『三国志14PK』はアイデアの宝庫。コーエー信者が辿り着いた究極の一本
コーエーの三国志には、
2種類のゲームプランがある。
1つは後漢末期から三国時代の1武将となって、
三国志の世界を疑似体験できる武将プレイ型。
各勢力の君主となって天下統一を目指すも良し。
軍師となって君主を助けたり、猛将となって勢力を広げるも良し。
在野や放浪軍として中国全土を放浪するも良し。
とにかく自由度が高いのが特徴。
ナンバリングで言うと、7・8・10・13・8リメイクです。
もう1つは君主限定だが、各勢力のトップに立って、中国統一を目指す君主プレイ型。
こちらは1から続くSLGの王道。
コーエーは毎回ゲームシステムを変えてくるので、合う合わないは作品によって分かれるものの、中国全土を統一した時の達成感はハンパない✨
圧倒的な充実感があります。
ナンバリングで言うと、1・2・3・4・5・6・9・11・12・14です。
私が大好きなのは、君主プレイ。
その中でも1つ選ぶとするならこちら。
『三国志14 with パワーアップキット』
2020年12月10日発売/PS4・Switch・Steam
をお勧めします。
正直『三国志11PK』と迷ったのですが、
遊びやすさと見た目の分かりやすさで、こちらを選びました。
君主プレイの何が面白いのか?
ファミコン版『三国志』でデビューして40年弱。
コーエー信者が送る究極の1本です。
では行きましょう。
勢力図を塗り替える快感

三国志って何?
三国志は、今から約1800年前の古代中国で、魏(ぎ)・蜀(しょく)・呉(ご)の三つの国が天下の覇権を争った激動の時代(220〜280年)のこと。
同時代の日本は弥生時代後期に当たります。
後漢王朝の衰退によって各地で群雄が立ち上がり、戦乱の中で多くの英雄や軍師たちが活躍しました。
曹操、劉備、諸葛孔明などキャラクター性も強く、吉川英治の小説や横山光輝の漫画などが有名です。

三国志の何がそんなに面白いの?
登場人物は馴染みのない漢字。
人民はすぐに殺され、残酷な描写も多い。
だけど日本には無い雄大な世界観があります。
100万の軍隊が海のような大河を攻め上がったり、断崖絶壁の山谷を越えて敵の本拠地に奇襲をかけたりする。
この躍動感が最大の魅力です。
数多の英雄、豪傑たちの人間ドラマにドキドキし、子供の頃から夢中になって読んでいました。
私が好きなキャラは劉備玄徳。
漢王室の末裔でありながら、むしろ売りまで没落し、そこから紆余曲折を経て、最後は蜀の国を建国する。
そのサクセスストーリーがたまらなく楽しい。

匠の技術が光る三国志14PK
2025年で40周年を迎えたコーエーの三国志シリーズ。
リメイクを除けば、ナンバリング最新作になるのが『三国志14PK』です。
ジャンルは歴史シミュレーションゲーム。
最初に書いた通り、君主になって中国全土を統一することが目的です。
プロデューサーの越後谷さんは、2020年1月5日掲載の電撃オンラインの記事の中で、
『三国志14が目指したものは、領地の奪い合い、取り合いをいかにおもしろく遊んでもらうかに力を入れた作品になります。過去シリーズで言うと『Ⅸ』『11』から受け継いだ1枚マップ制をより進化させ、勢力の攻防を色塗りで表現して直感的にわかりやすく遊べるものにしています。』
と語っています。
これが本当に面白い。
目的が中国統一ですから、今自分が何%統一したのかが一目で分かる。
「あの国を攻め取って、今日はここまで広げよう」など、自分で目標設定して遊べるようになります。
特にこの手のゲームを遊ぶ人って、それなりに経験や知識を積んでいる人が多い。
独自の攻略法も持っているし、遊び方のパターンも持っている。
そういう玄人に対して、シンプルに勢力図を塗り替える楽しさを可視化させたのは凄いアイデアだと思う。
初代の楽しさを現代に蘇らせたかったと語る越後谷プロデューサーの熱意と、コーエーが長年培ってきた技術の賜物だと思います。

光る戦略。糧道を断つ!
自軍の部隊が動いた後ろには色が塗られていくのだが、この塗っている最中に、もし他の軍隊に遮られたらどうなるのか?
なんと自部隊は混乱して行動不能になってしまう。
このアイデアが素晴らしく、猪突を持つ武将が敵陣深くへ突っ込み、自軍に帰れなくなって降伏するなんて展開も再現できてしまう。
ただ色を塗らせるだけじゃなく、そこに意味と戦略性を持たせているのが14PKの推しポイントです。

赤個性こそ、先駆者の証
歴史シミュレーションゲームの巨人・コーエーが作り出した「武将を数値化する」という概念に、赤個性という新しい要素を追加した今作。
これも白眉級のアイデア。
マイナス要素を入れたことで、より武将が人間臭くなり、愛着が湧く。
張飛の「猪突」や「酒乱」はイメージ通りだし、完全無欠の趙雲よりも、ついつい使ってしまう(笑)

一枚マップで再現された広大な中国大陸
三国志14PKをお勧めするもう1つの理由が、中国大陸の再現度の高さ。
元々コーエーの3Dマップは評価が高く、度々NHKの大河ドラマで採用されるほど。
注目ポイントは蜀の国(四川省)。
益州と呼ばれたこの地域は険しい山々に囲まれながら、中心部には肥沃な大地が広がっており、これが見事に表現されている。
南に目を向けると毒の沼やジャングルに覆われた南蛮(雲南省)。
北に目を向ければ、魏延が北伐の際に孔明へ提案した子午谷ルートまで完全に再現されています。
これは嬉しい😆
ゲームを通して、いかに蜀の国が外から攻めづらく、外界と隔離された国だったのか。
今作で初めて実感できました。

豊富でかっこいいイベント
近年のコーエー作品のイベントはクオリティが高い。
特に美女連環の計や、孔明の出廬など、有名どころはナンバリングを重ねるごとに質が上がっている気がしています。
武将の顔グラや個性を数値化したコーエーが、美麗なグラフィックと濃密なイベントで1800年前の中国大陸へ誘ってくれる。
これは時間が溶ける訳だ。

プレイ環境
Nintendo Switch、PS4、Steamでプレイできます。
総括
書いている途中から、「2回に分けた方が良いのでは?」と思うくらい、想いが溢れてくる『三国志14PK』。
まだ音楽にも触れていなければ、シナリオについても書いていない(笑)
『三国志14PK』はアイデアの宝庫なので、遊んでいてとても楽しいし、記事を書いていても思い出してまた遊びたくなる。
今年の頭に『8リメイクPK』が発売したばかりなので、当分新作は出ないと思うけど、また一枚マップの君主プレイを待っています、コーエー様。
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
三国志14pk公式サイト
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また、一部内容については下記記事を参考・引用しております。
三国志14インタビュー
提供元:電撃オンライン
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