンツはこちら。

コクヨデザインアワード2026

本年の受賞作品が決定しましたので、記事にしてみます。


■コクヨデザインアワードとは

コクヨ株式会社が主催するプロダクトデザインのコンペティション。2002年から原則として毎年継続実施されており、今回2026年は24回目。公式サイトから紹介文を引用すると以下の通り。

コクヨデザインアワードは、才能あるデザイナーの応援と共創を目的とするプロダクトデザインの国際コンペティションです。
世相を反映するテーマで作品を募集し、受賞作品については受賞者とコクヨ商品開発者の共創による製品化が検討されます。
生活や仕事に身近な道具に新たな息吹を吹き込む優れたデザインを、確かな製品として世に送り出すことで、デザイナーの今後の活躍を後押しし、同時にワクワクする未来のワークとライフの創造を目指しています。

https://www.kokuyo.com/design-award/

■僕がコクヨデザインアワードを推せなくなっていた頃

僕は自分が学生のころからこのアワードを楽しみにしているのですが、一時期「もう追いかけるのはやめようかな」と思った時期がありました。それはテーマ設定とその解釈が「もはやなんでもありやん」という状態になっていた(と僕は感じてしまった)時期です。いつのころと言うと各所に角が立つ可能性があるので言えませんが。
その頃は本当に抽象度の高い形而上の提案、分かりやすく言えばアートに近い作品が受賞作に名を連ねていました。コクヨ社がアワードを主催する価値は、コクヨ社ならではの実現力に社会の新たな視点をぶつけることによる化学反応だと僕は感じるので、実現からあまりに遠い「概念」が受賞し始めてしまうと、それはビジネスを行っているコクヨ社が主催する意味がなくなってしまうと感じていました。

紐解いていくと、これはいくつかの理由から生まれている事象でした。僕の見立てでは以下の通りです。

  • テーマ設定の仕方

  • アワードそのものが世界的に知られ始め、権威的になりつつあったこと

  • 審査員の好み

なので、アワードそのものが人気になっていく過程として発生してしまう現象だったのだろうと思います。

■僕が感じるコクヨデザインアワード2026受賞作の秀逸な限定条件

2026年のテーマは「波紋 HAMON Design that Resonates」でした。今までと異なるのは、一単語ではなく、サブセンテンスがあることでした。
これによってテーマの解釈の視点が与えられました。もちろん今までも要綱を細かく読めばどう読み取ってほしいのかは記載されていましたが、補足文ではなくテーマとして記載されたのは大きな変化です。

これによって作品を「限定」できました。「Design that Resonates」からあまりに距離がある形而上的な作品を審査から省ける根拠を審査側が獲得したと言ってもいいです。もしかするとコクヨ社や審査員の皆さんも、僕が思ったような何かを感じていたのかもしれませんし、そもそも応募数が多すぎて丁寧に見切れないので限定条件を追加したのかもしれません。いずれにせよとても上手な条件付けだと思いました。

■さいごに

受賞作については一切触れませんでしたが、僕は「g(グラム)」という作品が好みでした!

本日は以上です。
ひびいっこ、またこんど。
とるて。

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