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🌸ステップファミリーの関わりすぎを考える!ナチョペアレンティングで見つめる家族の心地よい距離 | 子育て | 子育ての悩み | 特別支援教育 | 療育 | 放課後デイサービス | 放デイ | 学校 | 支援級 |

こんにちは、春乃ひかりです。
今回は特性とはあまり関係無いのですが、
特性のある子にとって
特に大きな課題になり得るので
お話しさせていただきたいと思います。

再婚によって家族になるとき、気持ちがあればすぐに
一つのチームになれるとは限りません。

継親は「家族として役に立ちたい」と願い、
実親は子どもと新しいパートナーの間で気を配り、
子どもは生活の変化を自分の速さで受け止めます。

どの気持ちも大切だからこそ、
関わり方に迷いが生まれます。

米国でSNSを通じて広まったナチョペアレンティングは、
継親が継子の課題を抱え込みすぎないための考え方です。
専門家がその有効性と限界を解説しています。

ナチョペアレンティング(Nacho Parenting)を直訳すると、
「ナチョス式の子育て」です。

ただし、「Nacho」は英語の 「Not your(あなたの〜ではない)」に響きが似ていることを使った言葉遊びです。

そのため、意味をくんで訳すと
「自分の子どもではない継子の養育を、背負いすぎない子育て」
となります。

言葉の印象だけで
「関心を持たない育児」と受け取るのではなく、
家族の境界線を考える視点として見てみましょう。

1. なぜ善意が摩擦になることがあるのでしょう

継親が子どもの生活に
積極的に関わろうとすることは、自然な願いです。

食事、宿題、約束事などを一緒に整えたいと思うかもしれません。

ただ、家族になったばかりの時期には、
子どもにとってその関わりが
急な変化になることがあります。

これまでの生活や実親との関係があるなかで、
新しい大人から注意や指示を受けることは、
内容以上に重く感じられる場合があります。

継親が「自分も親らしくしなければ」と無理をすると、
子どもの反発を
自分自身への拒絶のように受け取りやすくなります。

実親も、子どもを守りたい気持ちと
パートナーを支えたい気持ちの間で揺れます。

こうして、子どもの一つの行動が
夫婦間の対立にまで広がることがあります。

これは誰かが未熟だから起きるのではありません。
家族の役割がまだ育っている途中だからです。

特に子どもに発達特性があり、
予測できない変化や人間関係の調整に
負担を感じやすい場合には、

関わる大人が急いで役割を固定しないことが
安心につながることがあります。

2. ナチョペアレンティングは何を大切にする考え方か

「自分の子どもでなければ問題ではない」
という意味合いを持つナチョペアレンティングは、
継親が継子のしつけや問題を
すべて自分の責任にしない考え方です。

実親が主な子育ての責任を担い、
継親は無理に指導者になろうとせず、
関係を育てることに重心を置きます。

ここでの「距離」は、冷たさではありません。

継親が自分の心身を守り、
夫婦が役割を見失わないための境界線です。

課題を一人で背負わないことで、
継親は子どもに対して余裕を持ちやすくなります。

子どもにとっても、
すぐに評価されたり管理されたりしない関係は、
安心して相手を知る時間になり得ます。

子どもには、新しい関係を自分なりに観察する力、
納得できるまで考える力、
信頼が育った相手に豊かな表現を見せる力があります。

距離を取る期間は、信頼がない期間ではありません。

その子のペースを尊重して
信頼の土台をつくる時間にもなります。

3. 放任とは違う、境界線という視点

ナチョペアレンティングには
批判的な見方もあります。

継親が一切関わらないことや、
家庭で起きる安全上の問題を見過ごすことまで
肯定する考え方ではありません。

海外の記事でも、
完全な放任ではなく
境界線の設定が重要だとされています。

大切なのは、
誰が何を担うのかを曖昧にしたまま、
気持ちだけで頑張り続けないことです。

実親が担う役割、
継親が無理なく担える役割、
子ども自身が選べる余地を、
家族の状況に合わせて考えます。

その形は一つではありません。

海外で生まれた言葉を
そのまま家庭に当てはめる必要もありません。

家族の中で悩みが重なるときには、
学校、支援機関、療育や放課後等デイサービスなど、
すでに子どもを知る人の見立てが
助けになることもあります。

家族内だけで答えを出そうとしないことは、
関係を大切にするための選択です。

4. 今日からできる小さな一歩

今夜、継親として、または実親として
自分が全部引き受けなくてよいことを一つ、
心の中で認めてみてください。

家族らしさは、
急いで同じ形になることではなく、
一人ひとりが安心して関われる距離を探すことから
育つのかもしれません。

あなたの家族にとって、
今いちばん守りたい安心は何でしょうか。
良ければコメントで教えてくださいね。

春乃ひかりでした。


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