7年経って時代が追いついた。『信長の野望・大志PK』を今こそ遊ぶ理由
まるで格闘ゲームのような大名選択画面。
そしてソシャゲのようなゲーム内容。
実際にスマホでも遊べるようにとチャレンジした、
『信長の野望・大志』は、
内政がやることない。
UIがしょぼい。
武将調略ができない。
など、酷評の嵐でした。
――それから1年2か月。
様々な改善を掲げてリリースされたのが、
『信長の野望・大志 with パワーアップキット』
2019年2月14日発売/Nintendo Switch、PS4、Steam
……やっぱり付け焼き刃だと酷評され、「クソゲー」「不評」と散々な評価でした。
でも実は私、このゲーム大好きなんですよね。
今では度重なるアップデートによって、Steamの評価も「やや好評」まで持ち直し、7年経ってようやく時代が追いついてきた感すらある『信長の野望・大志PK』。
今日は、その魅力をお伝えしていきます。
では、いこう!
あの日の酷評は、本当に正しかったのか

信長の野望・大志PKってどんなゲーム?
コーエーテクモが誇る二枚看板の一つ、『信長の野望』シリーズ15作目(もう一つは『三國志』)。
武将一人ひとりが持つ「志」システムによって、大名ごとに戦略性が大きく変わる歴史シミュレーションゲームです。
リアルタイムで展開する決戦(合戦)に加え、PKでは攻城戦や地方モードが追加され、ゲーム全体の戦略性が大きく広がりました。

全部委任だっていいじゃないか。令和だもの
この『信長の野望・大志PK』の悪名を一役買っているのが、何でも委任できてしまうゲームデザイン。
内政はもちろん、売りであるはずの「評定」も、本来魅力になるはずの「配属」も、すべて委任できます。
何なら時間をかけて作ったであろう「合戦」ですら、敵と遭遇した時点で
「このまま戦えば勝てますが、実際に戦いますか?」
と聞かれ、合戦をOFFにして結果だけ見ることもできます。
何というフレンドリーさ😆
これが7年前の硬派な信長の野望ファンからは、
「何でも委任できたらゲームする意味ねぇだろ!」
と不評を買っていました。
だけど今は令和。
ソシャゲの中にはレベル上げすらAIに任せるゲームが売れる時代です。
そんな今遊ぶと、この「全部お任せモード」がむしろ魅力に見えてくるから不思議です。
たぶん今だったら、
少ないお金を投資して商業値を上げて、
次は農業値を上げて石高を増やして、
兵士を雇って訓練してやっと戦争。
そんな流れの方が、
「面倒くせぇ」
と言われる時代なのかもしれません。

評定という名のスキルツリー
確かにスマホゲームっぽいなと思う一番の部分が『評定』です。
年4回開催され、ランダムに家臣を6人選択(指定も可能)。
指針に沿ってポイントを獲得し、数字の高い武将3人を選びながらスキルツリーを解放していきます。
この何とも言えない作業感は、人を選ぶと思います。
でも私は結構好き❤️
時々武将が光って多くポイントを獲得できたり、兵糧消費が減るスキルや武将固有スキルなど、実用的なものも多いです。

ただ、売りであるスキル盤が、どの大名を選んでもほとんど変わらないのは残念。
それでも、若い人や初めて遊ぶ人にも触ってもらおうという工夫は十分伝わってきます。

良いぞSwitch版。携帯機との相性抜群
コーエーにお布施を払って37年。
信者の私は、コンシューマー版はコレクション用に集めても、PC-9801の頃から遊ぶのはPCと決めてきました。
マウス操作に比べるとコントローラー操作は煩わしく、美麗なPC版グラフィックと比べると、どうしてもチープに感じていたからです。
(今ではそれも味なのですが……)
ところが先日、ふとSwitch2の再ダウンロード一覧に『信長の野望・大志PK』があることを発見。
興味半分、ネタ半分で遊び始めたら……
快適すぎて止まらなくなりました😆✨
今のスティック操作って本当に優秀なんですね。
城やスキル盤も、ほぼマウス感覚でカーソルを動かせます。
決定はAボタンやLRボタンですが、すぐ慣れました。
そして携帯機の大画面。
これはSwitch2ならではですが、寝転びながら直感的に遊べる喜びに感動しました。
何かのセールで買っておいた昔の俺、グッジョブ👍✨
ストレスフリー設計。Switch版の携帯モード。
15作積み重ねた老舗歴史シミュレーションゲームの奥深さ。
この組み合わせの破壊力は抜群でした。

体験記:地方モードで遊んでみた
最後に、地方モードで遊んだサクサク感をスクショと一緒に載せておきます。
プレイ時間は約2時間で地方統一。
プレイシナリオはみんな大好き、大阪の陣の豊臣秀頼。
一国しか持っていないものの、超有名武将を何人も抱え、金も米もたっぷりある反則級の強さです。
私はストレスフリーで遊びたかったので、難易度は「初級」を選びました。






プレイ環境
現行機なら大体遊べます。
セールでは半額くらいになることもあるので狙い目です。パッケージ版はAmazonでSwitch版が6,000円前後でした。
総括
つくづく時代は変わるし、ユーザーのニーズも変わる。
ゲーム会社は本当に大変だなと思います。
あの「薄味」と呼ばれていた『大志PK』も、7年経ってみれば時代にベストマッチ。
「手軽に信長の野望を遊べる」というスマホ版のコンセプトを、今だからこそ実現できているように感じます。
もちろん、ちゃんと遊べば内政では建物も建てられるようになりましたし、合戦も戦場となる郡を選んで戦えば、小兵力で大軍に勝つこともできます。
練られている要素は確かにある。
でも、それらがゲームデザインとうまく噛み合っていない。
例えるなら、素材一つひとつは美味しいのに、料理になると何か一味足りない。
そんな印象のゲームです。
ただ、いつもコース料理ばかりでは胃もたれします。
たまにはファストフードが食べたくなるように、歴史ゲーム好きの皆さんには「味変」としておすすめしたい一本です。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

著作権について
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▪️信長の野望大志withパワーアップキット公式サイト
