突然のLINEには気をつけろ
昨年の秋ごろ、修士課程を修了してから音信不通だった大学の友人から突然、
「最近、研究はどう?」
とLINEが来ました。
その友人とは学部時代によく遊んでいたので、久しぶりの連絡に私は最初喜んでいました。
そこからLINEが続き、お互いの近況報告をし合いました。
2、3日ぐらいやりとりを続けていると、その友人が
「俺の仕事のことでお願いしたいことがあるから電話したい」
と言ってきました。
私はそこで少し怪しいと思いながらも、間接的に助けられるのならと思い、電話に応じました。
電話するのも久しぶりだったので、そこでもまたお互いの近況報告をしばらくしていました。
そして本題に入ると、彼の要望は以下の通りでした。
彼はある会社でFPに転職しており、顧客の資産運用のサポートをする仕事をしているとのこと。
具体的な業務としては、運用の方法を自社の商品(株?)を例にしてプレゼンする仕事をしているそう。
私はその友人に、プレゼン力を磨きたいからそのプレゼンを聴いて練習相手になってほしいと言われました。
プレゼンの練習相手になるだけならまあいいかと思ったのですが、その後彼の言った次の一言で、一気に怪しくなりました。
「もしプレゼンを聴いていいなと思ったら、弊社の商品を買ってくれたら嬉しい。買わなくてもいいけど。プレゼンを聴いてくれた他の学部の同期も何人か買っている。」
ここで欲しくもない商品を買わされそうになったのを察して、私はプレゼンを聴くことも丁重に断りました。
その友人はすごく残念そうな様子で、学部の頃の付き合い云々を引き合いにして、プレゼンを聴くように何度か迫ってきましたが、それも断って通話を終えました。
その電話からしばらく経って今年に入った頃、ネットニュースを見て私は戦慄しました。
その友人の勤めていた会社が、顧客から数十億単位の金銭を騙し取っていたことが明らかとなったのです。
これは私の推測ですが、その友人がLINEをしてきたのは、会社の経営が怪しくなってきたので、手当たり次第搾取しようとしてきたからなのでしょう。
それ以来、私はその友人とは連絡をとっていません。
私のことを売ろうとしたと認識しているので、もはや友人と呼びたくもありません。
もしあの時友人の話を聞いていたら、私は投資詐欺にあって、今頃破滅の一途をたどっていたでしょう。研究や推し活どころではなくなっていたかもしれません。
皆さんも、音信不通だった友人からの突然の連絡には十分に気をつけてください。
