当番日誌 #003 「女生徒」と私
ジャジャジャジャーン、ジャジャジャジャーン🎶
字面を見るだけで分かりますよね?
そうです。かの有名なベートーヴェンの「交響曲第5番~運命~」です。
この冒頭の部分は「運命が扉を叩く音」と言われているんだとか。
というわけで今回は、高校生の私の心の扉をノックした本を紹介します。
みなさん、ぜひBGMを付けてお聞きください。(脳内再生でお願いします🤫)
高校時代。後に親友になる🐵ちゃんに出会いますが、当時は色々あってまだそこまで仲良くありませんでした。そしてまた読書に逃げる。
ここで人生を変える本に出会います。
当時の担任兼国語教師から薦められた、太宰治の短編小説「女生徒」です。
主人公はメガネをかけたちょっぴり冴えない女学生。どこにでもいる脇役。シンデレラに憧れて、夢見がちでヒロイン症候群なところもある。
「眼鏡をかけずに顔を見るとぼんやりしていて、嫌なものを見なくてすんで素敵…。ああ、もっと綺麗な目になりたいなぁ😮💨」
私が衝撃を受けたのは、これを書いたのが
男性
だということ。
私も普段眼鏡をかけているけど、
「なんでわかるの?!女心を読めるの?」
ってまさに雷に打たれた感じ。
数多の女性と浮名を流し、最期は奥様以外の女性と心中を遂げただけあるなぁと感心しました。(絶っっっっ対彼氏にはしたくないけどね!)
大学では文学部に進学。元々教員を目指していた私ですが、文学への興味もどんどん深くなっていきました。
そして入学課題で配られた一冊が、太宰治「斜陽」。
いや、これは運命でしょ。
「斜陽」は戦後に没落していく貴族の物語。主人公かず子は、いつまで経ってもマダム気質な母、麻薬中毒の弟をもち、既婚者の流行作家の上原に恋をする…。
って人生ハードモードすぎん?
それぞれの人物の葛藤と主人公の壮絶な物語。それだけでも面白いですが、私は別の魅力を感じていました。
「斜陽」と「女生徒」にはある共通点があり、それは私の卒論テーマになりました。その共通点とは…
また次回、卒論編をお待ちください☆
今日も登校お疲れ様でした💮
