サイゼリヤがストップ高
昨日、日経新聞のサイトで、
「サイゼリヤがストップ高」
とのニュースを見かけました。
その理由が、
「値上げ検討」を好感
という点にあったとのこと。
粘って粘って最後まで値上げをしない、
そんなイメージすらあるサイゼリヤ。
ところが、松谷社長が
「9月以降の価格改定を視野に入れている」
との発言をされたことで、投資家からは
「利益率改善の余地が生まれた」と認識
される結果となり、総じて買い注文が
増えたということのようです。
昨日の株式市場は、日経平均が3日ぶりの
反落だったため、良いニュースが他に
ない状況下でより注目を集めやすかった
という事情もあったかもしれません。
そもそも、サイゼリヤは業績好調です。
その経営戦略やマーケティング戦略も
見事なもので、株価が底堅い動きをする
ことは全くもって想定内。
これが、経営基盤の少々脆い他企業
だったとしたらどうなっていたか、
考えてみると面白いですよね。
客数で競合に劣るようなレストランを
運営する企業が、周りも値上げしている
からという理由で便乗値上げなどしよう
ものなら、ますます客数が下がって、
株価も下げ圧力がより一層進み、
二進も三進もいかなくなりそうです。
しかし、サイゼリヤは、値上げをすると
言っているのに株価が上がりました。
これは、サイゼリヤが仮に値上げしたと
しても、客数が影響を受けない、または
受けたとしても軽微だと市場が判断した
ということになるでしょう。
確かに、サイゼリヤのメニューを見れば
分かる通り、このインフレが激しくなり
つつあるこのご時世に、あの値段は
ちょっとバグっていると言ってもいい位
まだまだお安いですよね。
ですから、ここで価格を上げても、
コスパ的にはまだまだ余裕があり、
お客様が離れることはまだないだろう、
そのような評価をもらっていると
判断できそうです。
株式市場には、短期的に売買を繰り返す
有象無象の投資家もたくさんいる一方、
事業の中身をしっかりと分析、判断して
投資判断を繰り返す堅実な投資家も多く
存在しているからこそ、中長期的には
株価が適正レンジへと収斂していくのだ
ということが、今回のニュースから
改めて垣間見ることができたように
思いました。
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